ねこ

行雲流水を実践したらオーストラリアでワーホリしちゃって大事にしたいものが変わった人型の猫。

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  • さいこうちくのおと

    ねこが価値観をアップデートする

  • Neko in オーストラリア

    ねこのオーストラリアばなし

最近の記事

人間は”本”である。 深くその内容を知るには”それ”に興味を持ち、 ページをめくらなければならない。 同じように自己のページをひらいて自分を知る必要がある。 本に出会い、本を読もう。 読まなければ、その本のことを理解することはできないのだから。

    • AI遺電子の2話を考察してみる

      今回は1話に引き続き2話の考察をしてようと思う。 前回の記事はこちら 記事の内容は以下の通り ※ネタバレを含む可能性があるので、作品を視聴後にご覧ください。 今回のテーマ今回の話ではヒューマノイドと人間が同じ陸上部で100Mのタイムを争っていた。ヒューマノイドはバイオ系のボディを持っているらしい。おそらく、骨格や筋肉が機械ではなく人間と同様の骨と筋肉を有しているということだろう。 お互いタイムを競い合う中でヒューマノイドが自分の限界に気づく。自分は作られたものだから

      • AI遺電子の1話を考察してみる

        プライム・ビデオでたまたま見つけた作品。 攻殻機動隊シリーズが好きなので、サムネイルから「電脳」かなー?と思いつつ視聴を開始した。 https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0C945HMJ1/ref=atv_dp_share_cu_r 今回は1話について気になる点があったのでそれを考察をしてみようと思う。時間があれば他の話数もまとめるかも。 ※ネタバレを含む可能性があるので、作品を視聴後に拝読することをおすすめします。 この

        • くうきを読む、同調圧力とは

          みなさんこんにちわ、ねこです。 日本人はよく空気を読む力が凄いと甚だ形容されることが多い。 がしかし、空気を読むとはどういうことか?良いことなのか、はたまたディスリスペクトせざるを得ない万物の象徴たるものなのだろうか。 さいこうちくのおと、今回は「空気」について考察してみたので、お時間あればどうぞ。 さて、みなさんは日頃空気を読んでいるだろうか? はてさて、なんのために空気を読んでいるのだろうか? おのおの空気を読む場面は多々あるかもしれない。 考えないといけないのは

        • 人間は”本”である。 深くその内容を知るには”それ”に興味を持ち、 ページをめくらなければならない。 同じように自己のページをひらいて自分を知る必要がある。 本に出会い、本を読もう。 読まなければ、その本のことを理解することはできないのだから。

        • AI遺電子の2話を考察してみる

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          【さいこうちく】テイク&ギブがあなたを救う!?

          ギブ&テイクという言葉を聞いたことがない人はいないと思う。 この言葉に呪われている人がいるのであれば一読していただきたい所存である。 かくいう私も、実はこの言葉に呪われていた時期があった。 それはもう「テイク」に執着し「わたしのギブを返せ!いますぐ返せ!そっこく返せ!」とテイク警察の権化のごときありさまで、このまぁるい肉球でさえも心を落ち着けることが出来なかった。 そして思考も変わり「ギブアンドギブ最高〜」と偽りながら生活をしていたこともあるがそれも本質ではないことに気が

          【さいこうちく】テイク&ギブがあなたを救う!?

          【オーストラリアのおと】車がスタックした話

          先ほどアマゾンプライムさんが教えてくれた。 2020年の3月13日は記念すべき初Boggedした日だった。 あまりにも懐かしすぎて、「ああ、こういう感じでオーストラリアについて綴るのもありかも」と思い、歴代の長老に引き継がれし伝説の「猫さま専用キーボード婆じぉん3」を押し入れから取り出してきた。余談であるが、キーボードを叩くときは人でいうところの人差し指の肉球がいちばん使いやすい。 なるべく情報が劣化しないうちにと思いながらも、Noteに投稿されているワーホリに関する記事

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          とうとう最終回!どうなるブラッシュアップライフ!?人生周回の謎を解くのはゲームの世界!!!?

          こんばんは。 人生145082726回目の猫です。 「人生何回目?」って聞かれたら、 「四捨五入して1億回目」って言ってます。 みなさんは四捨五入すると人生何回目ですか? さて、みなさんはブラッシュアップライフというドラマをご存じでしょうか? バカリズムさんが脚本を担当しているTVドラマ。 普段からバカリズムさんのコントを見ている方にとっては「バカリズム」らしさを感じるし、知らない人もこのドラマを見て「シュールな笑いの扉」を開いてほしいです。彼の作る脚本はまるでコントの

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          [有料級]英会話力を構成するスキルを素因数分解して見えてきたもの

