そして誰もゆとらなくなった

朝井リョウさんのエッセイが好きだ。
これはリアルな知り合いとは全く繋がっていないnoteだから堂々と書けることである。

さくらももこさんのエッセイが好きで、ただただ楽しい気持ちだけを受け取ることができるからと書いていた朝井リョウさん、あなたのエッセイで私はひとりで声を出して笑っています。

読んだ本の記録を淡々と書いているnoteですが、朝井リョウさんのエッセイに関しては毛色が違いますので、読みたい人だけ読んでください。（私は先に言いましたよ～〜）

朝井リョウさんにファンレターを書くとサイン会で内容をエクセルにまとめられ、PCカタカタされ話しかけられちゃうと思ったら怖いので、ファンレターが書けません。
どうにかこうにかして、朝井リョウさんに届くといいな～〜とも思っています。
（お～〜い！朝井さん読んでたらホールケーキでも一緒に食べましょう～〜）

そして誰もゆとらなくなった

朝井リョウさんのエッセイが好きで好きでたまらない私ですが、このエッセイを知り合いに勧めるのはハードルが高い。
なんてったってお腹ゆるゆるの朝井さんのエッセイにはトイレの話がやたら多い。
社会人なりたての頃、たまに飲みに行く男の子の友だちがいて、朝井リョウさんのエッセイを貸したら、その後音信不通になって本を借りパクされたことを思い出しました。（朝井リョウさんのエッセイを人におすすめする、ということはこういうことなのです。）（電車の中で読んで吹き出しちゃって恥をかく等していたらのごめんねって今頃思っています。）（その後、その本は買い直しました。）

ただ勘違いしないでほしいのが、お腹ゆるゆるの話が堪らなく好きで朝井リョウのエッセイ最高！！と言っているわけではないのです。
朝井リョウのエッセイを読むということは、すなわちお腹ゆるゆるの話も読んでますよ～ということなのですが、爆笑しているのはお腹ゆるゆるの話だけではないので、そこだけ勘違いしないでくださいね、ということは強く主張していきたい。

余興で人体交換マジックをした話も催眠術の話もひとり声を出して大笑いし、夫に気味悪がられ、話の内容を要約しようとしたところ笑いすぎて話ができず、「朝井リョウの面白さを人に伝えられる表現力を身につけるといいね」という謎のアドバイスをもらう等しました。

私はこの面白さを朝井さんのような文章で伝えられるように、このエッセイを繰り返し読んで、表現力を身に着けようと思っています。本は繰り返し読むと自分の言葉になるっていうもんね～〜。