『ギャラリーストーカー ~美術業界を蝕む女性差別と性被害~』の感想
『ギャラリーストーカー ~美術業界を蝕む女性差別と性被害~』
/猪谷 千香
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この本を読むと、日本の美術業界の孕む性被害やパワハラなどの問題が
よーーーーーーく分かります。(ーωー;;;
何といえばいいのでしょうか、こういうことは事前にちゃんと伝えておいてくれというか。
旧ジャニーズ事務所にあったような性搾取の構造が、芸大全般に見られる
腐敗の構造そのままに重なるんですね。(何だこれって…)
『若者、女性、芸大出→はい、アウトー!!』みたいな、わけの分からない
ハメ殺しな現実があるんですが。(奴隷ビジネスみたいな)
結果的に、「私はアートが好きだから芸大に行こう」と思った多くの女性達が、芸大卒業後に、ほとんどどう転んでも搾取される立場に置かれてしまう
というのは、あんまりにもヒドイ詐欺だと思う。
ここらへん⇧の需給の嚙み合わない貧困の構造は、大卒出においても発生
してますね。(ーωー; つまり、他人(や組織)に頼るなということ?
美術やアートといえば聞こえはいいけど、権力や利権の絡んだヒエラルキーの構造からは、弱者を食いものにする腐敗臭がただよってくるわけです。
(全然美しくない!!!!(><;;;)
芸大に入った時点でもう罠にかかってるような気がするんだけれども。
はたして本当に、『芸大出であること』とか、『ギャラリーとのコケを
持つこと』とか、芸大の教授(?)とかの何がしかの権威とされている人に
『認められること』は、アートそのものにおいて必要なことなのか?
ということを、美術を志す若い女性は改めて問う必要があると思います。
必ずしも、『ギャラリーに展示してもらわなければアート活動は出来ない』
というわけでもないですし。
貸し画廊とか、1日5万円とかするらしいですし。(高くない????)
苦労して身銭払って展示して、おっさんにストーカーされてセクハラされたんじゃ割に合いません。(そりゃそうだろう)
多分、美術と関わって生きる!!!と志した女性は、現代の不条理をあまねく理解した上でサバイバルする知識が必要なんでしょうね。
(私はそう思う)
この本と合わせて、えらてんさんの『しょぼい起業で生きていく』とかを
読めば、現代のサバイバルの仕方が、ちょっと分かるかもしれません。
(「他人に頼るな!」というか)
ハチクロのハグちゃんみたいにはいきませんね。(ーワー;
ハチクロのハグちゃんみたいにいけばいいんでしょうか???
全ては、その人自身を映す鏡であるからして…。(ー人ー+
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