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#66&67 ネオアコパビリオン ポッドキャスト 2023.12.14&21  🔔思い出のサニートーク Sloppy Joe 岡人史さん 音楽活動編🔔The Lanudries アルバム発売記念インストアライブ 🔔今週のブルレコメンド「time between/vapour trails to the sky」「The Caraway/Another Christmas Will Come Around This Year」

第66&67回 neo acoustic pavilion/ネオアコパビリオン ポッドキャストをお聴きいただいた皆様ありがとうございます。これからお聴きいただける皆さま、宜しくお願い致します<(_ _)>


第66&67回放送内容
🔔思い出のサニートーク ネオアコの輪 ゲスト Sloppy Joe 岡人史さん 音楽活動編
🔔The Selection of the Lanudries アルバム発売記念インストアライブ Digest
🔔今週のブルレコメンド「time between/vapour trails to the sky」
🔔今週のブルレコメンド「The Caraway/Another Christmas Will Come Around This Year」

世の中には2種類の音楽が存在します。
ネオアコとネオアコでないものに、そんな日常に寄り添うネオアコの世界を一緒に触れてみませんか?

思い出のサニートーク ネオアコの輪 ゲスト Sloppy Joe 岡人史さん 音楽活動編

(テキーラ)岡さん、本日もよろしくお願いいたします。

(岡さん)ネオパビ。よろしくお願いします。

(中村)本日はディスクブルーベリーの中村が音楽活動について質問させていただきます。よろしくお願いします。恒例ですが、活動歴を時系列で教えていただけますか?

(岡さん)はい活動歴ですが大学からですね音楽活動を始めたのは、大学で東京に来てたぶん1996、7年ぐらいですかね、大学で知り合ったメンバーと
MY COFFEE MOMENTという、大学だけじゃないか、大学時代に好きでクラブ行ったりとかしてる中で知り合ったメンバーで、一人は同じ大学で結成したのがMY COFFEE MOMENT。最初は3人だったのかな。僕とドラムとベースの3人で始めたような気がします。で、ちょっとサポートで今でもよく飲みに行ってるんですけども、仲良いメンバーとギターをサポートしてもらったりしながら4人で演奏することが多かったかなと。それがMY COFFEE MOMENTですね。名前はですね、ちょっと失敗したなと正直思ってまして、名前がなかなか決められなくて、で、家で飲んでたのかな、練習の後とかに外出た時にコカ・コーラの自販機があって、そこにキャッチフレーズ的に書いてあった言葉を安易に使ってしまったというですね。で、バンドの最初の頃って少しインディーポップで可愛いらしいというかですね、声も今とは全然違う歌い方だったと思うんですけど、なので、名前的にもいいんじゃないかみたいな、イメージとしてもいいかなと思って付けた名前ですね。それがちゃんとバンドとして活動したのは初めてのことかなと大学1年とかですねに初めて活動を始めました。で、そのバンドでは多分今日色々音源とか持ってきてるんですけど、とりあえず色々持ってきてみましたという感じなんですけど。

(テキーラ)カセットがここに大量にテーブルに。

(岡さん)最初はなんかベースのネコさんという、ベースの通ってた学校の学園祭みたいなときに初めてライブをしたんじゃないかなと思うんですよねMY COFFEE MOMENTとしてそうですね。それが多分初めてじゃないかと、
で、その後ライブハウスとかで初めてやったのはこのカセットが多分当時の出演者に配られたやつだと思うんですけど、Space Cola Vol.8ですね。で、MY COFFEE MOMENTの他に、risettePing pong dashHarmony hatchとというのがちゃんとというかですね。ライブハウスでやったのはこれが最初だった。

(中村)ライブ音源なんですか?

