今年の漢字一文字はなんですか🐏
脳と感受性が多動な自分にとって一年という時間をたったの一文字に集約するのは厳しいものがありますが、今年も考えてみました。
みなさんの今年の漢字一文字は、どんな字になるのでしょうか。
そしてそして、みなさんご自身のなかの流行語大賞はどんな言葉でしょうか。
今年は時間の感覚がバグっていて大好きなシュトーレンを食べるのも忘れていたほどですが、もうこんな時期なんですね。
(ねえこの間まで5月だったよね…???)
未来の話だと思っていた「Withコロナの時代」を普通に生きてる自分がいます。
前置きが長くなりましたが。
私の2020年を漢字一文字で表すと「籠」かなあとおもいます。
こもる、です。 籠城の籠。
「籠」の竹をウに変えると寵愛の「寵(いつくしむ、めぐむ)」に変わるのでお気に入り。
かんむりを取ると「籠(かご)」が「龍(りゅう)」になって本性が出る感じがするのでお気に入り。(?)
何年か前に、尊敬しているブロガーのかたが「そのときの自分にとって、“やりたいことが何もしないこと”ってこともあるんだよ」っておっしゃっていました。
その言葉を見たときに「うわ、わかる」と思ったのですが、私は全然何もわかっていなかったのだということが判明したのが今年のこのコロナ禍による自粛期間です。
「何もしない」の度合いが、それまで思っていた程度では全然足りていなかったのです。
「休みの日に休む」レベルでは全く足りない。
しかもその「休む」の中身も、身体を休めながらも同時に何もしていないことへの罪悪感に囚われていたらなんのブレイクスルーも起こり得ない。
そのうえ罪悪感によって心が蝕まれると、やがてそれはやまいとして身体を巣食いはじめます。
その意味でも、多くのかたにとってそうであったように私にとっても今年は(極めていい意味で)固定観念が音を立てて崩れ去るようなリセット、リスタートの年となりました。
おもいがけずセミリタイア体験生活に舵を切ることとなりましたが、これはライフワークバランスを根底から見直す素晴らしい機会となりました。
「仕事の合間に申し訳なさそうに休む」
そんなんじゃ幸せになんてねえ、なれるわけがなかったよ。(自分の場合は、です)
わたしはこの逆くらいのバランスじゃないとのびのびと生きられない生き物。
だからいろんなことを諦めたり、素直に人にお願いしていかなければいけない。
自分のテリトリーに「籠」もりながら、そんなことをひとつずつ知っていったのでした。
「身体と心が元気で」「お金の心配もなく」「罪悪感も持たず」自分自身とふたりっきりになれる時間をとれたのは、人生からの貢ぎもの以外の何ものでもないよな。
(そうやって出来上がった記事がこちら)
ああ、ちなみに自分のなかの流行語大賞は「note」でした。笑!
自粛期間に書き始めてうっかり今日も来てしまってるので。
以前の記事でも書いているので繰り返しになるのですが、未来って何が起こるか本当にわからないんだってことがわかった2020年。
来年の計画なんぞ立ててあげない。
目標立てて達成に向けて頑張ることで、社会にいさせてもらえる気がしてた。
上手く出来なくても目標達成を欲しがることで、“ 人として(笑) ” 生きてることを許される気がしてた。
でもそんなもん私にはもう必要がない。
真っ白な2021年を、わたしが心から「カワイイぃ!!」とはしゃいでしまうようなうつくしい色に染めていくだけだ。
***
思いがけず過去記事を拾ってもらえるとすごい嬉しくなる。
先日泣きながら書いたnoteへのこちらのご感想もうれしかった。
みんなさんありがとう。いつもありがとううう。
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