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【読書記録・エッセイ】めんどくさがり屋、オーディオライフを充実させる。

こんにちは。長尾早苗です。

先々週はポエマ川越、先週は書店めぐりをしたので、今週は家でゆっくり休む週にしてみました。

ラジオを一日中聞いていたのが大きな思い出。

それでは今週の読書記録、いってみましょう!


*今週の読書

【テレビシリーズ】光る君へ 第34週 目覚め

物語がヒットして、読まれることとはどういうことなのか。
どうして「源氏」にしたのか。自分がやってみたかった人生を、物語の中なら託してできること。三郎に恋していれば今は自分が北の局だったのかもしれないなと思うことがまひろにはあったのかもしれません。
自分ができなかった人生を物語に託すこと。作家のよい姿勢のように思いました。

【Podcast】文学ラジオ空飛び猫たち 第167回 台湾とベルリンを舞台に自己を解放する物語「二階のいい人」陳思宏著

家族、ああ家族……
過去や家族の事情にとらわれること、そこから自由になること。二人の弟が二人とも問題を抱えていて、そのなかで職があって仕事があって日々に追われることについて考えました。
家族だからこそ迷惑も多大にかけるし、家族だからこそ守りたいと思う気持ちもあるのではないかと思っています。

【Podcast】真夜中の読書会~おしゃべりな図書室~できたてほやほやの2冊。『新しい恋愛』と『雨の日の心理学』を読む

ケアということについて。バタやんさんご自身も学びたくて、オンラインで講義を受けているのですね。
素人が誰かの暮らしや生活を支えるために「ケアをする」とはどういうことなのか。ひとの話を聞き、どう社会や他人とかかわっていくのか。自分が誰かとかかわる時に必要な心構えを学べました。

【テレビシリーズ】新宿野戦病院#11 最終話

お疲れさまでした!
一番問題なのは、この名役者ぞろいのドラマの問題提起を問題だと思ってしまう、疲れ果ててしまったわたしたちなんじゃないでしょうかね……
クドカンが「コロナ後の医療」を書いた時、わたしたちはクドカンを炎上させることよりも、クドカンがヨウコを通して描きたかったことをきちんと受け止めることが大事なのかもと思います。
役者さんたちは名演技ばかりでしたし、役は誰もが訳あり。でも、受け止めたい事実はたくさんあふれています。
終わり方がすごくよかったし、サザンがどうして使われたのかも納得できる最終話でした。
見ると血圧が上がるので、お風呂で見ることをおすすめします。

【書籍】武塙麻衣子『酒場の君』書肆侃侃房

人情と旬と美味しいもの、書店と酒場に来るすべてのやさしい人たち。観劇をした後、必ずその土地のよい酒場で一、二杯頼んで二品頼んですっと去る。かっこいいと思います。一人で、夫婦で、友人と。どんな時でも、どこででも、「食」を楽しむ姿勢と楽しさがそのまま伝わってきてよかったです。

【Podcast】好書好日 本好きの昼休み 【ゲスト】『自分とか、ないから。教養としての東洋哲学』しんめいPさんに聞く ブッダも老子も親鸞も、実は壮大なニート?(本好きの昼休み#93)

空海もブッダも、みんながみんな思想家はそんなにすごい人じゃなかったのかもしれないな。
すごい考え方は自己とのずれを自分で認識して受け取り、解釈して広めようとする運動から起こるのかもしれないなと思います。

【テレビシリーズ】初恋の悪魔 第1話

何らかの理由があってなのかな、人のことをすぐに決めつけてしまう観察力と推理力がある停職中の刑事の鈴之介と、仕事はにこにこと楽しそうにこなすけれど人当たりが良すぎて頼りない馬淵。体力はないが行動力がある小鳥、どうやら以前のことを忘れてしまうらしい不良のような星砂(せすな)。
この4人が難問の事件を解決していくドラマなのですが、悪い状態の中で鈴之介が星砂を好きになってしまいます。
脚本は坂本裕二。すごく好きな脚本家のドラマなのですが、知らなかった!このドラマはカシオペイア・ラジオというエンデキャンプで知り合った高橋ライチさんのラジオで知りました。見れるサブスクがあってよかった!面白いので続きを見ようと思います。

【テレビシリーズ】アンナチュラル 第1話

法医学は未来のための仕事。
朝からそりゃあ天丼食べるよねと思いました。家族は家族の非常事態を理解してこそ家族なので、ミコトも大変だなあと思います。
ミコトもすごく変わり者ではありますが、彼女も彼女としてすごく使命感を持ってやっていることなので、中堂さんのようなとっつきにくさはないのですが……それでもこの仕事を選んだ責任も使命も彼女と共にあることを思うと、胸が苦しくなります。
かわいらしくて性格もよく、頭もよい。仕事もできて、彼女の幸せはどこにあるのか。ミコト自身もこれからどうなっていくのかが楽しみですし、なかなか難しい問題だなと思います。

*近況のようなもの

もう大丈夫ですが、夫が歩きにくくなっていた期間があって……

痛めたのが膝だったのもありますし、痛みがわかったのが先週末の日曜日なのもあって、彼が診察に行く月曜日まで生きた心地がしませんでした。

だいぶ今は落ち着いていたので書きますが、本当によかった!

これから悪化しないように願うばかりです。

わたしのフリーランスの仕事はやっと佳境を超えました。またこれからお伝えできるお知らせもあるかもしれません。

わたし自身が人と関わることが好きで、以前入院してから「生活」や「暮らし」というものについて、興味があります。どうすれば日々よりよく生きることができるのかについて、ずっと考えていました。

今fuzkueさんの他にも、ハマっているラジオ番組は生活の情報などを扱っている番組です。ラジオを一日中聞きながら寝たり仕事をしたり、オーディオライフを充実させていました。

人と関わる、ということが好きなのだなと思います。めんどくさくても、誰かと一緒に仕事をしたいという思いがありますし、それが日々の暮らしや生活に関わることがわたしの目標になりました。

仕事のすべては、人の生活や暮らしに大きく影響をする仕事だと思っていて、そのためのスキルアップを今していたのだな……と司書として勤めていた時より使えるソフトやアプリを見ながら思います。

エクセル、ワード、Adobeイラストレーター、キャンバ……

資格もとってきました。人と人の暮らしに関わることには、今までも「本」という形で関わってきましたし、これからも続けていくと思います。

詩人をやってきて、人と関わってきて本当によかったなと今は思っています。

まずは夫が全回復するまでじっくり待とうと思っており、たいしたこともなくよかったなと思っています。

今はどのような形でも構わないから、変わっていく体調を見つつ、仕事と生活と暮らしの三輪をまわしていくことが大事なのかもしれません。

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