(岡さん)いや、ライブ音源ではおそらくないと思います。多分出演者、こういう方たちが出ますよって言って、事前に配っていただいたんじゃなかったかなと思いますね。昼間のシェルターとかだったと思いますね。多分96年か97年くらいだと思いますね。その頃はこういうカセットを主になかなかレコードとかCDって出すきっかけがなかったので、みんな自分でカセットをコピーして売るっていう感じでやってましたね。こういうファーストなのかな?Isaw many white tea cups というタイトルのシングルでですね。曲名ではないんですけど、Looking for Something as your funっていう曲は結構好きで、小林しのさんにも気に入ってもらってたみたいなのでそうなんですね
っていう。

(岡さん)こういうカセット出したりとか手売りとか、なんかのイベントで人にあげたりとかですね。そんなことをこういうカセットでやってたかなと思います。

(テキーラ)よく配ってたね、そういえば。

(岡さん)基本売れるもんだと思ってなかったので、聴いてもらえればいいかっていう感じで作ってた気がします。と、7インチをですね。これは何年ですかね。何年か当時米国音楽で記事を少し書いてたりしたいけや君という方がいまして。その方が、その方って言っても同い年なんですけど、がレーベルをやるみたいな話になって、イケヤ君がそのレーベルをやってたんですけど、4曲入りかな、4バンド4曲入りですね、にRed Go-Cartとかですね。
corniche camomileAIRPLANE RIDERMY COFFEE MOMENTで収録していただいたと。当時ミントスタジオって、て池尻大橋だったかな、でレコーディングさせていただいたような記憶が。ただレコーディングをそこでしたんですけど、なんかいまいち緊張して全然ダメで、後日自宅で録ったのが音源になったような記憶も。

(岡さん)レコーディングというものがちゃんとこういう音源に残るというのが、カセットは本当に気軽に自宅で大体スタジオとか自宅で録ってたんですけど。

(中村)音源作ってそれを人に渡すわけだから、自分でカセットだとね全部自分でやるから、なんかね、いくらでもこうやってるけど。

(岡さん)そうですね。なんか軽い気持ちでやってましたけど、ちゃんとレコードになるというので結構ビビってたかもしれないですね。

(中村)頑張んなきゃともプレッシャーがスタジオではなんか。

(岡さん)そうですね。このスプリットじゃないですね、コンピレーション7インチ、スクラップブック01ですけど、に入ってた曲はSeventy seconds tea timeという曲で、完全にこれアコースティック、アコギー1本となんかシェーカーが入ってるぐらいな感じで、まあ、歌をベースのネコさんと二人で歌ってるぐらいな感じですね。曲の感じはDISLOCATION DANCEみたいにしたいなと思ってですね、アコースティックですけど、なんかそれっぽく作ったつもりでしたと、そういう感じですね。多分この頃からあんまり可愛いのよりもそういうオブスキュアなネオアコにハマってたので、徐々にここまでは可愛いかもしれないですけど、これ以降は声が渋くなっていく。今に繋がっていくという感じですね。で、MY COFFEE MOMENTファイアステーションタワーがですね、すごい色々良いバンドをリリースしてたんで、カセットを送ってみたら、コンピにまず入れていただけたという感じですね。
1曲ファイアステーションタワーのコンピに収録していただいて、さらにこういう7インチも、ついにあのファイアステーションタワーから出せるんだっていうので、もうすごい喜んだ記憶があります。

(中村)すごいですね。この7インチってこのジャケットとかは誰が考えるんですか?

(岡さん)ジャケットはですね。写真は大学の友達で写真をやってた友達がいたので、

(中村)それはレーベル側に送ったんだけど、ジャケット全てこういう風にしてほしいっていう。

(岡さん)そうですね。何種類か。

(テキーラ)ドイツのレーベルだっけ?

(岡さん)そうですね。ドイツのファイアステーション・タワーレコードだったんですかね、当時は。

(中村)クレームが来たのかなんか知らないけど変わりましたよね。

(岡さん)問題があってタワーが取れたっていう。その後なんか、あのもうバンド終わった後ですけど、これ何周年のファイアステーションタワーの何周年かの記念に出したコンピにも未発表だった曲を入れてもらったりとかですね、っていうのをこのMY COFFEE MOMENTではやってましたね。

(中村)作品。ディスコグラフィーとしてのですね。

(テキーラ)日本版もしかして?

(岡さん)日本版もこれは日本版も出てますね。

(中村)どこから出したんですか?

