政治と文化

画像1 先日オーケストラでロシアの曲を弾く時に、極めてスラブ的なメロディにて、ふと思いました。ゲルギエフ氏ならこの様に演奏しないだろうな…と。正統が必須か?は議論があるもののやはりその文化圏の人たちの演奏は文化的に貴重。今ロシア的な音楽をロシア人から聴くことは殆ど難しいです。ロシア侵攻後に日本の大学ではロシア語履修者が激増したり、世界でロシアとウクライナの文学が売上上昇したとの事。文化的な知的欲求は、その地を訪ねることは出来ずもう手に入らぬ故に、とても強くなる…一方未だ敵と文化の分離性は世界でタブー事の様です。

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