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高校受験に失敗したおはなし

わたしは高校受験に失敗をしています。
(家族にも高校受験に失敗した人がいます。)

タイトルを見て、この春、希望する高校に
入学できなかった人も見ているかもしれません。
もしかすると、この記事を読んでも
何も響かないかもしれません。
わたしも受験直後に何を言われても落ち込んでいた経験をしています。
でも、わたしが受験をした頃にはネットが無かったのですが、
今の時代にはnoteがあるのでちょっと書いてみようと思います。


第一志望の高校は受ける前から
合格に届かないことがわかったうえで、
受験をしました。
結果は届きませんでした。
それでもたくさん泣きました。

ですが、泣いているヒマもなく、急いで第二志望の高校へ入学手続きをする必要がありました。
はんぶん上の空で高校へ行って、涙目で制服の採寸もしました。
とにかく言われた通り、着せ替え人形のように制服や体操服を着せられ、
ぴったりなのかキツイのかもよくわからないサイズをチョイスしました。

そのあと、スカートが長いまま3年を
過ごすことになり、
スカートの丈はちゃんと選ぶべきだったと後悔することになります。
「あの時の自分、ちゃんとスカート丈は選んどけ」
と言いたいですが
その時は考える余裕がありませんでした。

そのあと、仮クラスで説明会にもいきましたが、
「この高校じゃイヤだ」と思いながら話も
全然聞いていませんでした。
入学式でも写真をとるのがイヤで拒否しました。
桜が咲いていてもキレイだと思いませんでした。


クラスが発表されましたが、同じ中学から来た子はいないのでひとりぼっちでした。

教室に入るとクラスの雰囲気がかなり暗かった。
そう、わたしと同じように第1志望でなく、
第2志望でこの高校に入ってきた子が
多かったのです。
「あ、わたしだけじゃないんだ」

それまではなんで自分だけこんな思いをしなければ
いけないんだろうと考えていました。
でも、そうではないということに気づきます。
わたしと同じように第1志望の高校にいけなかった子は案外いるのです。

第1志望として高校に入学してきた人は
その暗い雰囲気を察して盛りあげようと
奮起します。
その子たちの周辺でいくつかの集団が
できあがります。

やはり、「どこの高校受けた?」という話になり、
わたしと同じA高校を受けたという子が
何人もいることが判明。

倍率がかなり高かった高校だったため、
受からなかった子も多い。
「なんかムカつく」
「ほんとムカつく」
「めっちゃむかつく」
※ わたしの世代はギャル全盛期
となぜか怒りはじめ、お互いの気持ちを分かちあうようになっていきました。

次の日から行けなかった高校の話は
しなくなりました。
あんな思いもしたのは自分だけじゃないことが
わかってスッキリしたのです。
これから高校生活を楽しく過ごそうとみんなが
前を向いて歩き始めました。
(ギャルの切り替えは早い)


コレはあくまでわたしの体験ですが、
もしかしたらもう少し引っ張る人もいるかも
しれません。
でも、時がくれば薄れていくでしょう。
いや、薄れていかねばなりません。

高校入学はゴールではありません。
高校3年間の過ごし方でいくらでも変えられます。
今は何も考えられないかもしれませんが、
もしも高校から先の目標が決まっている人は
早めに切り替えていくといいことありそう。

特に推薦で大学受験を目指している人は
3年間、ずっと頑張り続けなければなりません。
3年生だけ頑張ってもダメなのです。
入学後すぐの試験から良い成績がとれるように
今のうちにしっかり復習しておきましょう。


まだ高校から先の目標が決まってない人は
なるべく早く目標を見つけましょう。

わたしは高校2年の時に看護師になりたいと
思いましたが、受験に必要な単位選択をして
いなかったのでその夢はかないませんでした。

高校1年の時に決めていれば受験できたかも
しれません。
なので高校入学する前に言うのもなんですが、
高校卒業後の自分を今から
イメージしてみてください。


わたしは普段は資格のおはなしを書いています。
高校で取得したのは4つです。
でも、いわゆる加点にならない資格です。

加点がもらえる資格を取得した方が
大学受験には有利ではありますが、
世の中にはとってもたくさん資格があります。
年齢制限もなく、受けられる資格もあります。
自分が興味のある分野があれば、
検索してできれば取得にも
チャレンジしてみてください。
(わたしのnoteでも学生でも受けられる資格を
これから紹介していく予定です。
番宣みたいですみません)


いろいろ書きましたが、
わたしは40代ですがまだ新しいことに
チャレンジしようと思ってます。

10代なら体力もあってたくさんチャレンジ
できるはず。

ピンチをチャンスにかえて
前を向いて歩いていきましょう。

わたしはがんばった人、がんばる人を応援します。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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