(岡さん)えーと、これはどこですかね。BAD FEELINGってあれですね。ユニオンのレコードのレーベルですね。

(中村)解説も入ってるんですか?

(岡さん)解説も入ってるんですかね。ちょっとちゃんと見てないなっていうのがバレるな。実はうちの奥さんがちょうどこれがリリースされた直後ぐらいに海外に行ってドイツにも寄ってきたんで、その時にフリーマーケットかなんかで本人に、うべにあったらしいんですけどあって、これもらってきたんですけど、失くしちゃってですね。見当たらないということで、ユニオンの知り合いに頼んで日本版を入手しましたと。

(テキーラ)そういう裏話があるんだ。

(岡さん)失くしたとは言えず。

(中村)まだちょっとよく中身がそこまでは。とりあえず一応持ってなきゃって、自分の入ってるってのもあるから。

(岡さん)開けてないかもしれません。日本語のバンド紹介みたいなのが入ってますね。

(中村)ちゃんと入ってますね。そこがMY COFFEE MOMENTの活動ですね。ここから解散したのは何か?

(岡さん)解散したのは理由はまあなんかいろいろですね。いろいろ問題が起きまして、で多分2001年ぐらいでやめたんだと思いますね。で、その直後に一人でなんか曲を作ろうかなと思って、で作ってたものを人に配ろうと思ってカセットを作ったのがSloppy Joeの始まりですね。そんなSloppy Joeのデモを作ってました。

(岡さん)silent dreamっていう曲はその後ちゃんとリリースしてますけど
とかですね。Sloppy Joeっていう曲がSloppy Joe唯一のインスト曲なんですけど、多分どこでも披露はしたことないっていう、とraspberry fieldという曲3曲入ってますね。もう完全宅録で、家で一人で作りました。というのがSloppy Joeが多分2002年ぐらいにこのカセットを作ったんじゃないかなと思いますね。

(木村)一人で始めた?

(岡さん)そうですね。もともとDJイベントとか自分で行ったりしてる時になんかライブとかやってよみたいに言われて、ライブを急遽やることになって、一人じゃさすがになと、もともとMY COFFEE MOMENTだったゴーキチ君っていうドラマーと今のSloppy Joeの岩渕さんブチさんですね、にお願いして3人で初めてのライブをやったという感じですね。UFOクラブだったかなと思うんですよね高円寺。

(テキーラ)UFOクラブでSloppy Joeが。

(岡さん)そうですね。UFOクラブのDJメインのイベントだったのかな。ちょっと誰と他誰が出たかあまり覚えてないんですけど、それをやったのが初めてのSloppy Joeとしてのライブですね。その時あまり曲もなかったんで、カバーを3曲ぐらいやったりとか、とプラスここに入っているような曲をやったという。そうですねで、その時DJを、そのイベントでDJをやってたサトミ君っていうのが、その後Sloppy Joeにギターとして加入するっていう。

(中村)その方は別に他にバンドやってたんですか?

(岡さん)多分やってなかったと思いますね。DJで結構ネオアコ好きで、ネオアコをかけるDJで、なんか話があってギターもできるっていうんで一緒にやろうと。

(中村)はじめは国見さんとかはいなかったですね。

(岡さん)そうですね。トランペットが、トランペットもクラブでよく一緒に飲んでたマロン君というちょっと可愛らしい名前ですけど、マロン君がトランペットでやってよって声かけて、なんか元々トランペットをやったことがあったのかな忘れちゃいましたけど。

(中村)初期は違うトランペットだったんですかね。

(岡さん)そうですねでその4人5人ですかね。構成としては今とほぼ同じ構成でメンバーが違うっていう感じで、その頃のメンバーでは1枚アルバムと7インチを出したという感じですね。これがですね8曲入りで、自分たち的にはミニアルバムだと思ってたので、この前アルバムリリースした時もカウントを実は忘れてて、別にあの無くしたいアルバムじゃないんですけど、周りの人に1枚足りなくないかって怒られましたけど。でも8曲入ってるからアルバムでいいじゃないかっていう。だから本当はこれがファーストアルバムで、この前出たのは3rdじゃないかっていう感じもします。で、その前に直前にこれジャケ違いで同じものなんですけどTrying To Be Funnyっていう曲のと、Silent Dreamですね。さっきのカセットにも入ってた。

