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【女子大生の生きるリアル】私が4年間で得たものは学費以上の経験値【最終回】

今年も残すところあと10日になってしまいました。みなさまいかがお過ごしですか。

私はついに先日卒業論文を無事提出しまして、学生生活で残されたミッションはひたすら神頼みすることだけになりました!卒業できますように!パンパンッ!

毎月更新してきた、女子大生の生きるリアルも今回が最終回です。
ほんとに大学生5回分やったんじゃないかなってレベルに濃かった4年間でした。
プレイバック女子大生の生きるリアル

コロナ前とwithコロナ


都心のコンクリートジャングルの中にあるとは思えない緑豊かなキャンパスに通っていました。
大学の両隣駅が非常に栄えてるので遊ぶ場所には困らないし、キャンパスがある駅は高級住宅街と学生街を兼ねていて落ち着いた雰囲気。
入学した当初は第1志望だった大学に落ちた学歴コンプを抱えてたけど、いまとなってはいい大学を選んだなと思っています。

わたしが大学に入学したのは令和元年。
入学式の数日後に令和の年号が発表され、キャンパスの一角で何人かの女の子がはしゃいでいたのを覚えています。
コロナ前に大学生を1年間だけでもできたのは凄く幸運だったと思います。
一限に起きるのが辛くてしょうがないことや、友だちとのランチ、講義後のテスト勉強、寝る間を惜しんでまで打ち込んだ部活動。
リアルキャンパスライフを経験しました。
当時は講義数も多く、部活ガチ勢だったので忙しくてしょうがなかったけど、いまとなっては思う存分大学生できてよかったなあって。

コロナが流行したのは1年生がおわるころ。
2年生の授業から一気にオンラインになり、友だちとも滅多に顔を合わせなくなりました。
コロナになって半年ほどはダラダラと大学生を家の中でしていました。もうイージーライフすぎて。
バイトもそんなに入れなくなってしまったので、時間だけがありあまる日々。
その頃にセーラームーン一気見したり、自分のセクシュアリティを見つめ直す機会があって女性と遊んだり。
大学生という皮を被った人生のモラトリアム期間でした。今振り返るとこの期間以外、だいぶせわしなく予定をつめこんだ大学生活だったので、そういう時間も必要だったんだなと感じます。

「普通の大学生」では無い2年間

この2年間についてはほかのnoteで書いているので今回は割愛。
ネバーランドに2年間いました。
濃くてしょうがない期間でした。ピーターパンのような、いつまでも若い普通の社会人としての道では無い道を選んだ大人たちと過ごした2年間。
普通の大学生らしさの排除を求められながらも、コロナ前では当たり前だった大人数での激しめ飲み会や、クラブで遊んだり相席屋行ったり逆ナンして何人から連絡先集められるかゲームしたりと、大学生らしい経験もさせてもらいました。

若いういちに粗相も弾けたこともやっておいた方がいいなあって、飲み屋でいい歳したオッサンたちがコールしてるの見て思います笑
大学生らしい経験が難しいコロナ禍で、しっかりと遊びの経験をさせてもらえたのはだいぶ大きい。

お金は正義じゃないけど力になる

就職活動が終わりを迎えたのと同じ頃に、わたしはネバーランドから浮世に戻ってきました。
就活真っ盛りの時期にネバーランドにいたため、片手間に就活をしており大変苦戦しました。
ベンチャー企業も落ちまくって絶望してる最中唯一内定が出たのが大手企業で、しかも第1志望だったのでほんとに人生ついてるなあっておもいます。
現在イベントコンパニオンの仕事をしていますが、展示会に行くたびに自分の就職先が立派なブースをかまえて出展しているのを目にしており、運の良さをかみしめる。
内定があまりでなかったからこそ、ほんとにカルチャーマッチしたのを感じるの。

就活をおえてからは先述したイベントコンパニオンをはじめ、とにかくフリーターに負けじとバイトをしています。
1月か2月までは時間の許す限り働いて、最後の1ヶ月は人生のバカンスを過ごす予定。
今まで口座の残高が数十円になるまでお金を使っていたけど、最近はやっと月に数万円ずつ余裕を残せるようになってきました。

得たものを表現する

そんなこんなで、とっても濃い経験を数え切れないほどこの4年間でしてきました。
でも、私の4年間が濃いのはきっとそれをアウトプットする場があったからかもしれない。

まずはあなたが今読んでくれているこのnote。
人気な記事だと80人以上の人がスキをしてくれたり、見知らぬ人が感想のコメントをしてくれたり。
読んでくれてる人がいるだけでもすごいのに、読み手からのアクションはこの上なく私に勇気をくれていました。
不特定多数の読み手にむけて文章を書くのは少しドキドキすることだけど、とってもいい経験をはやいうちからできたなあって思ってます。

もうひとつはInstagramのランジェリーアカウント。
@submerged_lilium
自分の大好きなランジェリーを通して自己表現をしています。
そのアカウントかきっかけでたくさんのカメラマンさんとの出会いがあり、素敵な作品をたくさん撮影していただきました。
被写体としての経験は一瞬一瞬が美しく、儚く、尊いものだったなと思います。

自由に生きていいんだ!

卒論さえ合格すれば晴れてわたしも春からOLさんなのですが。
この4年間のたくさんの経験値という財産から得たものは、自由に生きていいという選択肢です。

いい大学を出ていい企業に就職して結婚適齢期で家庭を持つ、っていう幸せのテンプレート。
多分進学校出身の人とかは、無意識のうちに余計このテンプレートが根強くうちつけられてるんじやないかしら。

この呪いから脱せたのはすごく気が楽。
いま決まっている就職先もセカンドキャリアを築く上で有益なのと副業ができる点が私としてはかなり大きい。
ゆくゆくはOLさんじゃなくて、”なんか綺麗な色々やってるお姉さん”みたいな生活がしたいし。

人生1回なんだから我慢だらけの生活はしなくていい、苦手な人と無理に関わり続けなくていい。
自分の人生なんだから、自分を信じて好きなこと好きなだけやってみたっていいんだ!って。

だって世間では憂鬱なニュースばかり。
物価は上がって手取りは下がって円の価値は暴落中。
黙ってたって世間は助けてくれないのを分かってるくせに世間の常識に染まりたがる人々。
そんな浮世に馴染まなくたっていいんだって心底思えるのは、4年間で培った価値観のおかげだと思う。
きっとこの先もこの4年間を思い出しては、がむしゃらに走った自分をバネにしていくんだろうなと予感する女子大生のお話でした。

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