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お米農家さんへのリスペクトがやまなくなるアクションRPG!『天穂のサクナヒメ』

天穂のサクナヒメ』が
「いっせいトライアル」で
遊べるようになります。


『天穂のサクナヒメ』はお米を作り自給自足の
生活をしながらサクナヒメを強くし
この島に巣食う鬼を退治するアクションゲーム。


初めはお米どころか『食料』すらありません。

「どんぐり」や「水」。
「粟(あわ)」や「稗(ヒエ)」といった
現代日本人には馴染みのない食べ物が主流です。

豊穣神自らが田んぼを耕し、稲を植えて育て
稲が実ったアカツキには、心にグッとくるものがあります。

しかし。
お米もそのまま食べられるものではなく、
様々な加工を経てやっとこさ
「お米」になります。

しかもそのままでは食べられず、
「炊かない」と食べられません。


そうは言ってもお米のありがたさ、
いつも食べ物があるこの日本、
そしてお米農家さんへのリスペクトが
やまなくなるこのゲーム。

育てて食べるってこんなにも大変で
尊いものだと再認識させられます。

おりしも収穫の秋。
いっせいトライアル期間中に知られざる
「お米作り」に挑戦しましょう!


まずは土台作りから。


長い間方されていた田んぼ。
このままでは稲が根つかず育ちません。

そこで、まずは「鍬(クワ)」で
土を柔らかくします。

これがゲームだとしても、なかなか大変。
サクナが耕せる範囲が非常に狭い。

でもご安心を。

サクナヒメは「豊穣神」の子でもあるため、
農業の才を持っています。

耕せば耕すほど「農業スキル」が身につき、
次第に効率が上がっていきます。


狭いと思う勿れ。

面白いのは、操作。ボタンによる反応ではなくて
方向キーで行います。

左スティック下で鍬を振り下ろし、
スティック上で持ち上げます。

「下上下上↓↑と繰り返していくうち」に、ほんとに鍬で耕しているみたいです。

実際には鍬の重さや、土の感触、
足場の悪さなども絡まって
ぼくのスタミナなんて瞬殺されそうです。

サクナは無限にスタミナがあるので、
いつでも農業に勤しむことができます。

ただ時間経過により、
手をつけられない時もあるのでご注意を。

田植えをしよう。


土が柔らかくなりましたら、今度は田植え
しかしその前に「水」を張りましょう!

水は「入口」と「出口」があり、
「入口」から水を入れます。

水を出す場合は「出口」で調整します。

なぜ調整が必要なのかというと・・・
日照りによる「水の減少」と
雨による「増水」が起きるから。

水加減はサクナの足首ほどの高さで充分。
水が少ないと稲のできが悪くなりますし、

水が多すぎると雑草が生えやすくなり
これまた生育に影響していきます。

状態のいい稲ほど
サクナのステータスアップが見込めるので
こまめな手入れがいいお米の条件。

しかし初めから上手にやろうとせず、
ゆるく楽しみましょう!


ちなみにこの画像では「水」が入りすぎていますね。サクナが泳げそうです笑。

水を張ったら、ここからが本番。田植えです。

サクナはかがんで「後ろ向き」に進みます。
田んぼの風景でよくみていたヤツですね。

稲を植えるにはYボタンの長押し。
長押し
というのがミソでして。
ボタンを「押すと構えて」「離すと植えます。」

リズミカルに行いたいところですが、
意外と苦戦。

ある程度稲と稲に距離を取らないと、
発育にばらつきが生まれるため
トン・トン・トンと行いたいのですが

「ボタン」をつい
連打してしまったり
手持ちの稲がいつの間にか足らず

サクナが通り過ぎてしまい、
均等に植えるのがむずかしいです。

手持ちの稲がなくならないよう
Xボタンで補給しましょう。

目安は残りが3本を切ったらくらい・・・
でしょうか。

サクナは後ろ向き。
稲は8本ずつ。
Xボタンでの補給。
まっすぐ植えたいけどスティックが
だんだん滑り出し、斜めになる。

深い!!深すぎる田植え!!

