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47都道府県庁巡りー14日目 ①南阿蘇鉄道全線再開!乗り鉄旅

こんにちは。昨日鹿児島中央から立野までの乗車券をアップしましたが、本日は南熊本駅からのスタートです。
 今日は少し県庁所在地巡りから離れて、2023年7月15日に地震災害から復旧した南阿蘇鉄道高森線に乗車します!
それでは早速どうぞ!


南熊本駅から豊肥本線で立野駅まで


南熊本駅

肥後大津駅で乗り換えます。南阿蘇鉄道の列車が肥後大津まで直通するということで、肥後大津の段階でお祝いムードです。

肥後大津駅

マスコミ関係者らしき人もいました。

肥後大津駅

瀬田駅です。高森方面からの直通列車が来るとの案内があり、ホームにでました。

瀬田駅
高森方面からの直通列車

そして、しばらく揺られ立野駅に到着です。

車窓


立野駅から南阿蘇鉄道に乗車

JRにも係員がたっており、きっぷの回収をしていました。
駅舎も再整備されているのか、かなりきれいです。

立野駅
運転再開の看板

高森発始発列車の折り返し(=高森行き)の始発列車に乗車です。遠目から見ると京急の車両にも見えます。7年ぶりの再開です!

南阿蘇鉄道の車両

超満員ではありませんが、そこそこ混みあっています。

車内の様子
各駅歓迎ムードです。
車窓

そして、高森駅到着!南阿蘇鉄道完乗です!これで、未乗の路線はJR以外の所謂私鉄では豪雨災害で被災したくま川鉄道を残すのみになりました。早期復旧をお祈り申し上げます。

高森駅

高森駅周辺

高森駅に止まる車両

帰りのきっぷを先に購入しました。

立野駅までのきっぷ 既にスタンプが押される


高森駅

旧駅舎から一枚撮影です。

旧駅舎 ホワイトボートとともに
旧駅舎 配布の旗と共に
旧駅舎
トロッコ列車などの案内
 駅名標

駅前は賑やかですが、少し駅から離れるとのどかです。

駅前の通り

たみやという商店に立ち寄りました。親切なおじさんが営んでいます。

 クリームパン

高森高校では文化祭をしていました。マンガが学べる高校です。
写真はほとんど撮っていませんが、吹奏楽の映像や歯の健康のことなどの出し物をしていました。図書委員の一押しの本をプレゼンする企画も興味深かったです。
吹奏楽は映像でしたが、さすが金賞とるだけにすごい演奏でした。
午後からは、クラスや部活ごとに教室でイベントなどをしていました。迷路に行く勇気も似顔絵を書いてもらう勇気はなく、みるだけにしました。

県立高森高校文化祭

11時くらいに駅に戻るとテントがはってあり、出店がたくさんでていました。お祝いムード全開です。

復旧記念イベント

出店で何か食べようと思い選んだのがこちらです。ふ菜焼きといいます。多分ご当地グルメです。

高森町商工会女性部のふ菜焼き

熊本には各地にワンピースの像がたっています。

フランキー像

全線復旧記念式典が実施されました。南阿蘇鉄道社長や国会議員などからの挨拶があり、くす玉落としでしめられました。
ふみきゅん岸田総理のビデオメッセージもありました。どうりで警察官が多いし規制もされているなと思ったらお偉いさんが結構来ていたようです。一大行事ですね。しかし、来賓は前で話も聞けますが一般は後ろで聞きます。飲食ブースの所までははっきりと声は聞こえませんでした。
文化祭の高校生も来ていましたが、暑そうにしてました。正直お偉いさんの眠い話聞くくらいなら文化祭に集中するか、自由行動にした方が有意義な気がします。

式典と飲食ブース
少し前に来てました くす玉落とし後くらいのタイミング

通り雨があり、雨上がりのフランキー像。

夕立のような雨がふった

 

高森駅から肥後大津ひごおおづ駅へ

ある程度、高森駅周辺の開業ムードを満喫し、きっぷは事前に購入してあったので、立野駅に向かう列車に乗車します。
できませんでした。あまりにも利用者が多いので積み残しが発生しました。

混雑する車内

鉄道ファンの方から声をかけられ、タクシー相乗りも提案されましたが、いい感じに見つからず、それぞれが行動する風になり、バラバラになりました(タクシーNGの縛りを忘れてたがタクシーNGなんですというのも気が引ける)。鉄道ファンは気まぐれな方が多い印象です笑
次の列車を待ってもよかったのですが、一時間以上あります。
という訳で実行したのがこの旅行初日振りとなるヒッチハイクです。高森駅からほんの少し歩いた臨時駐車場の出口のあたりで実行しました。
近くにいた警備員の方に「もっと大きく書いた方がいいよ」とアドバイスを受け、ペンを貸してくれました。ありがとうございます!
水性と確認したはずが時間経過のせいか、油性だったのか消えなくなってしまいました笑
警備員の人は何も悪くありません。
着地でアルコールをお借りし、ある程度は消えました。例の騒動でアルコールがどこでも置かれるようになりましたが、数少ない例の騒動で良かった点かもしれません。

ホワイトボート

さて、警備員と話を終えて間もなく、男性2人組の方から声をかけていただきました。
九州の方で神社やワンピースの像を巡ったり観光している方でした。警備員と話をしている所も見ていたらしく、人に声をかけたりするのが得意そうな雰囲気でした。
途中、ロビンの像に立ち寄るということでご一緒させて頂きました。

ロビンの像

ここはかつて、東海大学阿蘇キャンパスだったところです。地震により被災し、断層もあったため、復旧困難と判断されたそうです。生々しく、地震の痕跡が残っています。私たちができることは限られますし神経質になりすぎると何も出来なくなります。しかし、いつ地震が起きるかわからないので、備えや心がまえはしておいた方がいいでしょう。
南阿蘇鉄道も地震の被災から復旧した鉄道です。単に往復するだけでは体感できない所に行けました。
自然の雄大さと恐ろしさを体感できて、行ってよかったです。ロビン像がここに置かれているのもよく考えられています。

東海大学阿蘇キャンパス 被災の跡がみえる
断層

そして、列車の本数も多くなる肥後大津駅まで送っていただきました。
 列車に乗っていたら体験できないような貴重な体験ができました。本当にありがとうございました。
という訳で、この後佐賀県庁と長崎県庁に行きますが、次の記事に回します。
ここまでお読み頂きありがとうございました!


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