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2022GW四国ツーリング

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【完結】四国ツーリングのまとめです。
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2022GW四国⑥

2022GW四国⑥

四国から九州を目指す時、八幡浜市から大分の別府に向かうフェリーと、もう少し先の三崎港から佐賀関へ向かうフェリーがある。
(松山-小倉フェリーというのもある)
前の記事でも触れたが、もっぱら私は三崎-佐賀関のフェリーを使う。

理由は簡単、安いから。

人と125までの原付を載せて、三千円でお釣りがくる。
加えて九州四国間の最短距離を結ぶため、乗船時間が短い事も好きな理由だ。(70分)
過去に数回お

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2022GW四国⑤

2022GW四国⑤

余りに川岸に寄せてテントを設営した為、夜半の雨に飛び起きて、キャップランプで川面を見ながら増水しそうならテントを移すか悩んでいたが幸い直ぐに雨は上がり、安心して寝直したのがいけなかった。

起きたら既に外は明るい。

寝呆けた頭で携帯を見ると、姉からLINEが届いていた。
メッセージには、翌日に大阪に住んでいる兄が家族と一緒に福岡の姉の家に来るのでお前も来ないかとの内容だった。

頭をフル回転で考

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2022GW四国④

2022GW四国④

行き先を何も決めていないと言いながらも、何となく足摺岬の方に向かおうと思っていた。

2020年に四国を訪れた時に、足摺岬の近くで泊まったキャンプ場が印象に残っていたからだ。

もう一度あのキャンプ場に行ってみよう。

そんな事を思っていたが、砥部町から足摺岬まで約200km。
走って走れない距離ではないが、寄り道を良しとする今回の旅は、遠い場所に目的地を極力決めたくない。
以前の旅を思い出しなが

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2022GW四国③

2022GW四国③

砥部町の夜はいつも寒い。
標高で言うなら500m程度だと思うが、標高や気温の数字以上に寒い気がする。
砥部に限らず、GWといえば街ではちらほら半袖の人も見かけるくらい昼間は夏のような気温になるが、夜の世界は完全に冬である。
砥部ではないが、過去のGWキャンプでは放射冷却でテントを凍らせて奥歯を鳴らして眠れぬ夜を過ごした事もある。
5月のキャンプであれば、昼間の気温に騙されず冬用のダウンシュラフを持

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2022GW四国②

2022GW四国②

松山市から国道379号線を南下すると砥部町に入る。
器に心得がある方はご存知かと思うが、砥部焼という焼き物の産地でもある。街道沿いには焼物店や工房が並ぶ風光明媚な街だ。余談ではあるが私は焼物は良く分からないクチなので、数回訪れていはいるがこの街の魅力の1/10も分かってはいないのだろう。
何故砥部町を目指すかと言われたら、初めて四国を訪れた時に初日に泊まったキャンプ場があり、何がどう良い訳ではない

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2022GW四国①

2022GW四国①

2022年GWの旅の思い出話を。
まとまるのか分からないが備忘録も兼ねて書いてみる。

今年のゴールデンウィークは、4月30日まで仕事だったので、5月1日から5月5日までの5日間の連休の予定だ。
帰省などはせず、5日間走り倒そうと勝手に盛り上がっているおっさんである。
5月1日の夜中に立つつもりで、仕事から帰宅後に準備をして仮眠をとる。

行き先は四国。
四国は初めてではない。
2020年に初めて

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