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猫のライオン【ニ】

どうも、ねじりです。

以前こんな物語を書きました。

あらら。
あれからもうこんなに時が経っていたとは…

ちょっと短いですが、久しぶりに
「猫のライオン」の続きを書きましたので
もしよかったら読んでいただけると嬉しいです。

そして読む前にみなさんに
ちょっとお伝えしておきたいことが。
以前の時とはお絵描きアプリが変わったので
絵の感じが少し変わってしまいました。
けれど愛情を込めて描いていることには変わりないので
少し違和感はあるかもしれませんが
許していただけたらありがたいです。

よろしくお願いします🐨

***

ここは地球から遠く遠く離れた
どこかの惑星。
どこにあるのかと聞かれても
こちらにもわからない。
遠く遠くのどこかに存在している
謎の惑星のお話。
そこには「猫のライオン」という生きものが
ひっそりのんびりと暮らしていた。


猫のライオンは本を読むのが好きだ。

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今は「チキュウのこと」という本を読んでいる。
チキュウについて書かれているこの本は
本をたくさん持っている友達に借りたらしい。

チキュウ。
チキュウはこの宇宙のどこかに存在している惑星。
ほとんどのことはこの惑星と一緒である。
空があり、山があり、海がある。
しかしまだまだ未知なる部分も多い。

猫のライオンは考える。

「チキュウかぁ…チキュウって一体どんな所なんだろう?」

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猫のライオンは以前からチキュウに興味があった。

しかしこの惑星に住む友達は誰一人として
チキュウのことはよく知らないという。

だから猫のライオンは
色んな人にチキュウのことを聞いて回った。
けれど残念ながら
チキュウのことを知っている人は
本当に誰もいなかったのだ。

チキュウには沢山の本がある。
「わぁ、そりゃあいい。」

猫のライオンは毎晩
チキュウのことを想像しながら眠る。
未知なるチキュウのことを。

チキュウには
どんな景色が広がっていて
どんな人たちが住んでいて
どんなお話をしているのか

それを想像しながら眠るのが好きなのだ。

「想像するのって楽しいなぁ。
でも知らないことを知るのはもっと楽しいだろうなぁ。」

猫のライオンは、自分の住むこの惑星が大好きだ。
でもチキュウのことも同じくらいすごく好きだ。

好きなものを考えることは楽しい。

「また別の本も借りて読んでみよう。」

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猫のライオンはこの惑星で

いつもこんな事を考え
いつもこんな事を思い
いつもこんな風にして
暮らしているのだ。

***


最後まで読んでいただきありがとうございました!

前回初めて描いた時はまさか
続きを書くことになるとは思っていなかったので
今またこうして投稿することができて本当に嬉しいです。

前回スキを下さった皆さま
コメントで「続きが楽しみ」と言って下さった皆さま
本当にありがとうございました。

続き、書けました~🐨!

そしてそのうちまたひょっこりいつの間にか
続きが投稿されているかも?…しれません。笑


ではまた。

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