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【ゲームエッセイ】プネウマの約束。「ゼノブレイド2」
人間って分かりずらい。
泣いているようで怒ってる。
お前なんかいなくなっちゃえ!!って
思いながらも、ほんとは側にいて欲しかった。
人を恨んだかと思う一方で
人を助けたいと願う。
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白か黒で決められるならまだラクさ。
白味がかった黒
黒に蝕まれた白
どちらかを行き来しながら、
なんとなく白黒分けるだけなのかも。
いつか世界の終わりが来ようとも、
"今を生きよう"と願ったミジンコたち。
彼らの“生きたい!"が
うん億年と「一度も途切れることなく」
つながってきたから、ぼくらは今ここにいる。
もしかしたら"生きたい"ではなくて
"生きて欲しい"だったかもね。
彼らが生まれて生きて
化石になって大地に還った痕跡。
それは誰かが覚えているような
"記憶"ではないにしても、ここに足跡はある。
だって君の細胞が疼くでしょう?
DNAというカタチで、彼らは刻まれている。
だからいつか還る日が来てしまう。
でもそれを憂うにはまだまだ早すぎる。
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令和の今、神話にすがる時代じゃない。
神々が運命を定めた時間は、もう終わりだ。
ぼくらぼくらの人生を謳歌する。
それがたとえ神に逆らう行為だとしても、
ぼくらを罰することはできない。
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正しさは白じゃないだろうし。
間違いは黒でもないとも言える。
黒に染まりながらも
白を信じたい。
そんなあやふやなステータスを
生まれながらに抱えている。
![](https://assets.st-note.com/img/1704983611458-FJ9zBeeXN0.jpg?width=1200)
生きながらいつか去ることを考え、
去りながらも生きてきた事を誇りに思えばいい。
そうやって、ミジンコだったぼくらは
今までもこれからも生きていく。
本音を隠さなくていい。
かっこ悪いくらいがちょうどいいさ。
![](https://assets.st-note.com/img/1704983429005-ebHvAAkblz.jpg?width=1200)
時にはヘコタレて
調子に乗ってた自分を恥じて見てもいい。
あまりにも情けなくて
メカニック少女にぶっ飛ばされる危険も
あるけれど。その先の世界が、どこかにあるって
思い込んでいいじゃないか。
![](https://assets.st-note.com/img/1704983453235-DBdvccfEs0.jpg?width=1200)
"楽園"みたいなエモい世界は
まだまだ見つからないけれど、
まんざらでもないとも思う。
みんながみんな"生きたい"と願える
そんな大地が当たり前になったら
そこがもう"楽園"だよね。
でも、もうひとアクションが必要なんだ。
ひとかけらの
"息吹(プネウマ)"が吹き込まれて、
楽園は完成する。
ミジンコたちが願った
"生きて欲しい"というスパイスを添えて。
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コケでした〜。
サポートいただけるなんて奇跡が起きるのかは存じ上げていませんでしたが、その奇跡がまさかまさかに起きました!これからありがたくゲームのオトモ代(コーヒーとかお茶)いただけると大変喜びます。サポート設定ってあなどれないぜ…。