後藤エミ

子育て支援に取り組む人々と地域をつなぐ「みんなのこども」プロジェクト代表。 https…

後藤エミ

子育て支援に取り組む人々と地域をつなぐ「みんなのこども」プロジェクト代表。 https://minna-no-kodomo.jimdosite.com/ お仕事では、広告制作やブランディングを行っています。 https://kichi.design

マガジン

  • みんなのこども見聞録

    「みんなのこども」プロジェクト発起人・後藤が こどもやおとな、それを支援する人々の活動を見聞きし、 つぶやきモードで書きまとめています。

  • こどもとあゆむ おとなたち

    ★☆★ みんなのこども取材記事 ★☆★ こどもたちにとって希望がもてる社会づくりを目指して、力を尽くす おとなたち。NPOやボランティア団体、企業、行政など、さまざまなフィールドで 「いま自分にできること」を実践する活動家たちを取材していきます。 https://minna-no-kodomo.jimdosite.com/

最近の記事

【子どもアドボカシー 3】ありのままのあなたのほうが、子どもは話しやすい。

子どもの意見を聴こうと、がんばりすぎないで。 シリーズの第1回・第2回を通して、とてもまじめに 「子どもの声に耳を傾けて、悲しい事態を招かないように!」と 書いてきましたが、締めくくりでお伝えしたいのは 「パーフェクトは目指さなくていいらしい」というお話です。 肩透かしな展開で、すみません。 私は子育てをしたことがないので分からないのですが 親御さんはつい「子どもを良いほうへと導いてあげたい」と 思ってしまうもの…ですよね? 子どものお手本になれるよう 完璧を目指してしま

    • 【子どもアドボカシー 2】 子どもの話に耳を傾けないと、起きてしまう問題。

      *2021年の11月、児童養護施設の和白青松園で行われた  子どもアドボカシー講座でお聞きした話、気づいたことを  書きまとめていく全3回シリーズの第2回目です。 言えなかった思いは、やがてトゲになる。 親や教師、周囲の大人たちから 「自分の思いは遠慮なく言葉にしていいんだよ」と 言ってもらえずに育った子どもは 心のなかに満たされない何かを抱えたまま そのイライラを何らかの形で表面化させます。 暴力をふるう。 誰かをいじめる。 やけを起こす。 自己否定をする。 死にたい

      • 子ども・大人・まちが互いに育ちあう「いふくまち保育園」

        はじまりは、公民館みたいな写真館から。 にぎやかな幹線道路から一歩入った、街の真ん中の小さな公園。入口には「古小烏(ふるこがらす)こうえん」と手書きされた、かわいい看板がかかり、幼い子どもたちが裸足ではしゃいでいます。お手製のおもちゃや遊具、砂場などで遊ぶ子どもたちのようすはどこか懐かしく、なんだか別世界に入り込んだかのよう。 この古小烏公園に隣接して佇むのが、いふくまち保育園です。 「私たちの保育園は、公園を管理するところから始まったんです」と語るのは、園長の酒井咲帆さ

        • 【子どもアドボカシー1】 子どもの意見を大切にするって、 具体的にどうやるの?

          「どうしたいのか、言ってごらん」と促して 自分の思いを的確に言い表せる子どもなんて、 ほとんどいないのではないでしょうか。 2021年の11月、児童養護施設の和白青松園で行われた 子どもアドボカシー講座に、わたくし行ってきました。 アドボカシーとは、擁護・代弁という意味で 自分の意志をうまく伝えられない人をサポートし、 その人が本来もつ権利(人権など)を守る行為です。 講師は、子どもNPOセンター福岡の代表理事をはじめ 多くの団体の理事や委員を務めておられる重永侑紀さん。

        【子どもアドボカシー 3】ありのままのあなたのほうが、子どもは話しやすい。

        • 【子どもアドボカシー 2】 子どもの話に耳を傾けないと、起きてしまう問題。

        • 子ども・大人・まちが互いに育ちあう「いふくまち保育園」

        • 【子どもアドボカシー1】 子どもの意見を大切にするって、 具体的にどうやるの?

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        • みんなのこども見聞録
          4本
        • こどもとあゆむ おとなたち
          5本

        記事

          ちょいとライトな見聞録、はじめます。

          取材をして、原稿を書く。 コピーライターである私としては、できて当然の作業ですけど、 その制作には平均1週間弱を要したりして意外と手間がかかります。 いま私が推進している「みんなのこどもプロジェクト」では 子育て環境をよりよくしようと活動している方々に取材して 社会に発信するアクションを、ボランティアで続けています。 https://minna-no-kodomo.jimdosite.com/ でも、気付いたんです。 取材した方々の思いを丁寧にくみ取り、 お聴きした内容を

          ちょいとライトな見聞録、はじめます。

          こどもの生きるチカラを、キャリアづくりから 応援する。「みんなのオフィス」

          若者が自分を信じ、充実して生きられるように。 みなさんは、「ジョブカフェ」をご存じですか? これは原則15歳以上35歳未満を対象に就労を支援する施設で、現在46都道府県に設置されています。ジョブカフェでは、カウンセリング、面接の練習、履歴書の書きかた指導から職業紹介までをワンストップで行っており、対象年齢の方はどなたでも無料で利用できます。 今回お話を伺った「みんなのオフィス」代表でキャリアコンサルタント(注)の長谷川さんは、ジョブカフェの相談員として2005年から就労支援

          こどもの生きるチカラを、キャリアづくりから 応援する。「みんなのオフィス」

          父親の育児参加が、明日を変える。「ファザーリング・ジャパン九州」

          父親が家で笑っていると、 こどもはのびのび育っていける。まず、この記事をお読みのお父さんにお尋ねします。普段、わが子とのコミュニケーションに戸惑っていませんか。パートナーである妻と何でも話し合えていますか。 家で、心から笑えていますか。 ファザーリング・ジャパン九州(以下FJQ)は、「笑っている父親を増やす」をミッションに、任意団体からスタートして、2012年にNPO法人となりました。家庭で父親が笑って過ごせるようになるには、家事・育児に主体的に参加する必要がある、というの

          父親の育児参加が、明日を変える。「ファザーリング・ジャパン九州」

          親子で通えるフリースクール「福岡てらこや あそび」

          こどもと、おとなが、つながりあって  “あそび” のある学びが生まれる。たくさんの人を迎え入れられるよう、障子や襖を取り払った広間。畳に座って、同じ目線で語り合える場所。「福岡てらこや あそび」は、こどもやその親たちの居場所を作ろうと、代表の新里美帆(しんざと みほ)さんが幼い頃に暮らしたご実家を開放して始まりました。 “あそび” にこめられた意味は、余白。おとなたちが自らの能力的・時間的余力を持ち寄り、ムリなく協力し合って、こどもと向き合うこと。育児の課題を直線的にとらえ

          親子で通えるフリースクール「福岡てらこや あそび」