#2【古民家DIY】田舎暮らしは甘くないぞ!~素人が古民家に住む前にやるコト8選~

こんにちは _nekosomurieです。

これから古民家暮らし、田舎暮らしを始めようと思っている
皆さんに お伝えしておきたい事があります。

一口に古民家といえど、工法やスペックは様々。
何県に住むのか、どんな暮らしをしたいのかによって全然変わってきます。

安いじゃん!節約もできそう!と田舎の古民家暮らしに飛びついたら
とんでもない額の出費が待っていた!! なんて事も。

今回は田舎暮らしや、古民家DIYに手を出す前に知っておくべき事、やっておくべき事を まとめてみましたので ぜひご覧ください!


その1、田舎に移住後の収入をチェック!

「田舎は物価が安いから、都会暮らしの今より贅沢できるだろう」
と考えていると 痛い目に合いますよ!

田舎に移住すれば それに伴い収入も減るのが一般的です。
地域によっても 選べる仕事が製造業に偏っていたりして 都会で生かしていたスキルを 田舎の企業で発揮できるかどうかは わかりません。

手取り20万あった人が 手取り15万円になってしまった。なんてこともザラにあります。家賃が引っ越して10万円の半分の5万円にできたとしても、車の購入費や維持費や保険、ガソリン代、都会よりかかる暖房光熱費を加味すると むしろ都会暮らしより苦しくなる場合があります。

IT化が進んで 完全テレワークができる業種も増えてきましたが、
テレワークできる仕事を辞めた時に
また新しくテレワークできる企業に就職できるかどうかは わかりませんので会社を辞める前にはよく考えましょう。

その2、老後の生活費をチェック!

車必須の田舎暮らしでは 若いうちはいいかもしれませんが、
老後のことを考えると 田舎暮らしは不安がいっぱいです。

歳を取れば体も言うことを聞かなくなり 病気にもなりやすいです。
高額な医療費や介護費もかかってくることを考えて
余裕をもって 生活しなくてはいけません。

病院に行く手段は 車かバスか?高額なタクシーか?程度ですが、
バスもタクシーも来ないようなところでは 車を運転するしかないですが
日本は高齢化社会で高齢者の運転による凄惨な事故が後を絶ちません。

自分が歳を取った時に テレビで報道されてしまうような 取り返しがつかない事故の加害者にはなりたくないですよね?

高齢になるまでに 田舎でお金を貯めて、
免許返納をして車を手放す時が来たら
ある程度バスや電車が通っていたり、宅配サービスなどが充実している
地方都市に 引っ越すことを検討した方がよさそうです。

老後の引っ越し先のおすすめは 私が生まれ育った 新潟県長岡市です!!

なぜなら 長岡は特例市(※) にも指定されており、
バスや電車もある程度通っており 関東圏と違い土地もかなり安く、
車を使わなくても暮らせていけている お年寄りがたくさんいます。

肉や魚、野菜やお米、ラーメンも美味しくて 安く手に入り、シッカリした大きな病院も建てられていて 子供やお年寄り向けのサービスが充実しているからです。

今後もある程度 生活インフラの拡充が見込めるため 都会から移住してくる方も増えてきています。
都会からのアクセスも良く新幹線を使えば東京まで2時間もかかりません。

※ 平成19年4月1日、長岡市は特例市に移行しました。
 特例市とは、政令指定都市、中核市に次ぐ都市格で、人口20万以上の市が対象となります。地方分権を推進するため、都道府県から一定の事務権限の移譲を受けることで一般の市よりも多くの事務権限を持ち、市民生活に密着した行政サービスを行えるようになります。

その3、車の数や維持費、ガソリン代をチェック!

田舎暮らしでは 移動手段のメインとなる 車が必須ですが、
人数分の購入代のほかに 保険、車検、その他メンテナンス費、冬場の雪や凍結対策グッズや 駐車スペースの確保除雪の用具などにお金を使わなければいけません。

豪雪地帯だと 車をそのまま置いておくと 雪が一晩で積もって車が埋もれて雪の重さに耐えられずに ペチャンコになる場合もありますので
ガレージの設置が必須になってきたりします!

