おひるね愛好家

散歩が好き。猫に会えたら嬉しいし。 本が好き。喫茶店で珈琲飲みながら読むのも、子ども…

おひるね愛好家

散歩が好き。猫に会えたら嬉しいし。 本が好き。喫茶店で珈琲飲みながら読むのも、子どもが昼寝してる間に読むのも好き。寝る前にちょっと暗い部屋で読むのもいい。もう大人だしやってもいいよね。 早起きが好き。なんでもできる気がする。今日、本の記録をつけようと思った。

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noteで読書感想文をはじめることにした。

散歩が好き。猫に会えたら嬉しいし。 本が好き。 喫茶店で珈琲飲みながら読むのも、 煮物作ってる途中でボケッとしながら 読むのも好き。 寝る前にちょっと暗い部屋で読むのもいい。 もう大人だしやってもいいよね。 早起きが好き。なんでもできる気がする。今日、本の記録をつけようと思った。 読書感想文をnoteではじめます。

    • 君に光射す

      小野寺史宜さんの小説を読むと、人との距離のはかり方とか付き合い方を考えさせられる。 良かれと思ってやったことが良くない方向に進んでしまったとき、どうやって立て直すのが最適解なのかな、とか。 街にいる人みんなそれぞれ歴史があって人生があって、それを深く知らないから関係ない人にそんなに優しくできないこともあるけど、それじゃ駄目だよな~〜なんて改めて思えるので、小野寺史宜さんの小説は引き続き定期的に読んでいきたい。 自分にもみんなにもやさしくできる自分でいられますように、と。

      • ご機嫌な習慣

        松浦弥太郎さんはこんな大人になりたいなと思っている方のひとり。 そして松浦さんの習慣をちょこっとだけ真似しながら自分もご機嫌で素敵な大人でありたいな、と思っている。 世界で好きな本屋を探すなんて、文字で見ただけで素敵なことだと感じるし、さっそく実践してみたいところ。まずは日本から始めようと思う。 最近は本屋さんが減ってきてしまっていて、それでも残ってる本屋さんってどこも芯があって本を愛している店主さんが営んでいると信じているので、街からそんな素敵な店が消えないように続いて

        • いらねぇけどありがとう

          なんとなく日々に疲れている人たちに読んでほしい1冊。 毎日頑張ってる自分を目一杯労ってあげたいな~〜という気持ちになりました。 子どもや家族に何かやってあげてるって思うのは完全に押し付けだし恩着せがましいし、うーんと思っちゃうけど、先回りして色々なことを準備してる自分のことくらいは褒めてあげてもいいよね~〜って気持ちを忘れないでいたら、毎日ちょっとだけご機嫌に過ごせそうなので大事にしたい心持ち。

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        noteで読書感想文をはじめることにした。

          ついでにジェントルメン

          柚木麻子のついでにジェントルメンを読んだ。 あしみじおじさん、という話が特に好きだった。 友達にすすめられて来た美容外科の待合室で始まる物語。幸せになりたい、でもそもそも幸せってなに?って色々考えて、物語の主人公から参考にできる生き方を取り入れて…と試行錯誤する感じ、でも君人生舐めてるよね?と思われそうなあの感じ。 身近にいる人生舐めてるよね?って感じさせてくる人のことを思う等しながら読んでみてほしい。

          ついでにジェントルメン

          君のクイズ

          夏頃から悲しいニュースが多くてテレビをほとんど見なくなった。 唯一リアルタイムで見ているのが、ナゾトレ、クイズ番組。 出演者にとても好きな人がいて、その人が優勝できるようにと願いながら見ている。お城とか世界遺産とかがクイズになってるので、旅に出たいな~〜と思うなどしながら見ている。 そして、最近読んだ本。 noteを更新していなかっただけで実は色々読んでいた。それは後ほど。 君のクイズ。 ナゾトレは早押しクイズの番組じゃないから、問題文の途中でピンポンとボタンを押して