タスクマネージメントが試される・・・。
それが田植えなのです。


植えてしまっても放置・・・ではない!


ここまで進めると、
稲はほぼ勝手に育っていきます。

お疲れさまでした。あなたにコングラッチェ!

稲が収穫できるまでの間、
サクナはほぼ農業に関わることは減ります。

この間に「狩り」や「食料集め」に
洞窟に向かい、日々のお腹を満たす
ことになります。

お腹がすいた状態では、お食事の効果が得られず、サクナも本来の力が発揮できないため、
積極的に向かいましょう!

しかしこのゲーム。
なんと言っても「食料」にはシビア。

生物は腐りますし、無限に手に入る訳でもないので、加工するなり料理の量を
調整するなりの『管理』が必要です。

中には加工できないものもありますので
せっかく手に入れた食料ですから、
腐る前に食べる!ことも大事。

食べればサクナもわずかながら一時的に
パワーアップし、狩りがラクになります。
そして狩りに慣れた頃・・・

田んぼがエライことになっている・・・!

雑草だらけで、水も枯れ、土はひび割れ・・・。
とても食べられるまで成長するのか・・・?

とならないように、
日々の田んぼ管理が超重要。

狩りは日暮前までにし、
夕方は雑草抜きにはげんでください。

夜は魔物がどえらく強いので、相手にしない方が無難と言えるでしょう。

田んぼに生えた雑草は少ない方が、
稲に栄養が届くのでいいお米ができますよ!


Yボタンで雑草抜き。雑草かどうかは、アイコンでわかるようになっています。
大きいと抜くのも大変!すぐに生えるし。

ゲームだから簡単に行えますが、実際は草抜きってめっちゃ地味でシンドい作業だと思います。

もうこの時点で、

農家さんマジでリスペクトするわ・・・。



周辺の景色もキレイ。

秋が近づき、いざ収穫!


雑草抜きに、水の管理、土に状態に栄養管理。
そしてサクナは狩りにも出かけ、皆のお腹も満たさなければならない。

え?なんでこんなに大変な思いをするの?
それはストーリーを楽しんでからのお楽しみ・・・!

サクナばかりがんばってないか?とも思います。

見えないところで皆も苦労しているみたいですから、5/5といったところでしょうか。まぁサクナがよくキレるのもわかるかな・・・笑

そんな苦労も報われる日が!!
ついぞ『収穫』の時です!!


日々育つコメに愛しさすら覚えます。



苦労して育てたお米が、
ついに食べられる・・・!!

なんて大変なお仕事なのでしょうか。
ついぞ何百年か前までは年貢として
回収されていた・・・なんて、許されるのでしょうか?

ぼくなら間違いなく「一揆」しちゃいますね。
ごめんね。

サクナはそんな野蛮なことはしませんが、
収穫してはい終わり!ではありません。
これからがお米の大変さが身に沁みます

そうは言ってもまずは収穫!

収穫できるとサクナはかがみ、
手にカマをもち刈り取ります。
刈り取るには『Yボタン』

ボタンを押すと範囲が表示されるので、
範囲内に稲があるようにします。

刈り取り自体はそれほど難しいことはなく、
スパスパ刈り取りましょう!

刈り取られた稲が積まれゆく様は
マジでコメ、尊き』と感じますね。


実際はカマの切れ味や
稲の手応えなどもあるのでしょう。

機械で今は出来る時代でしょうが、
これほぼ手で行われていたってことですから
凄まじい近代化を感じますね!


ちょいと前まではこんな暮らしをしていたサクナヒメ。


途方にも暮れたくなりますよね・・・。




『稲架掛け』

収穫した「稲」は
そのままではお米になりません。

感覚的には収穫してはい!お米完成!!
って感じですが・・・。

あまりにも
無知で甘い考えに情けなくなりました。

まずは「稲架掛け(ばさがけ)

稲は長期間「水」に浸かっていたため、
痛みやすく変質しやすい。

それを天日干しと風により乾燥させることで、
変質を防ぎ、また
後々行う「籾摺り(もみすり)」がしやすくなるため「稲架掛け」します。

田園風景をドライブするとよく見かけていました。最近ではあまりみなくなりましたけど。

稲が立てかけられ、干されている様子。

まさかこんな意味があったなんて
「天穂のサクナヒメ」を遊ぶまでは
全く知りませんでした・・・!