他にもっていないなら ドライブレコーダーや カーナビ、ETCなどの
設備投資も検討しておきましょう。

また、ガソリン代が どれほどかかるのかも 考えておかないといけません。
移動距離や地域にもよりますが1~2万円ほどは見ておきましょう。
冬場の路面凍結に備えてスタッドレスタイヤ(1~3万円程度)も必要です。

その4、古民家周辺の生活インフラをチェック!

「狩猟や畑で自給自足するから スーパーなんか 無くても平気!」
・・・そんなこと考えていませんか?

甘い!甘いです!!スーパーやホームセンターは 長く生活するつもりなら
必須の生活インフラです。

いくら土地が広くでも、頑張って自給自足すると決意しても
プロの農家でさえ 天候不良で不作の年が有ったり 動物からの被害などで大きく損失を受けてしまう場合があります。

狩猟に関しても、誰でもできるわけではなく ちゃんとした法律でルールが決められており、狩猟をできる場所や期間が厳しく決められていますし 罠にかかった獲物を どうやって仕留めるのか?誰がさばくのか?
今一度 考えてみてください。

素人が ちょっと頑張ってみたところで、急にすべての食費を賄えるような自給自足を果たすことは 到底かなわないのです。
初めての田舎暮らしをする場合は特に、田舎暮らしでも日常的に通える範囲にスーパーがあることは必須条件だと心得てください。

スーパーだけではなく、
病院や福祉施設、ガソリンスタンド、
子供がいるなら 保育施設や学校が ちゃんと用意されているのか?

ちゃんとした教育を受けられるだけの環境や 最低限の遊び場があるのか?

ペットがいるなら 対象の動物を見てくれる動物病院は 近くにあるのか?

なども あわせてチェックしておきたいですね。


生きていると いろんなことが有りますからね。
家族が急に具合が悪くなっても 救急車も来てくれないような場所では いざというときに 後悔する可能性があります。

他にも、
・水道、ガス、電気、インターネットがちゃんと来る地域なのか?
・都市ガスなのか?プロパンガスなのか?(プロパンガスは費用高めです)
・電話が通じるのか?夏場、冬場の光熱費、灯油代がいくらかかるか?
・ゴミ出しはどのようにすればいいか?捨てる場所はどこか?
・ネット購入時の送料は追加発生するか?配送対応地域か?

チェックしましょう。

ちなみに私は雪が降る 新潟県長岡市で生まれ育ちましたが、
11~3月の冬場の灯油代は
風呂釜、灯油ストーブのためだけに毎月3万円ほど
かかってるそうです。
これに加えて 普段の電気代やガス代もかかっていました。
(※築50年の実家に5人家族+猫2匹暮らしです。私が上京して4人家族になってからも この費用はほとんど変わりません。)


「薪を使って窯や薪ストーブで煮炊きするから ガスや電気代なんて不要!」・・・とか思ってませんか?


薪はどんな木でもいいわけでなく
主にゆっくり燃える 広葉樹を使う必要があります。


購入した土地に広葉樹の森林が含まれていればいいですが、
それ以外の山や森林は 基本的に土地の所有者がおり 
その所有者の許可を得て 木を切らせてもらい、クレーンなど 大きな木を運び出していく手段も必要になってきます。
いったい誰が用意するのでしょうか?

更に切り出した木材は適当な大きさにすべて割ってから1~2年乾燥させる必要があり すぐには使えません!w

しかも、1年間で必要な薪の量は2~5トン!!だそうです。
・・・集められますか?w これだけ集められたとしても  
それを補完する広大な敷地も必要になってきます^^あほらしいですね。

これをホームセンターで買おうものなら、一冬だけで20~30万円かかります。

もし薪で生活するのでしたら 
地域密着型のフリマアプリである【ジモティー】を使って近所の
森林を管理している方が格安で出品している
1トンで2~3万円の薪を入手できれば 節約できるかもしれませんが
薪ストーブメインの生活は あまりお勧めできません。

よっぽど好きじゃないと、続けられないでしょうね。

その5、防災について考えて いい土地を選ぼう!

川が近かったり、山の中や近くにある古民家に住むのには危険が伴います。
日本は地震大国ですから、豪雨や地震による水害や土砂崩れやによって家が倒壊したり 最悪の場合は自分や家族の命が失われる可能性があります。

眺めがいいから、安く売っていたからと言って
崖地や擁壁のある場所に家を建てたり 川の近くや海の近く、
山の中やふもと、地盤の緩い場所に住むことは避けましょう。

土地を選ぶときは 行政が公開しているハザードマップやネットで見られる
その土地の過去の地震被害や 水害の履歴なども参考にして、賢く選びましょうね。

災害と住みやすさのことを考えると、私のおすすめは富山県です!

