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好きなことに打ち込む情熱と突き進むパワーはどこから来るのだろう?

今朝まだ暗い中、家族が始発電車に乗って出かけました。

しかも、最寄り駅の始発は遅いからと言って、少し遠方の駅から電車に乗っていきました。

今日、土曜日も授業があるのですが、学校へ行くには早すぎます。

では、何処へ向かったかというと・・・


某鉄道会社○○線の某駅。

ある車両がラストランを迎えるそうで、この土日に各種イベントが開かれているのです。

本当は日曜に開かれるイベントに参加したかったのですが入場制限があり、事前の抽選で残念ながら家族は当選できませんでした。

なので、どうしても土曜日のイベントには参加したいと思っていたのです。


家族は鉄道をこよなく愛する、いわゆる鉄オタ。

でも乗り物酔いしやすいので、乗り鉄ではありません(笑)

家族曰く、

『こんな大事なイベントに参加しない訳にはいかない!』だそうで・・・

イベント開始は8時から、先頭の方に並べばなんとか学校にも間に合うと考え、始発で出かけて行ったのです。


6時頃に目的地に着き、既に250人位並んでいるとの現地情報と共に『絶対に学校に間に合わない・・・』との悲しいメッセージが届きました。

早朝から並んだの?それとも前日から? もう250人?! 

先頭の方には制服を着た学生さんも沢山いたようです。

なんと恐るべき鉄道愛、鉄オタパワー!!!

先頭の人達は寝袋を持って並んでいたようで・・・すごい。

もしかしたら、こんなのは序の口なのかも知れない・・・(汗)


この様子だと、1限目は間に合うかどうか・・・

多分、彼が授業に遅れていても、学校からはすぐに私に問い合わせが来ることは無いと思われるので、自分で遅刻の理由を正直に述べるように伝えました。

今まで遅刻をしたことは殆ど無いので、先生方も多少あきれながらも、息子の情熱を理解してくださるのでは?と思っています。そんな学校です。


いつも朝はなかなか起きられなくて大変なのに、始発で出かける計画を聞いたときは、絶対無理だと確信していました。

まして、昨日、急に一緒に行く予定だった友人が行けなくなりました。

たった1人で行くことになり、こりゃ無理だな~・・・と決めつけていました。

でも、でも家族の鉄道への情熱は私が考えているような半端なものではなかったようです。

遅刻は、まったくもって褒められたものではありませんが、何かに打ち込む情熱と目的に突き進むパワーを羨ましく思います。


最近、急に身長が伸び、いつの間にか追いつかれていました。

足の大きさはずいぶん前に抜かされています。

まだ体重は私の勝ちですが(笑)

家ではまだまだお子ちゃまパワー全開なのですが、少しずつ私の知らない世界を広げているようです。


※帰宅した家族の話では、担任の先生に『気持ちは分かるが、学校の立場としては学業を優先してください。』と、やさしく注意されたそうです。



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