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フリーランスになって8ヶ月。自分の立ち位置を見直して気づいたこと。


2020年12月15日に会社員を卒業(退職)し、フリーランスとして8ヶ月経った。

現在は会社員として勤務していた会社からの業務委託で仕事を請け負っているのがかなりの割合になっているけど、少しずつ自分が主体の仕事も始めつつある。

先日、クライアントさんと打ち合わせをzoomで行い、今はメッセンジャーでやりとりしつつ、サイトの骨組みを作り始めているところ。無事に完成出来るように頑張ろう。

「#大切にしたいこと」での気づき

毎月始めに「#今月大切にしたいこと」をTwitterにアップしている。

「#大切にしたいこと」を毎月続けて気づいたことを先日noteに書いたが、「書くことで行動につながる」ということが一番大きかった。

書き始めたときはまだ社員でフリーになることは考えてなかったのだが、書き続けることでこれからやろうとしていることが見えてきたような気がする。

フリーランスになるとは思ってなかった

短大を卒業して社会人になったのが1991年春。

最初の1年間は幼稚園の先生(保育科を卒業したので、やってみたかった)として勤務してたが、体調を崩すなどして退職し、半年後に北区にあった会社で事務職として就職。7年近く正社員として勤務していた。

2000年代に入って、新しいことをやってみたいという思いがでて、手に職をつけたいと決意し、デジタルハリウッドでDTPやWebを学んだ。

2000年12月からWEBデザイナーやコーダーとして派遣や業務委託等で様々な職場で就業。

2014年からは縁あって正社員(招待予定派遣で3ヶ月就業後)になって、6年と数ヶ月、一つの会社で勤めていた。

正社員になったのは40代になってからで、この年で社員で仕事できるのは奇跡に近いものがあるので、このまま正社員で仕事をし続けるのも悪くないかなと思っていた。

テレワークから働き方そのものが変わることに

しかし、新型コロナウイルスが広がって、働き方が大きく変わった。基本的にテレワークで仕事するようになり、家にいることが多くなったが、実際にやってみると思ったより出来ていた。

5月中旬、半年ごとに行われる査定面談を受けたとき、上長から思わぬ提案をされて驚いた。

社員ではなく、業務委託で契約に切り替えることは出来ないか?

この提案を言われたとき、つまりは「社員としては適してないということ?」と思ってしまった。

業務委託で会社とは繋がりは続くとはいえ、仕事量によって収入が変わるので、やはり不安はあった。

それでも、今までは副業・複業出来なかったのが出来るようになるし、周りにはフリーランスや開業している人たちが多いので、この形をやってみるのもいいかなと思い、提案を受け入れることにしてみた。

方向は間違ってない

フリーになってからも、勤務していた会社の仕事が今も8割以上ある。時間縛りはないけど、会社では10時〜19時なので、基本的にはこの時間帯に仕事をしていることが多い。

これでは社員と同じではないか!

ということに気づき、自分の仕事も少しずつ始めるようになった。

まずは形からということで、今年の誕生日(1月20日)、開業届を税務署に行って無事に提出してきた。

【開業届提出しました!】 誕生日を迎えて、多くの方々からコメント、リアクション、メッセージをいただいてます(^o^) ありがとうございますー! 今日は仕事をしつつ、いろいろと行動しています。 まずは税務署に行って開業届を提出しました。 提出するまでドキドキでしたが、簡単に提出出来てビックリ^^;。 でも気が引き締まりますね。 区役所にはバーリントン市との友好時計がありました。 この後は六本木に移動中です。

Posted by 関 美奈子 on Tuesday, January 19, 2021

屋号は「ねぴこむ」。会社員には戻らないという決意を持つことで一歩前進できたと思う。

オンラインイベント「カラフルスペース放送局」にゲストとして出演。今までの歩みとこれからをパーソナリティに話し、宣言することが出来た。

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参加者の方が書いてくれたグラレコとドット絵。拙い私の話を見事にまとめてくれて、私自身も励まされた。

1月末にはメンターの一人である立花岳志さんに個人セッションを受けてもらった。

ひたすら立花さんに話しまくっていたけど、最後に「関さんはフリーの方が向いているよ!」と言ってくれたおかげで、大きな後押しになって、頑張ろうという思いになれた。

業務委託会社以外からの案件を引き受ける機会も出来た。
きっかけは「生き急ぐ」を書いた磯部一郎さんに出会えたことからだった。

磯部さんとは昨年末の「サードプレイス・フェス」で知り合った。

その数カ月後、縁あって磯部さんとzoomでお話する機会が持てたことで新たな繋がりが出来て、小さいけど仕事を得ることが出来たのは嬉しかった。

磯部さんは病気を抱えながらも様々な仕事をしたり、コミュニティの場を作ったりと活躍されていて、どんな状況でも仕事をすることが出来るんだということを見せてくれたのが大きい。

オンライングループ「ISOBU(残念ながら今月で解散)」を通して出会えた人も多く、フリーになったけど一人ではないという事に気づいたのも嬉しかった。

6月にはプロのカメラマンにポートフォリオ写真を撮っていただき、7月にプロフィール写真を新しくした。出来上がった写真を見た時、新しい自分を引き出してくれたようで嬉しかった。

ビジョンと思いを決めて、方向を間違えない

自分の職業を「フロントエンドエンジニア」と名乗っているけど、実際はバリバリコードが書けるというところまでスキルが上がってない。

でも、自分のスキルでも出来ることはあると思っていたら、個人での仕事も引き受けられるようになった。

今、進めている個人の仕事では、作業を進めつつ、自分の仕事を公式に紹介出来るようにいろいろと考え始めている。

スキル、作業内容、料金もそうだが、一番考えているのは「ビジョンと思い」

毎月書いている「大切にしたいこと」で先月取り上げたけど、まだ文章にするだけの内容にまとまっていない。

でも、これが決まると仕事に向けてのスタンスも決められると思うので、しっかりと考えて決めていきたい。

フリーになったからこそ、自由に動いていこう!

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フリーになると大変だから私には無理。そう思っていた。

でも、実際フリーになってみると、いろんなしがらみがなくなって、自由に動きやすくなった。

自分で仕事を撮らなければならないし、収入も波があるし、自己管理も今まで以上に気をつけなければと大変なところもあるけど、それ以上に自分で自分をコントロール出来るようになったのは嬉しい。

この写真のように毎日軽やかに過ごしていきたいと思う、フリーランス8ヶ月経った私です。

Photo By. 浅海佐知子(Sachi)


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