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インスリンを使わずに糖質をさばく方法が人体にはある。それは筋肉の運動だ

糖尿病になって病院に行くと、「インスリン製剤を使って血糖値を
コントロールしていきましょう」といわれるけれども。
(それが間違ってるわけでもないんだけれども)
 
病院側の問題は、「主に、インスリン製剤や投薬などの対症療法のみ
によってすい臓の弱った2型糖尿病患者に対応しようとしてしまって
いるところ」だと思う。
 
現代の日本の病院はそういうところなので、ある意味無理もないこと
でもあるんだけれども。(病院の医師、看護師の皆さんもベストを尽く
してくれているのだ。…のだが)
 
インスリン製剤はとても有効だし、私も何度か命を救われた身なので
あまりインスリン製剤のことを悪くいいたくないのだけれども、
「インスリン製剤を第二のすい臓として日常的に使い続けること」は、
何かが間違っていると思う。
 
健常者にせよ糖尿病患者にせよ、第二のすい臓として活用すべきものは、
インスリン製剤ではなくて、「全身についている筋肉」だ。
 
筋肉には、筋トレなどで筋肉を活用しているかぎり、インスリンを使う
ことなく(受容体として必要とすることなく)血中のブドウ糖を消費する
すばらしい機能が備わっている。
 
つまり、健全な食生活をして適度な筋トレ(主にスクワット)をする習慣が
身についていれば、私のようにすい臓が一度は完全にへたばった身でも
「糖質キャパを筋トレで増加することによって、炭水化物を含んだ食事を
(弱ったなりの糖質キャパの範囲内で)楽しめる」ということなのだ。
 
ここらへんが、ようするに私が伝えたい、「食事と運動を通して、ガタガタになった体を立て直す」ということなのだが。
 
そのためには、患者自身の自覚と覚悟が必要不可欠なのである。
 
それは糖尿病患者だけに限ったことではない、まだ自覚症状がない
「健常者」にもいえることなのだが。
 
人間は痛い目を見なければ、なかなか学べないものなのである。
(「学んだ」頃にはもう遅い場合だってありうるのにだ)
 
とにかく、筋トレは歯磨きと同様に、「生存するためにしておかなければ
ならない必要不可欠な習慣」なのだ。
 
ちなみに、筋トレ習慣の身についた私の意見だけれども、筋トレ(スクワット)は全然めんどくさくないです。(ダルい時はあるけど)
私がやってるのは食事前のスクワットとひざつき腕立伏せのみで、
そんなに時間もかかりません。(道具も場所もお金もかからないところが
いい。単純だから続けられる)
 
ウォーキングは時間の浪費感がハンパなかったので、すぐ辞めました。
アレはあまり血糖を消費してくれないのではないのだろうか…?
自転車に乗るのも、時間のわりにあまり血糖を消費してくれません。
 
現代人にとって、時間は黄金よりも貴重な資源なので、筋トレのスクワットとひざつき腕立伏せはコスパ最強の貯筋習慣だと思う。
 
歯磨きのフロスと同様に、「筋トレ(スクワット)をするのか、それとも
死ぬのか?」というレベルだと思う。
 
かなりガチ目に死にかけた私は、正にそのような(身もフタもない)現実に
直面したんだけれども。(私は「筋トレをして生存する」を選んだ)
 
筋トレ(スクワット)をする習慣のない健常者(仮)の方に筋トレをススメると、「めんどくさいし、しんどいから」といって、ほぼ必ず逃げられる。
 
逆だ。 スクワットをしないからしんどくなるし、全てがめんどくさくなってしまうのだ。
 
人体は40代以上になると、筋肉量が目減りしていく。
 
筋トレをすることでやる気の出る男性ホルモンが発生し、それが脳に作用
してメンタルにまで影響が及ぶ、という話を最近聞いた。
 
ようするにそういうことなのだ。 自分の脳内の一部を「脳筋信者化」して
おいた方がいい。
 
それは『生存するために』必要なことなのだ。

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