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ダイエットを止めると痩せた


ダイエット、ここでは減量の意味で使う。
一番理想に近く、身体が軽かったのはダイエットをしていなかったときだ。
これだけだと矛盾しているように聞こえるかもしれない。


少しでも体を引き締めるため、体脂肪を減らすため、体重を落とすため…

・食事の量を減らす
・炭水化物を減らす
・糖質制限
・断食
・有酸素運動
・筋トレ

テレビ番組では次から次へと短期間で効果の出るというダイエット、
YouTubeでは筋トレ動画、
SNSでは個人が一か月で-10kgの減量方法紹介、
さまざまな筋トレグッズやマシーンも手軽に購入できる。

ダイエットを始める理由もいろいろ。
「夏が来る前に」
「お正月太り解消」

ここで問題なのは、ダイエットを短期間のイベントととらえていることにある。
水だけで過ごす、というのは一日はできても一生は無理。
毎日ジョギング40kmを一生続けるのも現実的ではない。


ダイエットに一番大切なことを聞かれて成功者が答えるのは、「継続」


10回の腹筋でも、5分の縄跳びも毎日続ければ習慣になり、自然と体は引き締まっていく。またそれに身体が慣れていくと、同じ時間でも回数を増やしたり負荷を多くすることができるだろう。

今は摂食障害のため違うが、それまで努力して運動をしたわけでもないし好きなだけ食べても、みんなから細いと言われる体型を保っていた。
その理由は習慣にあった。
週に2回クラシックバレエをしていて、よくないのかもしれないが身体は常に筋肉痛。
お腹も脚もつまめる脂肪はなく筋肉で引き締まっていた。

運動量はかなり多かったが、いやいやしているわけではなく、私にとってそれは日常に組み込まれたルーティーンだった。

バレエのおかげで体型の少しの変化にも敏感になり、できるだけ維持しようと自然に心掛けていた。
また基礎代謝量も多く多少の間食分もすぐに消費されていた。

歯磨きや睡眠は一週間限定のイベントではなく、毎日必ず(ほとんどの人は、おそらく)することで頑張る頑張らない、さぼるさぼらないの問題ではない。

ダイエットにおいて大切なことは、当たり前のことを習慣化し、それを無意識に、できるようにすることだと思う。

ダイエットは最高の整形
続けた人が勝ち
続けている限り成功する

いろいろな名言があるが、才能関係なく「続けた人は必ず成功する」、人生を変えるお得な方法である。

普段と違うことをするとストレスを感じて体調や気分に影響が出ることがある。
それによってある人は「自分には向いてない」とダイエットを諦めたり、余計に太る生活をしてしまう。

結果を出すことではなく、「とりあえず続ける」ことを目標にしてみるのが一番のダイエット成功の近道かもしれない。


頂いたお礼は知識と経験を得て世界を知るために使わせていただきます。