(中村)出たとこは別の会社なんですかね。

(岡さん)これはですね。Cubbyhole Fabricationっていうすごいレアなレーベルでして

(中村)なんか他にもありましたよね。

(岡さん)私が勝手につけた自主レーベルです。ちゃんとロゴも作ってですね、このラベルにも。なんかA West Side Fabricationってレーベルがあるじゃないですかスウェーデンの。それっぽい名前にしたくてFabricationをつけたんですけどでCubbyhole Fabrication。心地よい空間作りみたいな意味合いの。

(中村)いい空間だわ。

(岡さん)そんな感じでちょっとカフェでコーヒーしてるみたいな。こう混ぜてる、スプーンで混ぜてるようなロゴになってます。

(中村)こっちは?

(岡さん)中身は一緒です。

(岡さん)なんとなく試し刷りを白い紙でしてみたら、別に緑のデザインじゃなかったんですけど、たまたまこの色が出て、もうこれもいいねって言って、2種類作ったという感じと、あとジャケができる前にですね、プロモ版としてジャケを作ったやつが。

(中村)さすがそういうところがね。こだわりがちょっとした。

(岡さん)なんか確かBell&Sebastianがライブやったりとか、トラッシュカンシナトラズがライブをちょうどその頃来日してやってて、渡せる機会があったんで渡そうと思って、それ用にこれを用意してメンバーにあげました。ジャケを作りたいと思って急遽。ただ、スコットランドのレコ屋で売ってたっていう情報がですね。

(テキーラ)売っちゃったのかな。

(中村)売っちゃった人はいるんですね。

(岡さん)まあしょうがないですよね。

(テキーラ)あの鎌倉のおじさんが狙ってるよ。

(岡さん)査定に入ってる。

(中村)3種類ある。同じものですね?中身は。

(岡さん)そうですね。7インチは一緒です。ジャケ違いのジャケですね。

(岡さん)この辺がさっき言ったメンバー。初期メンバーでリリースしてた音源ですね。あとデモのCDがもう1枚くらいありますが。

(中村)そこからコンピに入れたやつですか?これ持ってますね。

(岡さん)そうですね。これくらいまでが初期メンバーでの活動になってます。

(中村)コンピに入れてもらったのがWeekendでしたよね。

(岡さん)そうですね。

(中村)この曲でこれもプロモーションコピー?

(岡さん)そうですね。

(中村)こだわりがすごいですね。

(岡さん)ちょっと入れたいって、スタンプを押したいって。

(中村)レコード好きなんですよ。

(岡さん)真っ白なレーベルはダメでしょう。

(中村)ダメでしょうけどね。ちょっとしたあれはしたいなっていう。マニアックだね。

(岡さん)はい。その後ちょっとメンバーが変わる前に取ってたような音源がこの『With Kisses Four』っていう。フルアルバムでこれアナログにもなりましたけど。この前ちょっとメンバー全員のサインをもらったばかりなんですけど。

(中村)やっと揃ったみたいな。

(岡さん)そうなんですね。

(テキーラ)自分のレコードに自分のサインをしてる。

(中村)LPだと常に持っていかなきゃいけなくなるのもなかなか大変ですもんね。でも揃ったと。これがセカンドですね。

(岡さん)そうですね。まあ、本当はこれがセカンドアルバムで、で、これはこれをとってる最後の頃に、ちょっとメンバーの入れ替えがあったりとかして、一部今のトランペットの国見さんがこの時はまだメンバーじゃないんですけども、1曲かな2曲かな、に入れてもらったりと、ゲストとして参加してもらったと。これでそのレコーディングですごい良かったんで、ぜひやってもらえませんかとお願いをして快諾いただいたと。ドラムもこれを作る途中ぐらいからですね。今のドラムに変わってる。

