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二俣川・万騎が原界隈の郷土史を読む

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地元二俣川・万騎が原ゆかりの武将畠山重忠に興味をもつうちに、埋もれた郷土史にゆきあたりました。地元の人が書いた郷土史の慎ましさと温かさが好きです。
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#郷土史

2年ほど郷土史に触れて、文字通り地に足がついた感覚がある。さもありなん。郷土史はなにを読んでも土の話がつぎからつぎ。まさに故郷の土の歴史。つられてはじめた庭の畑も楽しい。新しい資料をぼちぼち読む。今日の雨は雪になりそうに寒かった。鳥も来ない。鉢植えの白いマーガレットに春を感じる。

郷土史をみていたら、お歳暮は大晦日あたりに先方のお正月の仕度にどうぞというモノを差し上げるらしい。光景が浮かぶ。会話が浮かぶ。配達にお歳暮の文字を見ると、ああ早いなと切羽詰まった気持ちになるのはこのせいか。知らぬうちに刻み込まれた感覚があるのかも。お返しはお正月のものにしよう。

2023ふまほんお盆特別号をつくりました。浄土真宗の家で育ち、郷土史で盆棚を初めて知りました。門松もよく知らなかった。雨戸を一枚外して盆棚を作るのだそう。お迎えの入り口なのでしょう。年月をかけた知恵と、なんとも言えない優しい心持ち。毎日暑すぎるけど地蔵盆ももうじきです🐴

地元マガジンふまほんを始めたらおもしろくなってしまったの記

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昨秋から春まで、郷土史を学ぶ会を月イチで開いた。大河鎌倉殿の余波おかし。5月6月は重忠イベント準備でお休み。7月・8月はどうしようか。高齢の方は猛暑のなか外出すると熱中症が心配、夏休みにしましょうとご意見。なるほど。9月以降は白紙。今後どうなるかさっぱりわからない。

この会をはじめたときとほぼ同時だったかな。わたしが生まれるはるか前、地元のむかしを伝える逸話群に魅了された。

そんなこんなで、む

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これから郷土史やるんですか?なんて聞かれてしまった。そんなたいしたことはありません。母の様子をみながら、母と一緒に楽しみながらぼちぼちいくだけです。このごろまた膝を痛めている母と久しぶりに外出。雨上がり。初夏の風。リハビリ散歩にちょうどよさそう。どんな感じで歩けるでしょうか。

早いもので郷土史を学ぶ会をはじめて、この4月で半年になる。文字通り、ぼちぼちやっている。立ち止まり、ひと休みしながらゆっくり学んでいる。6月重忠企画もぼちぼちやっている。立ち止まり、ひと休みしながら進めている。晴れた日に庭の隅で土を踏むペースに似ている気がする⭐︎

庭に春草が茂りはじめた。草取りに忙しい季節がはじまる。サツキとシャガが咲き始め、もみじの葉が出始めた。きのう郷土史を学ぶ会で、いろんな講を知った。古い信仰と娯楽。屋根講面白い。和田伝のエッセイ面白い。今日は出立ての山椒味噌で初タケノコ。わが家にも春がずんずんやって来た🐴

今月も万騎が原で郷土史を学ぶ会をします。福井光治さんの故郷雑記をぼちぼち読んでます。福井さんは二俣川が文化の中心から遠いという。そういいながら二俣川を美しいといい、父祖から伝え聞き受け継いだ昔の面影を書き残した。福井さんは武州最南端の山河に育った古農の文人。会は28日です🐴

次回の郷土史を学ぶ会は2月28日火曜日です。福井さんが書かれた二俣川・本宿話の続きと旭区の民話。清来寺の寺宝「夏野の露」に入っている和歌にも触れます。地元図書館で郷土史本を探していたら柳田國男に民主主義論集があると知ってビックリ‼️ はあーなにも知らずに生きてきて恥ずかしい🐴

二俣川・本宿の郷土史をボチボチ読んでいる。生まれ育ち、いままた日々を暮らす地元の昔話がてんこもり。ああそうなのか、そうだったのか、あそこでそこでそんなことがあったのか。可笑しみと悲しさと納得と懐かしい土の匂い。いまも掘ればおなじ春を待つ土。次回郷土史を学ぶ会は31日火曜日です⭐︎

買い物帰り、スーパーのカフェに寄ってコーヒー一杯。郷土史の会で読んでる福井光治さんの句、道祖神五十歩にして団地哉がよぎる。万騎が原界隈の道祖神は開発につれて移動してきた。何度も動いたものもあるとか。東西南北は合っているのだろう。どんど焼きは道祖神の火祭りともいうらしい⭐︎

万騎が原 郷土史を学ぶ会の初回がありました。

万騎が原 郷土史を学ぶ会の初回がありました。

畠山重忠壁芝居をつくったのが縁で、地元本宿の方が界隈の郷土史を綴った本があると知りました。昭和63年発行の私家版。

冒頭、著者の福井光治さんは、「こよなく愛する本宿、そして二俣川の古い姿を知ってる限り書いた」といいます。開発の波で失われゆく本宿・二俣川の昔の面影を残しておきたい。当時80歳を過ぎた福井さんの思いが詰まっています。頁をめくるうちに、1人で読むには勿体ないと郷土史を学ぶ会を企画。その

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