富山県は山に囲まれていて、台風や地震がほとんど来ないことで有名です。
地震が少ない都道府県ランキングの1位に入っていますし、
自然災害に強い都道府県ランキングでも5位に入っています。


その6、安さに惑わされるな!古民家を内見しよう!

古民家が格安やゼロ円で売っていたり、移住するだけで補助金がもらえるのには必ずワケがあります。 

前に生活インフラについても触れましたが、古民家は当然
現代の家と比較にならないほど スペックが低かったり、老朽化が激しくなっているケースがほとんどです。

それでも何とか 若い人に来てほしくて地域活性化のために地元の方々や 自治体があれやこれやと 対策を打っているわけですよね。

中にはもはや古民家とも言えない【廃墟】物件も存在しています。
それを住める状態に持っていくまで直すとなると 自分の体力といい食事や寝床の確保といい、田舎暮らしどころか もはやサバイバルに近い状態になっていきます。

古民家は、一般的な住宅とは違って 修繕の難易度がとても高く、
予想外のトラブルも多く発生しますので、
本当は 素人が手を出すべきものではありません。

素人が初めて古民家をDIYする場合は、
今ですと築50年代くらいが限界といったところじゃないでしょうか?

当然古民家は買っただけで すぐに使えるようなものは少なく、
水道、電気、ガスの設備は生きているか?給湯器などの設備はあるか?
大規模な修理が必要か?自分たちでどこまでできるのか?
など 購入前に必ずお金をかけてでも 内見して調べておきましょう。

これを めんどくさがって怠ると 引き返そうにも
引き返す財力も体力も無いような 取り返しのつかない状況に追い込まれる可能性があります!!

以下にに古民家を内見するときに確認しておくべき、
チェックリストを作っておきましたので 参考程度にご覧くださいませ。

◆古民家を内見するときに確認することリスト◆

残置物の量や ごみの撤去費用にいくらかかるのか?
家を購入したら すぐにDIYしたいと考えるかもしれませんが、
まずは家の中にある全住民が使っていた家具や生活用品を撤去して
掃除しなくてはいけません。

場合によっては業者を呼ぶ必要がありますし、
自力で撤去を考えるとしても 運び出すためのクレーンやトラックの手配や
廃棄先を調べて地域のルールに従って マナーを守って
分別しないといけないので大変です。

修繕が必要な個所があるか?修繕にかかる費用は?
 家を片付けても すぐにオシャレなDIYに取り掛かれるわけではなく、
まず先に 最低限住める状態に持っていく必要があります。

「DIYで全部なんとかするから大丈夫!」と甘く見ていると 思わぬ
事故の原因や 大きな出費が発生しますので、
どこまで自分たちでできるのか?どこまでプロに任せるべきなのか?
あらかじめ決めておきましょう。

修繕を考えるうえで内見時に見ておくポイントは 以下の通りです。

・基礎にひび割れ、崩壊が起きていないか?
基礎のコンクリートに水が入ってしまい 中の鉄筋がさびて腐っているなど、どうしようもない状態は 家屋の耐久力が著しく低下している可能性があります。あまりにひどいと 何もしてないのに家が倒壊した なんて事になりかねません。

補強したり、基礎や耐力壁を新しくコンクリで作る必要がある場合は
専門家が構造全体の計算をしてバランスよく配置する必要があり、

素人仕事では かえって建物全体のバランスを崩すことになるので 
地震が起きた時などムラのある部分に負荷がかかって倒壊の原因になる事も考えられます。

基礎の大規模な修繕が必要なら、プロに任せるか、プロの友達を作って手伝ってもらう必要があります!!

