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[人生手帳]#21 結婚前に伝えたい、たった一つのこと

皆さん、こんにちは
幸せノートのネコせんせいです。

[人生手帳]では、幸せになるための知恵や助言など、人生に役に立つコンテンツを紹介しています。

結婚生活33年目のぼくから、結婚前の人に伝えたいことがある。

それは、新たな「人の繋がり」に対して、前もって備えよ。
ということ。なぜなら、円満な結婚生活に役立つからだ。

近年、結婚前に「一緒に住んで見る」カップルが増えているそうだ。

まあ、同棲とも言えるが、「ただ一緒にいたい」という理由だけではない。

結婚できるか、相手の相性や価値観を再確認するためだ。


では、結婚前に、このような悩みを持つのはなぜだろうか?

それだけ結婚後にトラブルが多く、離婚につながるからである。

婚姻後3年以内に離婚する夫婦は、離婚夫婦全体の22%だという。離婚した夫婦の5組に1組の夫婦が、3年以内に離婚しているわけだ。

では、結婚後のトラブルに備えるにはどうしたらいいのか?

「相手をよく知る」ことも大切だ。

ただ、それだけではない。

あまり意識されていないが、人によってはもっと重要なことがある。

それは何か?

それは「新しい人との繋がり」である。

わかりやすくいえば、「結婚後に発生する新しい人間関係」のことだ。

結婚は「家と家の関係」とも言われる。

結婚によって、新しい人間関係、コミュニティが形成されるのだ。

具体的には、

・結婚相手
・相手の家族や友人
・子ども

この3つを中心にしたコミュニティだ。

人間関係という視点から見ても、重要な関係だ。

結婚後に、円満な関係を築かなければならないコミュニティがあることを、ほとんどの人は意識していない。

ぼくが伝えたいことは、この新しいコミュニティ、3つの人間関係に対して、結婚前に十分な備えをしておくべきだ、ということ。

「めんどくさい」
「なんでそこまでする?」

という声が聞こえてきそうだ。

それで、これについて詳しく説明したい。

ぼくも結婚前は、ほとんどの人がそう思っていたように、結婚すれば「バラ色の結婚生活」が待っていると思っていた。

99%の人は、「不幸せになる」と思って結婚する人はいないだろう。

しかし、実際は違っていた。

いろいろな問題で、離婚する人が非常に多いのである。

原因はまわりの人間関係からくるストレスだ。

相手を含め、子どもや親族関係によるもの。

新しいコミュニティからくるものだ。

ぼくの経験からすると、結婚後は「人の繋がり」が変わってくる。

結婚後の新しい繋がりが、より重要なコミュニティになる。


例えば、山形から東京に嫁いだとしよう。

引っ越しするだけで、まず山形で築いた「人の繋がり」は薄くなる。

そのお嫁さんは、嫁ぎ先で新しい人の繋がりを作らなければならない。

しかし、情報が少ないので、試行錯誤で築くしかない。

それだけ、円満な繋がりを作るのに時間がかかり、負担が大きくなる。

そのために、問題が発生する可能性が大きいのだ。


心理学者のアドラーによれば、

「幸せは手に入れるものではなく、感じるもので、共有するもの」


だとすれば、共有できる「人の繋がり」、コミュニティがとても重要になってくる。

結婚後には、この「人の繋がり」が切れたり、新たに築く必要があることを知らなければ、それだけ幸せを感じにくくなるのだ。

それでは、どうしたら良いのか?

まず、人間関係で問題になりやすところを押さえたい。

離婚の原因として上げられるものには、「性格の不一致」、「異性関係」、「金銭トラブル」、「親族関係」などがある。

これをまとめると

・価値観、考え方(思想)
・ライフスタイル(生活様式)

この2つが違うとぶつかりやすい。

この2つについて、お互いが理解し、歩み寄る姿勢がないとトラブルが起きやすいのだ。


例えば、先に話した東京へ嫁いだ嫁さんがキリスト教徒で、夜型人間だとしよう。

そして、嫁ぎ先の両親は、仏教で朝型人間だったらどうなるか?

たぶん、100%ぶつかると言っていいだろう。

それだけ、価値観と生活様式が違う。

喧嘩をしなくても、ストレスが増えることは間違いない。

もし、ぶつからない人は、相当な人格者で、もうこれ以上、この内容を読む必要はないだろう。

では、具体的に備える方法を説明したい。

・相手や(親族、友人)と結婚する前に会って、上の2つを把握しておく。

特に、相手先に嫁ぐ場合は、とても重要である。

頻繁に会って、お互いのことを知る期間を設けることを勧めたい。

友人関係も知っておきたい。

特に、相手がとても親しくしている友人がいる場合だ。

それだけ、相手が影響を受けやすい関係だからだ。


・子どもは価値観、考え方(思想)、ライフスタイルを中心に教育する


子どもができると、子供の世話だけに追われ、じっくりとした教育ができにくくなる。

そのため、何を中心に教育するのか、夫婦で事前にすり合わせておくことを勧めたい。


特に、価値観の教育は重要である。

価値観は成長する中で、友達や社会(学校)などの影響を受けやすいからだ。

教育するためには、小さい頃から子どもと話し合う習慣をつけたい。

話し合いを通して教育する。

近年、嫌婚する前に同棲する人が増えていると話したが、何を押さえるか明確に知っておくことが大切だ。

特に「言葉遣い」と「言動一致」が互いの信頼を高める鍵である。

結婚前の人は、ぜひ一度、じっくりと考えてほしい。

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