          古本食堂

          原田ひ香の古本食堂を読んだ。 馴染みのある町が物語に出てくると嬉しい。 古本食堂の舞台は神保町にある古本屋さんで、 足繁く通っていた町である。 私は喫茶店のクリームソーダが好きで、(ただ映え狙いの若者たちと同じ括りにされたくないという強い思いから最近はクリームソーダ好きですって声を大にして言っていないのだけど、流行るよりずっと前から好きなんです)神保町にある喫茶店は特にお気に入りだった。 そして喫茶店で本を読むのが好きな私にとっては、神保町はうってつけの町だったわけである

          そして誰もゆとらなくなった

          朝井リョウさんのエッセイが好きだ。 これはリアルな知り合いとは全く繋がっていないnoteだから堂々と書けることである。 さくらももこさんのエッセイが好きで、ただただ楽しい気持ちだけを受け取ることができるからと書いていた朝井リョウさん、あなたのエッセイで私はひとりで声を出して笑っています。 読んだ本の記録を淡々と書いているnoteですが、朝井リョウさんのエッセイに関しては毛色が違いますので、読みたい人だけ読んでください。(私は先に言いましたよ~〜) 朝井リョウさんにファン

          そして誰もゆとらなくなった

          川っぺりムコリッタ

          萩上直子の「川っぺりムコリッタ」を読んだ。 川っぺりにあるムコリッタというアパートに住む人たちの物語。 タイトルの響きがまず抜群に良い。 常に日常がおびやかされているような川っぺりに住みたいなんて思ったことはないけど、人は偶然にはあんまり死なないってのはなんか分かる気がする。 「シアワセなのよ。ね。ささやかなシアワセを細かく見つけていけばさ、なんとか持ちこたえられるのよ。こんなギリギリの生活でも」 ギリギリのとこで生きていたいとは思わないけど、どんなときも自分でシアワ

          川っぺりムコリッタ

          木洩れ日に泳ぐ魚

          恩田陸の「木洩れ日に泳ぐ魚」を読んだ。 この本を読むのは初めてではない。 夏が近づいてくる頃に手に取ることが多いこの本。 この本の書出しが好きで一気に引き込まれてしまう。 私はこの物語は一組の男女の別離の話として読み進めた。ある男の死を巡る謎についての物語でもあるし、山の物語でもあるし、1枚の写真についての物語でもあるけれど。 一緒に住んでいた男女がそれぞれ別の場所に引っ越す前の部屋の空気は初夏がいちばん似合う気がする。 また来年読むかもしれない。

          木洩れ日に泳ぐ魚

          そしてバトンは渡された

          瀬尾まいこの「そしてバトンは渡された」を読んだ。 本屋大賞で話題になって、映画化した作品。 親との死別、離婚、再婚により苗字が何度も変わっている高校生の話。 自分に子どもがいるからなのか、梨花さんが優子ちゃんのためと言ってとった行動に全く共感できず。 美談みたいになってるけど、違うんじゃないか…という気持ちが沸々と湧いてきてしまって、感動物語というよりは森宮さんと優子ちゃんの人柄が割と好きだなって思いながら読んだ1冊。 3番目のお父さん森宮さんの言動は大好きだった。一

          そしてバトンは渡された

          カレーの時間

          寺地はるなさんの「カレーの時間」を読んだ。 今年読んだなかではいちばん気に入っている。 人生の中で大事にしたいことが詰まっていた。 苦手だと思っていた祖父と住むことになった桐矢。 それぞれ事情があって、でもそんなの知ったこっちゃないよと苦手になってしまうこともあるよね、と改めて。 簡単な話ではないけど、少しでも人生が交わる人とは互いの人生を慮っていきたいな。 ~時の流れ、という表現があるが、時間は去るものだという感覚が、ぼくにはいまいちわからない。地層のように積み重