・建物が傾いていたり、建付けが悪くなっていないか?
1~2センチの傾きなら誤差の範囲ですが、傾きが大きいと そのまま住むと不快ですし 体調を崩す原因になりますので 直した方がよさそうです。
あまりにひどいと 油圧ジャッキを使って傾きを直す必要がありプロの介入が必要になってきます。

扉やふすま、障子がスムーズに開閉できるか?もちゃんと確認しましょう。
トイレに入ったら出られなくなった!なんて悲惨な目に合いますよ。

・雨漏りをしていないか?雨が吹き込んでいないか?
雨漏りをしていると 建物の中をどんどん腐らせてしまい、
カビや異臭の原因になったり せっかく家をきれいにしても台無しになりますので 一番最初に直さなくてはいけません。
規模によっては 屋根の素材を張り合える必要があり、防水もしっかりしないといけないので 費用が高額になったり 高所作業になると危険なので注意が必要でです。

・床が抜けていたり ブカブカしていないか?
ブカブカしているだけなら 床材を張り替えれば済むのですが、床下の根太や大引きまでやられていると 時間も費用も嵩みますので どこまで自分でやりたいか?やれるか?確認が必要です。

・壁や柱、床が腐っていないか?
腐っていると 取り替え費用がかさみます。特に柱が腐っていると建物の耐久力にも影響してくるので一部取り換える必要があり 油圧ジャッキなどが必要になりますと プロの手を借りないと素人には修繕できない場合があります。

・シロアリ被害にあっていないか?蟻道(シロアリの通り道)がないか?
DIYで一番厄介なのがこのシロアリ被害です。シロアリはありという名前がついていますが正確に言うとゴキブリの仲間で食欲が大せいで、大量に繁殖して建物の木材をスカスカになるまで 食い尽くしていきます。

食われてしまった木材は撤去して、新しい木材を入れてやる必要があり、柱をやられていたら大ごとになります。
シロアリが絶賛入居中の場合は シロアリ駆除や防蟻塗料などの手間も費用も発生します。

・キッチンの修繕、取り換えは必要か?
キッチンのシンクがさびて 穴が開いて補修ができるような状態じゃない場合は 中古のキッチンなどを仕入れて水回りや配管も手入れする必要があります。

・トイレや風呂、洗濯機置き場などの水回りは漏水跡がないか?
水回りの修理は難易度が高いですし、お金もかかりますので プロに任せた方が安心です。自分で治すならしっかりお勉強をしてからやりましょう。

・お風呂の給湯設備が付いているか?使えるか?
給湯設備がなかったりスペックが低かったり 壊れていると不便ですよね。
給湯器の設置工事には 平気で100万円以上飛ぶ場合がありますので、
どこまで直すのか、どこまでの不便さに耐えられるか考えておきましょう。


ハクビシンやネズミなどの害獣、害虫が住み着いていないか?
タヌキやハクビシン、ネズミなどが住み着いていると やっかいです。
屋根裏のあちこちに糞尿をまき散らして 酷いにおいがしたり、電気系統をかじられることによる漏電は火災の原因にもなります。

捕まえて駆除しようにも ハクビシンなどの動物は 動物保護法に引っかかる場合があり 追い出して出入口をふさぐ方法をとらなければいけないのですが、一度住処にすると ずっと住み続ける特性がある生き物は しつこく戻ってこようとします。

業者に依頼すると1回で5~6万円ほどかかります。
無駄な労力を避けるために 天井裏を点検してヤバい匂いがしないか確認しておきましょう。

断熱対策は どの程度必要か?いくらかかるか?
古民家に住むうえで 断熱対策は侮れません。

特に窓やドアは 見た目にはわからないほどの隙間でも 気密性が悪いと 外からの風を感じることが有りますので要チェックです。
ペアガラスや樹脂窓を施工するよりは 窓自体をふさいで壁にしてしまう方が断熱効率が高いです。

ただでさえ築50年以上の古民家に分類される建物は 断熱剤がなくて
気密性の悪い窓がたくさんあって 断熱効率は下の下です。
押し入れや廊下などの空気の層を作ることによって 断熱を図っているようですが 断熱材を使った断熱に比べたら 微々たる効果です。

老朽化で隙間風などが入ってきていれば ほぼ室内イコール外気状態!
夏は暑いわ冬は寒いわで ずっと生活するのは相当なストレスです。
断熱効率は今後の冷暖房費にも直結してくるので
早めに対策したい項目の一つです。

屋根、壁、床下、窓の断熱を考えると相当な費用が掛かりますので、予算があまりない方は メインで使う部屋だけでも施工するといいと思います。

本当にやりたいことが できる環境か?
田舎に住んで 古民家の庭でバーベキューやキャンプがしたいなーとか、
近くの川で釣りをしたいとか、泳いで遊びたいとか、
薪ストーブを使いたいなー。と思っている方は多いのではないでしょうか。

実際に住んでみたら 思いのほかご近所さんとの距離が近くて、
煙やにおいなどで ご迷惑をおかけしてしまったり
そもそも山火事の対策などで BBQや焚火が禁止されているエリアだった!
遊ぼうと思っていたエリアに 実は所有者がいて許可が下りなかった!

