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アキのエッセイNo.122-否定の色眼鏡で人を見てしまった反省文


こんにちは、アキです。
先日の記事で
最近入職してきた後輩が発達障害傾向が強めだったという話を書きました。

その記事を書いたときは
「この人、大丈夫かな~?」なんて不安に思っていて
指導係の私は
大分メンタルが参っていましたが

この方
結構真面目に誠実に仕事をこなして
時間はかかりましたが
今ではやらなきゃいけないことはほぼほぼ出来ています。

多少
抜けているところはありますが
指摘に対し反発することは無く
本人なりにきちんと受け止めますし

取りあえず
事務長に相談することはないかなと思います。

何というか
予想を良い方向に裏切ってくれました。

それはそれで
ほっと安心出来るのですが

それと同時に
最初の仕事ぶりだけを見て
「この人ダメだ」と決めつけていた自分が
恥ずかしくなりました。

自分だって
学生時代に
精神疾患や発達障害を公表したことで
差別されたり虐められたりして
苦しい思いをしたのに

この方を一方的に否定して
「駄目な人」とい烙印を
押していた気がします。

相手の人となりなんて
じっくり見て
長く付き合っていかないと
本当のところは分からないものです。

私の中で
「これができなければいけない!」という
固定観念があって
それに当てはめようとして
彼を見ていた気がします。

それが
否定のもとになっていました。

それに気付いて
この固定観念は手放そうと決めてから
彼を少しずつ
受け入れられるようになってきました。

誰かと関わるとき
自分はどういう色眼鏡で
相手を見ているか?

「~が出来ない人」とか
そういった批判的な色眼鏡で見てしまうと
容易に偏見に繋がります。

まずは
その偏見に気付くこと。

気付いたら
その色眼鏡を外して

全てでなくても良いから
相手の受け入れられるところはないか
探してみて

少しずつ
受け入れていくと

より関わりやすくなるかも知れませんね。

そして
相手が自分の望んだとおりに動いてくれないとき

それは
相手の課題であって
自分があれこれ悩む必要のある課題ではない
ことを
認識する必要があります。

といっても
同じ課にいて
同じ仕事をしているのですから
連帯責任は生じるのでしょうから

くっきり
課題を分けるのも難しい
のでしょうが

何はともあれ
完璧を自分にも相手にも求めすぎず
ある程度は
出来ている点もそうでない点も
受け入れていくのが
対人関係において必要になってくる
と思います。

人間というものは
不完全ですから

だからこそ
不完全な者同士
補い合って
協働していくことで
社会が上手く回っていく
のかなと思います。

今回は
こんな感じの雑記でしたが
何か心に響くものがあれば幸いです。

お読み下さりありがとうございます。


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