          書きたいと思いつつ書けずに温めていたことがある。 ようやく重い腰をあげ書き始めたが、立ちながらの執筆は非効率的だった。 失礼を承知で重い腰はあげずに書いてみようと思う。 「英語を話せるようになりたい」 そう思いたちオーストラリアに行った。 その思いの源泉と実際に行くことになったきっかけを振り返ってみる。 小学生の時に読んだ「お~い竜馬」 なぜかサンタクロースからの兄へのクリスマスプレゼントは「お~い竜馬」という武田鉄矢原作の漫画だった。当時全巻すでに発売中だったのにも

          [有料級]英会話力を構成するスキルを素因数分解して見えてきたもの

          南三中 -思考実験ものがたり- あらすじ

          南三中は、どこにでもある公立中学校だった。 毎年、周辺地区の2つの小学校から100人に満たない生徒が入学してくる。 少子化が進んでいるらしいが、実際のところよくわからない。 人口が増えようが減ろうが子どもたちは何も感じず、大人でさえ日々の労働に勤しみ、社会への愚痴をアテに酒を飲んでいるだけだ。 彼らは世界を憂い、無関心でありながら誰よりも熱い関心を持っているように装う。凍った枝豆を解凍するのにちょうどいい熱しかないであろう各々の持論は、テーブルの上に鎮座するだけなのだ。

          南三中 -思考実験ものがたり- あらすじ

          南三中 -思考実験ものがたり- 本編

          生徒たち「イマジンー、おはよー」 イマジン「おはよう」 教室に入ると生徒たちは既に着席していた。 ニートで再就職したあの春から思い返すとすでに3ヶ月が経っていた。ご存知の通り私はニートであった。3ヶ月前までは。知り合いが見つけた教師募集に淡い期待も抱かず応募した結果、採用され今に至る。教師免許もなく学歴・経歴・人格ともに一切目にとまるようなものはないと自負していたが、どうやら先方が探している教師像にどストライクしたようだった。 イマジン「はいじゃあ出席をとるぞー」 この

          南三中 -思考実験ものがたり- 本編

          『モノノケ記』 - あらすじ

          その昔、モノノケありけり。 それ、ヒトを喰らふ、ヒトならざるモノなり。 神仏祈りし民、恐れおののきモノノケに屈し、 私腹を肥やすモノノケつひに国を作りけり。 ヒト皆、赤子や女を生贄に献上し、自らの命を守りけりー。 蒸し暑い夏の日。 夏休みなのに住宅街には子供達の活気がない。 公園で遊ぶ2人っきりの子供たち。 「ワタシ鬼ごっこ疲れちゃった。だるまさんがころんだしよ?」 「じゃあボクがオニする!」 「だーるまさんがこーろん…」 「キャッ!」聞こえる悲鳴。 最後の一字を言うより

          『モノノケ記』 - あらすじ

          『モノノケ記』 - 3話

          彼の話はこうだ。 モノノケ記を記載している原本は行方が分からず、原本通りに写した写本は、作られては消失を繰り返した。不思議な現象に困り果てた役人たちは、神道ゆかりの伊勢神宮に行き神職に写本を見せると、神職はモノノケ記のページを破り捨てそのページを祓い、写本を役人に返すとこう言ったー。 「以降、モノノケ記を記すことなかれ。さすれば、写本に祟りこず、永劫守られる。」 役人はその旨を天皇に伝え、以降モノノケ記が書物に書かれることはなくなった。モノノケ記は天皇家の子から孫へ口伝され

          『モノノケ記』 - 3話

          『モノノケ記』 - 2話

          スカートの裾を強く握りしめる彼女。店内に流れるゆったりとしたジャズミュージック。店内に並べられたテーブルは10個ほどで、彼女が座っているテーブル以外はソファー、数人の客がくつろいでいる。白を貴重とした内装は見るたびに血で赤く染まっていく。それを遮るかのように、視界に自分の下半身のみを覗かせた。彼女の視界、上の方でテーブルを叩く指が見えた。顔をだんだんと上げ、視野を広げるとそこには謎の男子生徒。 謎の男子生徒「...い....おい。蘇我、大丈夫か?」 彼女の顔を覗くことはせず

          『モノノケ記』 - 2話

          『モノノケ記』 - 1話

          目を開けると、母がボクを覗き込んでいた。 母かボク、どっちの汗か涙か分からないほどボクの顔は濡れていた。 起き上がり公園を見渡すと、数台のパトカーと救急車が来ていたけど、一緒に遊んでいた女の子を見つけることはできなかった。 母は「大丈夫、大丈夫だから」と繰り返しボクの髪を細い手で撫でた。 確かにあの時、ボクは彼女の足をみた。 靴が顔の高さまであったから、彼女の顔も、笑ったクマのTシャツも見えなかったけど、彼女は”飛んでいた”。うん、ボクにはわかる。 警察は熱心に何かにカメ

          『モノノケ記』 - 1話