(中村)今固まってる。非常にメンバー同士の良い感じ。

(岡さん)演奏力が一気に上がった感じはしますかね。

(中村)みんなそれぞれ素晴らしいですね。

(岡さん)そうですね。初期のインディっぽさがすごいあるのも個人的には好きで、それも良いし、今のリズム隊がしっかりしてるのも良いなと思ってます。

(中村) その前に何か

(岡さん) これは、このアルバムを出した時に一部の店舗でおまけが、Obliviousのカバーをしたりですね。一部の店舗でBobby WomackのDaylightという曲で、これ岩渕さんが是非やりたいって言ってますね。Georgie Fameがやってるこの曲がすごい岩渕さんが好きで、是非やりたいって言うのを。

(中村) なるほどなるほどこっちは違うんですか。

(岡さん) またこっちも内容が違います。こっちはHOUSEMARTINSのカバーとかだったかな。どこに書いてあるんでしょうね。

(中村)Edwyn CollinsEPって書いてある。

(岡さん) そうですけど、多分中身はHOUSEMARTINSのカバーじゃなかったかなと思います。どこに書いてあるの?書いてない、書いてなさそうな感じですね。多分HOUSEMARTINSのカバーがをやった記憶があります。

(中村) 曲は?

(岡さん)  ME AND THE FARMERですね。

(中村) なるほどね。すごいやっぱりこだわりがあって、ちょっとしたバリエーションがいろいろあって。

(岡さん) でもレーベルのこの時はWhite Lily Recordsっていうレーベルから出して「HNC」っていうのをやってるYUPPAちゃんって言う子と、当時JET-SETとかで働いてた中村義響とかの2人が多分やってるレーベルなんですけど、そこでいろいろこうジャケもYUPPAちゃんにやってもらってすごい気に入ってるし、写真はこちらから提供してデザインしてもらって。

(中村) なるほどね。

(岡さん) で、その後アナログ盤はFastcut Recordsさんからアナログ化してもらって。

(中村) これが特典でついてた。

(岡さん) そうですね、この特典でおまけがついてました。で、この頃このそうですね。アルバム出した時のリリースパーティーでは、カジヒデキさんにライブでゲスト出演していただいたりとか、一緒にオレンジジュースのカバーやったりとかですね。いい思い出だなとブルーボーイのカバーをやった気がします。オレンジジュースのブルーボーイっですね。

(中村) サラのブルーボーイじゃなくてオレンジジュースの。

(岡さん) で、ちょうどですね、なんとこれをこのアルバムをリリースしたのが2011年の震災の翌日とかでですね、なのであまり活動ができず、というか、何かが何か告知しにくい雰囲気があったので。ちょっとタイミングが悪かったなと
いうのはありましたね。

(テキーラ) エンターテイメントが一気に止まっちゃったもんね。

(岡さん) そうですね。おめでとうっていう雰囲気ではないので。

(岡さん) ただまあ、これをきっかけにというか、このぐらいの時代に海外のフェスにも出させてもらうきっかけがあったりとか、インディートラックスEdwyn Collinsも出演する回に出させてもらって、その時何が出たかなと、何かいろいろいいバンドが出てた気がしますね。その前の年か前の前の年ぐらいも行ったんですけど、そこでPOOH STICKSとか見たりとか。あのフェスは本当素晴らしいフェスだったなと思いますね。もうなくなってしまいましたが。

(中村) でも出れたのは素晴らしいですね

(岡さん) 当時出てたのは、まあでもEdwyn Collinsがやっぱり一番。POCKETBOOKSが出てたりとかですね。POCKETBOOKSの人が主催だったかな。そんな気がしますあと、あれですねLOVE PARADEのグレアムが弾き語りをやってたんですけど、インディートラックスって、あの田舎のレールウェイの鉄道の博物館的なところになってて、鉄道に乗って移動して会場に行くって感じなんです。

(テキーラ) かっこいい。

(岡さん) その鉄道の中でグレアムがラブパレードの曲をアコギで弾き語りをするのを、みんなで座ってみるっていうのがあったりですね。すごい良いフェスでしたね。その時に先ほどのNorthern Portrait。

