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#短編
眠ってはいけない…1
螺旋階段をただひたすら登る
真っ暗闇の中猛スピードで落ちる
「はぁ～～」
起きるなり深い溜息をつく。
最近ずっとこんな夢が続き
朝起きても何だかスッキリしなぃ。
身体中が鉛のように重い。
仕事行かなきゃなぁ…。
…………………………………………………
「おはよう～裕子！浮かない顔してどうしたん？」
朝っぱらから理恵は元気いっぱいだ!!!!!
いつもなら気にならないんだ
眠ってはいけない…4
螺旋階段をただひたすら
登っていく…。
でも今度は登るというより
駆け上がってる感じだ。
ずっとずっと…。
でも何処まで続いてるのか？
螺旋階段の先はどうなってるのか？
薄暗い靄がかかったようで
何も見えない。
…………………………………………………
「はぁ～～またかぁ」
起きるなり深い溜息をつく。
今朝は、落ちる夢は見なかったものの
何だか疲れは倍増している。
枕元に置きっぱ
眠ってはいけない…3
抜け殻かぁ…確かにありえそう(￣Д￣；；
自分が寝てて夢見てる間は、魂は別の所にある訳で…
まぁその間は魂の存在しなぃ自分の身体が
ベッド（布団）に転がってるだけ←まさに抜け殻ww
じゃぁ～別の場所にいる間（夢を見ている間）に別の人が自分に入っちゃったりしないんだろうか？
バリヤーとか張ってあるのかな？
死んじゃって自分の身体がなくなった霊とか
入ってきちゃったりしないんだろうか？
も
眠ってはいけない…2
そうゆーの（夢）って、あんまりよくないんじゃない？」
理恵が言ったひと事が気になって、
仕事の帰りにある本屋を覘く。
「えっと～夢辞典とかあるのかな？」
店内グルグル歩き回り、
やっと一冊の本を見つけた。
「螺旋階段、登る、夢…っと」
分厚い本のページをめくる。
エスカレーターや階段を上るのは、
事態がけっして楽ではないことを表しています。また、ストレスが高まっているので要注意で