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荒野に放たれた、新一年生

洗濯物を畳み終わったら、
次は次男のカレーで
豪快に汚された体操服を予洗い。
” おやつはまだか ”と熱い視線を
背中に受けながら、
長男の帰宅を待つ
慌ただしい平日折り返し。
 
帰宅後第一声
『一応行けるか分からないって伝えたけど、
3時までに宿題終わらせれたら
みんなで小学校で遊ぶんだって!』
と、控えめながら
お友達に誘ってもらったという
優越感で目を輝かせ、
嬉しそうに伝えてくれる
小学一年生の小柄な長男。
(クラスで一番背丈が小さく、
” なんで僕はこんなに小さいの? ”と
聞かれた時には返答に困った。)
 
子供だけでの約束は初めて。
今日は夫が休みの為
次男の自転車練習を兼ねて
やんわり付き添いをお願いする。
 
いつもは宿題をやる手も
緩急激しく
マイペースに動くのに、
今日はこちらが声をかけなくても
時計を気にして
『 おやつも食べなきゃ 』
『 明日の準備終わった! 』
『 もうすぐ3時になっちゃう! 』

、、、なんだ。
時間管理も明日の支度も
目的があると
こんなにスムーズなのね。

まだ、経験したことのない
野球をみんなでやるらしい。
張り切っている長男を見ると、
少し前までママから中々離れられない
ちびっ子さんだった気がするのに
自分の世界を開拓し始めていて
なんだか少し寂しいような、
嬉しいような、
誇らしいような、
不思議な気分で記事を書いている。
 
守りに守られていた園生活から、
荒野に放たれたように感じた
小学校生活スタート時。
一時は新しいお友達に
悲しい言葉を投げかけられ、
発達面でも敏感な長男の心は
簡単に折れてしまうのではないかと
心配になったりもした。
 
しかし、きちんと逃げることなく
担任の先生や
本人の努力のおかげで
自分が投げられた言葉に対し
” これは嫌だったよ ”と
相手に伝える事が出来た。
先生の仲裁を経たものの
対等な関係を築く
きっかけとなったのか、
今現在、辛い言葉を投げかけてきた
その子は長男の一番の友人となった。
皆より頭一つ分大きく、
選抜リレーでは選手となる友人。
長男のことを気にかけてくれて、
練習を頑張った徒競走で
ビリになってしまった時も、
『頑張ってたね!かっこよかった!』と
落ち込む長男に1番に駆け寄り、
励ましてくれた姿に
目頭が熱くなったことを
物凄く覚えている。

 

砂場でお友達4人と楽しそうに
穴を掘る写真が送られてきて
無事に遊べた様子。
( 一人前に次男も
混ざってるのところが笑える。 )
 
私も残りの家事と、
帰ってきたドロドロの男子たちが
そのままお風呂に入れるよう
そろそろ重いお尻をあげて
準備を開始しなきゃ。
 
本当は11月に始めたいことを
書いてみる予定が、
今日の出来事が微笑ましく
残しておきたくなり、
予定変更となりました。
 

明日こそ ” 11月に始めたいこと ” を
テーマにしてみようと思います。

 なんちゃって予告写真( 笑 )
 無印良品 発酵ぬかどこ 

またお会いできると嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました  miwa.

 

#日記 #エッセイ #備忘録 #小学一年生 #母親 #暮らし #子育て #環境 #言葉  

 



 






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