(中村) の人が見に来て。

(岡さん) そうですね。

(テキーラ) 今ファースト。

(岡さん) そうですね。その後セカンドですね。この『Waiting For The Night Begins』というのを出したのが約3年前ぐらいですかね。それもまたですね
コロナ禍に入った、ちょうど入った時にっていう。Sloppy Joeがリリースすると、災難がついてくる。なので、そのままのレコ発もできず、今に至るという感じですね。なんか、ちょうどそんな中でやる気もちょっと落ちてしまって、やっとまた今年活動を再開し始めたという感じですね。2年ぐらいおとなしくしてましたね。

(テキーラ) 生活環境はもしかしたら変わったタイミングかもしれないけど。

(岡さん) そうですね。コロナ禍は本当にライブ1回もやってないので、またできるようになって、これからかなそうですね。あとはIvory Pastっていうのを、これは完全にソロですね。もう宅録でIvory Pastという名義でも2012年ぐらいからですね。Sloppy Joeやりながら気が向いたら作るというのをやってる感じですね。

(中村) 小林しのさんと参加していただいて。

(岡さん) これがIvory Pastですね。はじめたきっかけは、Trixie's Big Red Motorbikeがライブをやりたいっていうのがあって、うちの奥さんのLITEN BUTIKENっていうお店でやったりとか、東京と大阪かなツアーまでは行かないかもしれないんですけど、ライブをやるときにファンジンを作ったりとか、それにおまけのカセットを作るっていうときに自分が入れることになって、そのときにIvory Pastを作ったっていうのがきっかけですねね。スプリットのカセットを作らせてもらってフレキシとでそっから活動は地味に続けてます。

(テキーラ) 突然なんかやってるよね。

(岡さん) 思い立ったら。

(岡さん) なんで今はSloppy Joeをやりながら、Ivory Pastを細々とやってます。

(中村) いいっすよねIvory Pastもね。

(岡さん) ありがとうございます。音楽活動は全体だいたいそんな、片わらDJやったりとかですね、声がかかれば。

俺のネオアコ曲 ”俺アコ”はTrashcan SinatrasのHow Can I Apply

(テキーラ) 岡さんも今までたくさん音楽を聴いてきたと思いますが、俺のネオコ曲、つまり俺アコを教えてください。

(岡さん) はいそうですね。難しいですけど、やっぱりリアルタイムに80年代を体感してきた人間ではないので、やっぱり自分の青春時代というかですね。そういうのを聴き始めた頃に聴いてたものが、やっぱりいろいろ思い入れがあるなと思ってます。そんな中で1996年ですねに多分自分の中では初めてリアルタイムで買ったネオアコ周辺のアルバムかな、というのがTrashcan SinatrasのHappy Pocketですね、でやっぱり自分の中ではそのアルバムがTrashcanの中でも一番好きで、特にそうですねHow Can I Applyが最高に。

(木村) そうか。世代が違うと3枚目から。

(岡さん) 3枚目からってそうですね。もう聴いたのが3枚目。まあリアルで自分でこのアナログでちゃんと買った、ファーストとかもう手に入んなかったんでで。目の前にもう登場してきたその3rd、Happy Pocketが自分の中で一番思い入れがあって好きだなという感じですね。なので俺アコはHow Can I Applyかなと。

(木村) いいチョイスですね。

(岡さん) 渋いですが。

(中村) 渋いけどやっぱりしみますよね。

(岡さん) そうですね。最近再発とかもありますけど、とてもいいアルバムなのでぜひ聴いてください。

「Ivory Past/Send You Rain」


The Selection of the Lanudries アルバム発売記念インストアライブ Digest

The Selection of The Laundries [*blue-very label*]10trks.LP 3,800円+税

***初回50部の超限定特典「未発表/レア音源CDR」付き***

発売日 2023年11月3日(土)

artist : the laundries (ザ・ランドリーズ)
title : the selection of the laundries (ザ・セレクション・オブ・ザ・ランドリーズ)
cat.no. : blvd-040
format : 33rpm /12" LP (included digital download code & insert)
release date : 2023/11/3 (レコードの日エントリー作品)
price : 3,500円+税

