死にたい。それはもっとマシな人間に変わりたいという悲痛な叫び。

授業で海外版の人狼をすることになったが、人狼を知らない俺はネイティブスピーカーの流暢な英語の説明を全く理解出来ずゲームが始まった。俺の人生を暗示するかのように俺の手札は狼だった。何をどうすればいいのか分からず、そんな自分がどう見られてるのかばかり気になり恥ずかしくて死にたかった。徐々にルールはわかってきたが最後までルールが分からない故に困惑しているフリをしていた。なぜならゲームに熱中し楽しむ素振りをするのが恥ずかしいからだ。そんな24歳がいていいのか。何もかも斜視に構えて本気で取り組まず、冷めたフリしてる。自分を変えるために色々試しても根本にあるこの過剰な自意識と膨張し続ける自己愛とクソダサい客観視からは逃れられない。それは影のように生涯付きまとう。もっとマシな人間になりたい。

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