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USCPA試験当日の戦略「フラグ戦略」~時間配分を制する者がUSCPAを制する~
どうも、ねこかぶ(@nekokabuchanx)です。
今回は、USCPA試験当日の戦略と題してフラグ戦略についてお話します。
1.はじめに
USCPA試験当日の戦略のうち、最も重要なのは時間配分です。
4時間をどう差配するか(時間配分)において、強力な武器となるフラグ機能の活用について詳しく解説していきます。
▼筆者情報
<筆者情報/本記事の信頼性>
・7か月・750時間でUSCPAに一発合格。
・独自に編み出した学習戦略やオリジナルまとめノートは他の受験生からも好評で、オリジナル教材はUSCPA受験生の10人に1人が愛用(筆者独自調査)。
・再現性のある戦略やノウハウ、学習管理手法を体系化し、日本初となるUSCPA受験メンターとしてUSCPAメンタープログラムを開講中。
![](https://assets.st-note.com/img/1691823731632-MkzmvXsiIK.png?width=1200)
2.フラグ機能の活用方法
a.フラグ機能とは
USCPA試験の画面上で標準装備されているツールの中にフラグ機能があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1691826577891-WTMUDm5dON.png?width=1200)
問題番号に対してフラグをつけることで、あとから振り返ったり、Overview機能で一覧表示したりできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1691826623825-tTIYfMaNDn.png?width=1200)
b.なぜフラグ機能が重要なのか
Testlet 1(MC)の時間配分を50分とした場合、MC1問あたりの持ち時間は約90秒となります。
<回答の流れ>
問題文を読む→問いを理解する→該当する知識を思い出す→回答プロセスを踏む(計算など)→選択肢を選ぶ→見直しをする…
たった90秒間でこれだけの作業を行い、正解を導かなければなりません。
ペース配分のリズムが大事なので、悩んだり思考停止したりしたら、機械的に次の問題に行くべきです。
また、一回時間をおくと、案外頭が働いたり、解けたりするものです。
c.フラグ機能の使い方①(1周目)
持ち時間90秒のうち、最初の10秒で次の2つに該当すると直感する問題はフラグを付けて飛ばします。
・解けなさそう(知らない論点、知っているが難しそう、思い出せない)
・解くのに時間がかかりそう(その割には正解できる自信が小さい=低コスパ)
また、選択肢を選んだものの2択で迷って自信がない問題は、選択肢を1つ選んだ上で、フラグを付けて次に移ります。
この際、2択で迷い続けて持ち時間を消費することのないように注意しましょう。
大事なポイントですが、1周目でフラグを付けなかった問題は、2周目以降では見直しをしません。
時間配分のためには、フラグを付ける勇気と付けない勇気が必要です。
d.フラグ機能の使い方②(2周目)
2周目ではフラグが付いた問題のみ取り組みます。
1周目では悩んでしまったり思考停止してしまったりした問題も、少し時間をおいたことで、2周目では案外解けたりします。
ここでは、改めて問題の問いを確認します。
絶対値を問われているのに差額を回答してしまったり、不適切なものを選択する問題で適切なものを選択してしまったりなど、勘違いしている部分はないかを点検します。
2周目でも選択肢を選びきれなかったり、回答できない問題があれば、フラグを残したまま、次の問題に進みます。
e.フラグ機能の使い方③(3周目)
3周目では、持ち時間50分に対する残り時間を確認します。
回答テンポがよく、持ち時間が余りそうであれば、早めに次のTestletに進みましょう。
持ち時間を目一杯使えば正解にたどり着けそうだという感触がある場合は、持ち時間ギリギリまでフラグが残っている問題に取り組む(3周目)のもアリだと思います。
〆
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