私の障害について…
…はい。
初期のエッセイでもちょいと触れましたが、私は精神疾患者です。
一応、統合失調感情障害、解離性障害、広汎性発達障害の診断を受けてます。
その中で厄介なのが、解離性障害。
ざっくり言うと、1人の主人格の中に複数別の人格がいて、主人格と代わる代わる交代する障害です。
参考までに…
私の中には、私を含め女性4人、男性1人がいるようで、天気や感情、生理などの影響を受けて、他の人格が出やすくなります。
あと、私の場合コロナもかなりストレスになってるみたいです。
この障害の何が怖いかって、記憶が抜け落ちること。
解離…即ち別人格になってるときの記憶がないことです。
別人格がなにをしてるのか、私は分からないのです。
別人格が何かをしている時は、大抵寝てると思っています。
しかし、蓋を開けてみれば、身に覚えのないネットの買い物や食事のあと、ひどい時は、パジャマでぬいぐるみ持って裸足で数十キロある駅前まで来てましたからね。
最早不審者です。
自分でもどうして良いか分からず、結局一日中家に居る実家の両親に助けを乞い、見張ってもらう始末。
コロナ禍で病院も新規患者に慎重で入院もできず、カウンセリングでなんとか自分を維持してますが果たして…
いや、
そもそも、
これを書いてる私でさえ、
この身体の本当の人格なのか、
分からないんですがね(笑)
人格を詳しく紹介すると…
私(主人格)
みーちゃん(小学生くらい?一番古い別人格らしい)
なっちゃん(年齢不明。関西弁を喋る)
とったん(最近生まれたらしい。幼児)
オオサコさん(唯一の男性人格。他の人格曰く、とても怖い存在らしい)
人格それぞれにも好物があるのか、みーちゃんになったら、普段飲まない甘い飲み物…特にカルピスを好んで飲み、なっちゃんは餡子と牛乳が大好き。とったんは嗜好品と言う概念がまだ無いらしく、なんでも美味しい美味しいと食べては、これは何?と旦那さんに聞いてるそうです。
不思議なのは、別人格がお腹いっぱい食べても、私に戻ったらお腹が空くと言う不思議現象も体験してます。
オオサコさんに関しては、全く情報がありません。
カウンセリングで明らかになったのは、子供が嫌いで、他の女性人格を虐めている。
私の破滅を望んでいる。
らしいです。
臨んでいる治療としては、カウンセリングや訪問看護と言った心理療法です。
とにかく話して、第三者に客観的に私を見てもらい、私とは何かをしっかり考える毎日です。
最後に、noteではありませんが、こちらのエッセイを紹介します。
こちらは、解離性同一性障害を患う奥様を持つ旦那さんの作品です。
この作品を見た時、悩んでいるのは私だけじゃないんだと、酷く感動した覚えがあります。
この障害は、まだまだ認知されてないマイナーな障害です。
この記事を読んでくださった方が、少しでもこの障害について理解、また、同じ障害の方が共感と安心の気持ちを持ってくだされば、幸いです。
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