そんな経験談を持っている方が少なくありません。

その自治体のホームページなどを確認して 本当に自分のやりたいことが
実現できる場所なのか しっかり現地を歩いて時間をかけて調べましょう。

その7、耐震診断を受けてみよう!

耐震診断(たいしんしんだん)って知っていますか? 
建物の構造をプロが診断して
耐震性能を評価してくれるサービスのことです。

耐震診断には5~15万円ほどかかりますが、
各自治体が費用を助成してくれて 数千円~数万円の持ち出しで受けさせてくれる場合がありますので 是非調べて活用してください。

あくまで壁を壊して 中を見たりする大規模なものではなくて
図面や目視の範囲で行うものですが、

地盤や地形の評価、基礎の評価や
雪が1m積もった状態で震度7の地震が来たらどうなってしまうのか?
という評価をつけてくれるので 住むかどうかの判断材料にしてみてください。

私も実際に引っ越し先の古民家を診断してもらったのですが、
総合評価はなんと 「0.20」(倒壊する可能性が高い)という とても低い数値でした(´・ω・`)

100点満点のテストで言えば 20点くらいでしょうか。
※数値が1.0以上なら「一応倒壊しない」と言えます。

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しばらくは大規模な補強工事をする予定はないので
富山県に大地震が来ないことを祈りながら 暮らそうと思います。

地震のリスクも織り込み済みで
古民家DIYをやっていかなくてはなりませんね。

その8.最難関!?田舎暮らしの人間関係をチェック!

仮に 環境も立地も値段も 完璧な移住場所を見つけられたとしましょう。

しかし 現実はうまくいかないことだらけ!
閉鎖的な地域や 小さな集落では
よそから来る得体のしれない他人を よく思わない住民もいるのです。

想像してみてください。
わざわざ都会から 不便な田舎に引っ越してきて不便な暮らしを楽しんでる 
若い夫婦や独り身なんて タダの変態にしか見えませんよ!
(おいっ)

前に屍鬼ってアニメを見たけど ろくなこと無かったじゃないですかー!!
(アニメに影響されすぎ!!)

昨今ではキャンプブームで 許可されていない場所での危険なBBQや
バーベキュー後のゴミを不法投棄する 無法者などが話題に上がっていますから、田舎のご近所さんは特に警戒しているわけです。

田舎で自分を受け入れてもらえるかどうかは 運ゲーではありますが、
ある程度のコミュ力と 礼節をもって時間をかけて仲良くなっていけば
きっと強い味方になってくれることでしょう。

心配な方は 入居前に近所を散歩して
ゴミ屋敷や荒れた庭などの怪しい家が無いか確認し、
勇気を出して近所の住民にこやかに「こんにちはー」と声をかけてみましょう。

よほどのことがない限り 良識のある大人ならば、
知らない人からあいさつされても 戸惑いはあるものの挨拶を返してくれることでしょうし、移住捨て来る人に興味を持ってくれるはずです。
ここで無視されたり 逆に怒鳴り返されるようなら 先が見えてますから
移住はやめておいた方がよさそうですね!?

逆に 一人で孤独に生きたい。誰にも邪魔されたくない。という方は
周囲が自分に興味津々で 根掘り葉掘りズカズカと聞いてきたり おせっかいで いろいろ口出しをしてきたり、
やたらと距離を詰めてくる住民がいたならば
今後も落ち着かない生活が予想されますので 場所を変えた方がいいかもしれません。


いかがだったでしょうか?

8000文字を超える記事は初めて書きましたが、とにかく田舎で古民家暮らしをするには 考える事がたくさんあるということをご理解いただけたかと思います。

せっかくの人生を後悔しないためにも
どんどん皆さんに田舎暮らしやこみんかDIY について情報発信していこうと思いますので 今後ともどうぞお付き合いくださいませ♪


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