モラハラ加害者をかわいそうだと感じてしまったときに
こんにちは。ねこねこです。
モラハラ夫や妻と何とかして離れた後に、襲ってくる感情の1つに「加害者のことをかわいそうだと思ってしまう」というものがあります。
モラハラパートナーとの別居中、加害者のあまりにかわいそうな雰囲気にのまれて、最後の最後に加害者を捨てきれず戻ってしまうという方も多いようです。
モラハラパートナーをかわいそうだと思うとき
モラハラ加害者と夫婦関係にある場合、別居した後も、加害者と連絡を取り合うことは多いと思います。
特に子供がいると、面会もありますし、色々な手続きで連絡が必要になることがありすよね。
なので、別居後もLINEでやり取りをしているという人は多いと思うのですが、事務連絡以外にもよくわからない連絡が来るので、うんざりしてしまう・・ということも多々あると思います。
ところが、そのウンザリなLINEがある日を境に突然テンションが変わるということがあります。
そのLINEは、文面から「ショボン・・」が溢れかえり、感謝や後悔、気遣いが散りばめられており、いつものようなしつこさもありません。
こんなLINEを立て続けに何回か受け取った時や、人づてに加害者が辛そうにしていたときいたりしたとき、「この人、かわいそうだな」と感じてしまうことがあります。
私の場合でいうと、知人から「旦那さんは、涙を流しながらまた家族全員で暮らしたいとおっしゃっていましたよ」
というコメントを聞いたときに、「かわいそうだな・・」と思いました。
モラハラ加害者の典型的な行動だとはわかりつつも、そのちょっと前からかわいそう感全開のLINEが送られてきていたこともあって、心が揺れました。
かわいそうなのか自己中なのか
さて、モラハラ加害者を「かわいそうだな・・」と思ったとき、あなたはどうしますか?
かわいそうと思ってから、いきなり戻るということはなかなか無いと思いますが、「連絡くらいしてあげようかな・・」と優しい気持ちを持ってしまう人は多いと思います。
あなたはとても優しい人だから、かわいそうな人を放っておくことが出来ないのでしょう。それはあなたの長所で、素敵なことだと思います。
でもね、
忘れないでいただきたいのは、あなたはその優しさに付け込まれて、モラハラをされてきたのですよ。
モラハラ加害者は良心が無く、自分の損得が一番です。
自分の思い通りにするためには、なんでもします。
加害者は自分が好き放題モラハラをしてきたという歴史を完全に無視しており、どういう因果関係により今の状況になっているのかなど微塵も考えていません。
そこにあるのは、自分の勝手な望みだけで、自分の思い通りにあなたが自宅に戻り、あなたに引き続きモラハラをしていくことです。
あるいは、加害者が妻である場合は、あなたを生かさず殺さずの別居状態にして、出来るだけ長く・多く婚姻費用をもらうことです。
その状態が叶わないときに、モラハラ加害者はかわいそうな人になります。
これって本当にかわいそうですか・・・?
はい。かわいそうではないですよね。ただの自己中です。
目を覚ましましょう
モラハラ加害者は理屈上は「かわいそうではない」とわかっていただいたとしても、感情の面で「かわいそう」と思ってしまう気持ちが残ることがあるかと思います。
その場合は、過去の日記や過去のLINEなど、あなたがまだモラハラ加害者と生活していた頃の状況が記録してあるものを見返してみてください。
私は、録音していた夫とのやり取りを聞き返しました。
その録音の夫は、かわいそうな様子などもちろん微塵もなく、冷酷な口調で私を責め立てていました。
5分ほどその音声を聞くと、「かわいそう」と思った気持ちはスッと消えて。
「淡々とやるべきことをやろう」という前向き?な気持ちになりました。
(生の雰囲気を思い出すことができるので、録音を聞くのは本当におすすめです。)
録音はハードルが高いと思いますが、日記やLINEなどでのやり取りは残っていることも多いと思います。
見返したくもない過去だとは思いますが、加害者を「かわいそう」だとおもってしまったときには、目をそらさず過去を直視してみてください。
そこにある過去は、きっとあなたを現実に引き戻してくれますよ。
いつもお疲れ様です。
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