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  • 夏休みの自由研究

    読んだ本や文章の感想文を書きます。

  • ゆうの悠々日記。

    心の中で消化できなかった出来事を文章にします。

最近の記事

火曜日の憂鬱

月曜日は憂鬱。 うそ。本当は日曜日から憂鬱。 明日から始まる1週間。 行きたくもない会社に行って、会いたくない上司のご機嫌を取り、口の臭い先輩に嫌味を言われながら、嫌々仕事をするのだと思うと嫌気がさしてしまう。 でもそれ以上に、わたしにとって憂鬱なのは火曜日だと思う。土日で培ったエネルギーは月曜日に全部使い尽くし、火曜日には微塵も残っていない。そんな中でする仕事は本当に最悪。 「いやいやいやっ!!!」と心の中で駄々をこねる自分を隠して仕事に行き、全てのことにちょっとだけイ

    • 大切なものの大切さを失って気づく。

      エコバックを失くした。 なんだ、それだけ?って思われそうだけれど、わたしにとってはちょっぴり思い入れのあるものだった。初めて買ったエコバック。『フィンレイソン展』というフィンランドの作品を集めた展示会で購入したものだった。 クマのデザインのエコバックで誰とも被らず、ポップなところを気に入っていた。クマが、木の実をネックレスにしたり、王冠にしたりしていて、食べるという木の実の使い方を全く理解していなくてかわいかった。あとおなかが透けていて、食べた木の実が見えているのもかわい

      • 誕生日は特別?

        「振られたの。」と言ったら「会いに行くよ」と言ってくれる人がいる。 こんなに心強いことが、あるかなぁ。 なんだか戦友のような気がしている。 Twitterでもう何年も前に出会った時はお互いに過去の恋を引きづっていたっけ。そして今でも悩むと話しかける。 「振られたの」 わたしがそう言ったのはクリスマスの前日。 「苦しい」というと「会いに行く」と言ってくれて、彼といるはずだったわたしの誕生日に会いに来てくれることになった。 2人の距離はとても遠いから 「大丈夫?交通費、

        • 彼と同じ景色が見たくてSwitchを買った。いらないのに。

          帰省を終えて関西に戻ってきた帰り際、Nintendo Switch 有機ELを購入した。 欲しかったのか。 んーん、全然いらない。ゲームとか全然しない。 でもやるならほのぼの系がいい。どうぶつの森とか。 それなのに買ったのはスプラトゥーン。 服とかアクセサリーとかコスメとか本とか、欲しいものなんていっぱいあったのに、それなのに買ったのはSwitchとスプラトゥーン。まじで意味が分からないと思う。わたしだって意味が分からない。 それなのにこんな高価な買い物をした理由は、

        火曜日の憂鬱

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          帰省日記

          日記です。 年末、実家である北海道に帰省していた。 やっぱりわたしは北海道が大好きで、そこに立った瞬間呼吸が整う感覚がある。なんていうか、深く息ができる。帰省中は「絶対北海道に帰って来よう」なんて思いながらも、いざ関西に戻ってきて日常生活が始まると、帰る自信もちょっぴりなかったりする。転職できるのかを気にしているのか、別れた彼と少しでも距離が開くのが怖いのか。なんにせよ、来年の春には転職はしようと思う。 北海道にいると、こんなに心が安定するのだから、やっぱりわたしにとって

          帰省日記

          わかりあえない傷の話

          わたしが変わろうとする上で、1つ避けては通れない話がある。わたしは人生のいろいろなことがうまくいかないと思っている訳だけれど、その根底には『自己肯定感の低さ』というのがあると思う。 **** ここから先はかなりネガティブな話で、取り留めもなければ答えも出ない駄文です。だから苦手な人はここまで。自分の心の整理のために書いています。ただ、自己肯定感が低く、わたしと同じように苦しむ人へ。少しでも同じように苦しむ人がいたんだと、心が軽くなると嬉しいです。 **** 自己肯定感

          わかりあえない傷の話

          わたしが嫌いなわたしの事

          最近少し、自信をなくしていた。 **** わかっていた。少し無理をしていることくらい。深夜まで続く残業、終わらない仕事、合わない上司、仕事のできる同期。焦って、余裕がなくて、周りを全然見られなくて、すべてを周りのせいにして、他人を嫌っていた。 わたしはそんな自分が嫌いだった。他人のことを悪く言う自分も、苦手な人にきつい自分も大嫌いなのに、なぜだか全然やめられなくて、みんなに好かれるあの子を見ては嫉妬していた。嫌われるのは自分の対応が悪いからだし、そんな自分も大嫌いなのに

          わたしが嫌いなわたしの事

          濡れたやきそば

          前回の投稿から半年以上も経ってしまった。 この間、書きたいことがなかったのかと聞かれると、全くそんなことはなくて、むしろ書きたいことだらけだった。いつものありふれた日常の中で感じた、ふとした気持ちを、 「書かなくちゃ、忘れないうちに」 と思うのに、忙しい日々に追いかけられて、なかなかパソコンと向き合えず、そうしているうちに、あの瞬間に感じた想いや色合いや香りが、色褪せて消えていってしまう。そんな日々だった。 本当にこのままでいいんだろうか。 そんな日々のことはまた今度

          濡れたやきそば

          ティファニーに憧れて

          数か月前、ジュエリーを購入した。 もしかしたらこれまでの人生で一番高い買い物だったかもしれない。 毎回、高い買い物をするときは必ずと言っていいほど不安になる。 『やっぱり買わないほうがよかったんじゃないか』とか、 『あっちのモデルのほうがよかったんじゃないか』とか。 でも、このジュエリーだけは、買った後に後悔は少しもなくて、嬉しさと胸の高鳴りでいっぱいだった。幸せで、嬉しくて、最近の疲れがすっと消えていく感覚だった。ジュエリーがこんなにも女性から愛されている理由が、今、

          ティファニーに憧れて