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ネット小説のすゝめ

なんだか筆がのっていたで私が愛用しているネット小説の話をしようと思います。

私のネット小説の始まりは「占いツクール」で、今は「アルファポリス」やら「小説家になろう」とかを中心に読んでいます。アニメや漫画はもちろん大好きなのですが、なにせ絵を書く分進みは遅くなりますし、内容が削られてしまうものです…。
そこで原作があるものに関しては基本的に先に原作を読んで先回りしてしまうタイプです。とにかく次の内容が気になる!っていう感覚が苦手で、一気見したいです。

そんなわけで、私のおすすめネット小説をいくつか紹介してみたいと思います。今回は小説家になろうからです。ちなみにどれもファンタジー系です。ファンタジー万歳。現実逃避万歳。

一つは最近号泣しながら読んだものの、そのシーンが辛すぎてまだ続きが読めていないもの。「転生したら悪役令嬢だったので引きニートになります」

二つ目は継続が苦手な私でも、更新されたのをみてはちょくちょく読み続けているもの。「最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。」

三つ目はVRMMOジャンルは苦手だったけど、他のとは違う感じで面白かったものです。「吸血鬼作家、VRMMORPGをプレイする。〜日光浴と料理を満喫していたら、いつの間にか有名配信者になっていたけど、配信なんてした覚えがありません〜」(今見たらめちゃめちゃ更新されててうれしい…)

転生系とかなので苦手な方は苦手かも…。ですがどれもあまり恋愛要素が強いものではないので、気分穏やかに読めるのが好きです。ちなみに私は恋愛色が強いものも普通に好きで読むのですが、特に好きなのはむしろ友情!だったり、家族愛が強いものが好きです。そういう意味で、恋愛系によりすぎないロリショタがでてくる話は好きです。まぁ、素直に可愛いっていうのもあるんですけどね。


「転生したら悪役令嬢だったので引きニートになります」

https://ncode.syosetu.com/n8251fq/

この話は私が論文執筆で精神的に追い込まれていたときに現実逃避に読んでいたものなんですが…。
いや、思い出しても辛い。そのシーンまではいわゆる溺愛系のお話で、題名の通り悪役令嬢に転生したので、前世の記憶を思い出してからは横暴な態度は取らず、あまり外に出ることなく主に家で過ごします。父親が国でも王族に次ぐ(凌ぐ)力を持つ貴族で、悪役令嬢の時代から娘のことを溺愛しており、娘のためならなんでもする、権力も金も魔力も物理的な力も全て強い、まさに最強という父親です。そのほかに元々攻略対象だった男たちも出てくるのですが、主人公(まだ自分を悪役令嬢だと思っている)は幼い頃に巻き込まれた事件を機に男性恐怖症になっているため、基本的には父親一番、のファザコンです。この話がなぜ号泣するものになるのかは、その決定的なシーンについては書きませんが、この父親と娘の関係性に起因するものになっています。
父(イケメンで最強)と娘の深い愛情、エモい。

「最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。」

https://ncode.syosetu.com/n2539hw/

このお話は少女アイビーが主人公になるお話です。転生ものではなかったはず…。この世界ではスキルが星の数で表され、アイビーが住んでいた田舎の村では星なしは迫害の対象になっていました。アイビーは洗礼で自分が星なしであることを知り、村中、そして家族からも除け者にされます。そんな中占い師のスキルを持つおばあさんが彼女に生きて行く術、薬草や毒を持つ植物、狩の仕方などを教えてくれます。森の中で生きて行く術を身につけながら過ごして行くものの、唯一彼女を庇護してくれていた占い師が亡くなったことを機に彼女は村人たちから命を狙われることになり、村を追われて旅に出ました。話はこの旅から始まり、旅先で星なしだからこそテイムできる魔物や、人々と出会ってのんびりと旅を進めるお話です。あれ、私なんかしちゃいました?みたいな話でもあります。伝説の魔物テイムしちゃったり。そんなとこも私は許せちゃうアイビーの可愛さが好きです。

「吸血鬼作家、VRMMORPGをプレイする。〜日光浴と料理を満喫していたら、いつの間にか有名配信者になっていたけど、配信なんてした覚えがありません〜」

https://ncode.syosetu.com/n2539hw/

これは吸血鬼が出てきたりはするのですが、ハイファンタジーではなく、ローファンタジーですね。現代社会、というよりも近未来?な舞台で、VRMMORPGがカプセル型みたいな機械で体験できます。タイトル通り、作家をしている吸血鬼が主人公なのですが、ずっと長年田舎の家の中にこもっていることで、他の吸血鬼はある程度日光に耐性があるに関わらず主人公はほとんど耐性がなく、執筆はアナログで行っており担当編集にわざわざ原稿を取りに来てもらっていました。さらには吸血鬼は基本的に一般的な料理を美味しいと感じることはないため輸血パック?みたいなもので血を摂取しているのですが、主人公は血があまり好きでなく、一般人なら死んでいる心肺停止状態のまま日常生活を行なっていたりします。超天然というかポワポワ主人公(男性)なのですが、そんな彼がVRMMORPGを始めることになったきっかけが担当編集が妊娠によって原稿を取りに来れなくなったこと。このカプセル内の世界ではなんとアナログで描いたものもスクリプト化されたり、その中の世界で会社があったりと、まぁ色々とんでも世界なのですが、それを利用し、これからはゲーム内で執筆することになります。そしてゲームをはじめたものの、超デジタル音痴の彼にとっては右も左もわからず、不具合にも、全員手動で綺羅に限りゲーム内の行動が全世界配信されていることも知らず…。吸血鬼で休憩を必要としないため圧倒的なゲーム時間に驚かれることから彼の配信(無自覚)に注目が集まります。長くなってしまったのですがこの無自覚配信や吸血鬼ならではの不具合を通して今まで長らく担当編集としか関わってこなかった彼の生活が一変していきます。天然で周りに愛されキャラ、いい。ポワポワ成人男性、好き。


本当に長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございます。そして私が読んだ話の設定とかキャラクターの名前とか、どんなに好きでもどんどん忘れていってしまう質の人間でして、色々と説明が明確でないところは申し訳ないです。ぜひ、実際に読んでみてください。

ちなみに…
そのほかに最近読んでいるものは、「転生してハイエルフになりましたが、スローライフは120年で飽きました」、「異世界のんびり素材採取生活」、「プニプニ勇者ツイッター小説」とかがあります。


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