大体重いやろ・・・それ。誰も手伝わない現実。

稲架掛けが終わったら今度は『脱穀
ゲームでは時間を気にしなくてOKですが、
実際は2週間ほど時間をかける模様。

いやもう。。。ここまで手がかかるとは。
泣けてきますね!!農家さんほんとご苦労様です!!


『脱穀』


稲から「籾(もみ)』を取り出す作業のことを『脱穀(だっこく)』と言います。

サクナヒメは「竹箸」を2本紐で結んだもの
扱き箸(コキハシ)」と呼ばれる
道具を使って「籾」を取り出しています。

稲を間に挟んで「シュッ」とこすることで、
稲と籾を分けられる仕組み。

ゲームでは「Yボタン」で「稲をセット」し
左スティックの「」で「擦り」
次にスティック「」で「抜き取り」ます。

まるで本当に籾を取り出しているかのような
操作感。

これを稲がなくなるまで繰り返します。

延々と・・・

延々と繰り返します。

全ての稲から脱穀するまで
夕方までかかりました。

誰とも話さず、なんのBGMもなく。
ただただ「シュッ」「シュッ」と
扱き擦りする音だけが響きます。

粒々辛苦(りゅうりゅうしんく)」といい、
一粒一粒を苦労して大事に育てたお米です。

一粒たりとも無駄にはしたりはしない。
という覚悟がここで実ります。

ただただ稲と籾に思いをのせる。

昔の人が
食べものへの感謝を忘れてはならない」と
口酸っぱく言っていた意味がわかると思います。

『籾摺り(もみすり)』


ゲームでは登場しませんが、
籾も全てOKというわけではなく、
ある程度の「選別」が行われます。

選別を得て「合格!」となった「籾」は
「籾殻(もみがら)」を取り除いてようやく
玄米」となります。

「天穂のサクナヒメ」では
竪臼(たてうす)」に籾を入れ
竪杵(たてぎね)」でついて行われています。

弥生時代に定着した方法。

サクナは延々と籾摺りを行います。

下のゲージで
「今どのくらいの籾具合」かがわかりますので、
サクナの育て方にあった籾具合を選びましょう。

白米にすると「食事効果」が長く得られます。
「玄米」に近いとサクナのステータスアップに
影響します。


籾摺りは左スティックの
・下↓
・上↑

をこれまた延々と・・・延々と繰り返します。
暗い蔵の中でずっと。けっこう大変でした。

そして
長い長い稲作もひとまずここでおしまいです。


『米・・・その尊き存在』


なんという手のかかる食べ物なのでしょうか。

お米はとっても身近にあり過ぎて
まったく意識したことがない食べ物が
こんなにも大変で、めっちゃ手のかかるシンドイものだとは知りませんでした。

これを「ゲーム」にしてしまうのですから。

「ゲーム」の可能性ってまだまだありますね!

ぼくのサクナは
7分掻きまで進めましたが、
いい感じにパワーアップ!

レベル制ではないので、ごはんを食べるしか
大幅ステータスアップは望めません。

お米を食べた前は
平均ダメージが13〜17辺りでしたが
56〜70まで跳ね上がり、
狩り効率が大幅アップ!!


現実でもコメは欠かせない食料であり、
ぼくら日本人には欠かせない大事なパートナー。

米は太る、と敬遠されがちですが、
米の糖分は「麦芽2糖」といい、
「胃液では分解できない」のです。

つまり
よく噛んで食べよう!」ってことですね!

美味しくて力にもなるし、稲も強い。

公式サイトでも言ってますがやはりこれを言わずしてこの記事は終われないでしょう!

せぇ〜のぉっ!

米は力だ!!






参考記事:


ゲームはこちら!!
いっせいトライアル中はセール!!


コケでした〜。




©2020 Edelweiss. Licensed to and published by XSEED Games / Marvelous USA, Inc. and Marvelous, Inc.



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