side-A
1.ドライブの日に .......... from 1st. album "the laundries"
2. I Have Real Love.......... from 1st. album "the laundries"
3. シーモア .......... from 1st. album "the laundries" 
4. No Man's Fall ........ from 2nd album "natalie"
5. Bell & Co. .......... from2nd album "natalie"

side-B
1. Rain .......... from 2nd album "natalie"
2. Reel Around the Station Square ........... from 3rd album "synanthrope"
3. Teenage Song .............. from 3rd album "synanthrope"
4. Balance ............... from 3rd album "synanthrope"
5. I Call Your Name .............. from split flexi "b-flower"

re-mastering : kenichiro kozono (small garden studio)
design artwork : asuka iwabuchi
front photo photo-creater : davis k.clain
supervisor : takayuki kimura
executive producer : kei nakamura

ザ・ランドリーズは東京のネオアコ・バンド。今までリリースされたアルバム3作品からと、関西のb-flowerとのスプリット・フレキシから厳選セレクトした10曲入りアルバム。マスタリングは小園兼一郎(small garden studio)によるアナログ・カッティングに最適化した良音マスタリング。写真家 davis k.clainの印象的な写真を元に、アートワーク全般を岩渕あすかが担当。新作リリースも待たれる現行ネオアコバンドThe Laundries、往年の名曲がアナログ盤にて蘇る。デジタル・ダウンロード・コードと歌詞とレアなアーティスト写真を含むインサートが付属する。2023年レコードの日の超目玉アイテムになることは間違いない!!


今週のブルレコメンド「time between/vapour trails to the sky」

VARIOUS ARTISTS / CHRISTMAS PAVILION ~ Natale ai mirtilli [*blue-very label*]よりFriedrich SunlightでブレイクしたBrent Kenjiの新ユニットTime Between

今週のブルレコメンド「The Caraway/Another Christmas Will Come Around This Year」

レーベル:blue-very label
型番;blvd-026
フォーマット:7”レコード盤(ダウンロードコード付き)
発売日:2021/11/3(Sat) レコードの日
価格 1,720円 (税抜き価格1,600円)
JAN CODE : 4589636220106

自主CDRでリリースも抜群の内容で話題となり、SNSなどで絶対レコードにしてほしいと云う多くのリクエストを受けていたナンバー。キャラウェイ節炸裂といった風でスッキリしないこのご時世を吹き飛ばせる勢いのクリスマス・チューン♪ A2は柔らかくウォームな雰囲気のインストゥルメンタル・チューン。B1では今春、コロナ禍で厳しい状況の高円寺disuqes blue-very実店舗を救済コンピレーション・アルバムへ提供していたナンバーのファンカラティーナ・バージョン。B2はレーベル・メイト? Johnny Dee (The Korova Milk Bar) の隠れ名曲「Goodbye Flip-Flap Guitar」をアコギメインに極上カバー。The Carawayは今年夏に開催されたRecord Store Dayエントリーしたガルコンが僅か2日間で完売し話題となった。そして同年暮れにコレが極めつけのリリースとなるでしょう。枚数限定リリース、、、マストバイアイテム♪♪♪

All songs & Mixed by Osamu Shimada (except B2 Johnny Dee)
Mastered by Seiki Sato (catchball studio)
Illustration Ikuno Nema(nee)
Designed by Masahito Oikawa
Executive Producer Kei Nakamura
Pressing by Toyo Kasei (東洋化成株式会社)


neo acoustic pavilion podcast(ネオアコパビリオン ポッドキャスト)
2022年9月15日  配信スタート!!
パーソナリティーはtequila kubota(テキーラ久保田)、kimura tin tin duffyこと木村 (the laundries / diogenes club) 、nakamu-lab こと中村(*blue-very label*/disques blue-very)が努めさせていただきます。
ネオアコにまつわる音楽、映画、雑誌、イベントなど、時にゲストを交えながらお話しします。
毎週木曜日 20時30分~ 是非お聴きください(^^♪


Twitterメッセージはこちら↓

@neoacopavilion

協賛は、DISQUES BLUE-VERY


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