川っぺりムコリッタ


萩上直子の「川っぺりムコリッタ」を読んだ。

川っぺりにあるムコリッタというアパートに住む人たちの物語。

タイトルの響きがまず抜群に良い。
常に日常がおびやかされているような川っぺりに住みたいなんて思ったことはないけど、人は偶然にはあんまり死なないってのはなんか分かる気がする。

「シアワセなのよ。ね。ささやかなシアワセを細かく見つけていけばさ、なんとか持ちこたえられるのよ。こんなギリギリの生活でも」

ギリギリのとこで生きていたいとは思わないけど、どんなときも自分でシアワセ見つけながら生きていくってすごく大事だと思う。


映画もよかった。

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