彼と同じ景色が見たくてSwitchを買った。いらないのに。

帰省を終えて関西に戻ってきた帰り際、Nintendo Switch 有機ELを購入した。

欲しかったのか。
んーん、全然いらない。ゲームとか全然しない。
でもやるならほのぼの系がいい。どうぶつの森とか。

それなのに買ったのはスプラトゥーン。

服とかアクセサリーとかコスメとか本とか、欲しいものなんていっぱいあったのに、それなのに買ったのはSwitchとスプラトゥーン。まじで意味が分からないと思う。わたしだって意味が分からない。

それなのにこんな高価な買い物をした理由は、別れた彼が
「一緒にスプラトゥーンをやろう！」
と誘ってくれていたのに、画面酔いするからとなかなか踏み出せなかったのが悔しかったから。

別れる前、彼がわたしとの通話とかよりもスプラトゥーンに行ってしまうことが悲しかった。メンヘラのわたしと話すのが億劫になってスプラトゥーンに行ってしまっているから完全にわたしのせいだったことくらいはわかっていたけれどそれでも。

今いる寮は電波が全然なくて、連絡もうまくいかず、電話をしても言ったことの半分は聞こえていなくて、そんな環境もわたしをメンヘラ化させて、彼との別れの引き金を引いた。メンヘラの種は事前に摘み取っておくべきとwifiを導入して学んだ。（無線LAN 最高)

別れてからも彼のことが大好きだから、たとえ酔って具合が悪くなったとしても、同じ景色を見たかったという気持ちは消えなくて、Switchとスプラトゥーンのソフトを買った。自分で見てもなかなかの強メンヘラだけど、まぁ、自分の気持ちが収まるならいいかと思った。

後日プレイしてみたら本当に具合が悪くて全然できなくて、同じ景色すら見れないのかと1人で泣いた。高い買い物、、、、。どうぶつの森とか、桃鉄とか、そういうもので使っていきたい。

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1/10
彼と電話で話をした。ずっと謝りたかったことも謝れて、気持ちも伝えられて、楽しく付き合っていた時に好きだったゲームをして、彼の学校の課題に付き合って朝方5時ごろまで話していた。そのおかげで、寝不足だけれど翌日の仕事はとても晴れやかな気持ちでいられた。

好きってすごいね。こんなにも頑張れる理由だったんだ。

「両想いじゃないことはとても苦しいけれど、でも好きってだけでとても幸せだな」と思えた。

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きっとまた明日には苦しくなってしまうだろうと思う。でも、それでいい。この気持ちを忘れないようにしたいから、ここに書いておくことにする。

昨日決めたことは「いつでも彼のパワースポットでいよう」ってこと。
もう彼の前でネガティブなことは言わない。いっぱい笑ってるって決めたの。泣くのは1人でもできるからね。

「時間あるときまた連絡してね！すぐね！！」というと、電話口の彼は
「うん（笑）ちゃんとするよ（笑）」と笑ってた。そんな言葉がお守りになって今日もわたしは頑張れる。

いつかまた連絡できた時、「この子といると元気が出るな」と思われるような存在でありたい。それまで待っててよ、きっといい女になるから。

PS. この翌々日はやっぱり不安さんになりました。わたしもまだまだだな（笑）