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雪ん子だるま、ミュージアムショップに現る
こんにちは!
伝統工芸・奈良一刀彫ブランド「NARADOLL HIGASHIDA」のスタッフ、阪本小雪です。
作家 東田茂一先生のもとで、見習いとして勉強させていただいています。
さて今回は、
私たち工芸女子が手がける「雪ん子だるま」を、なんと東京国立博物館のミュージアムショップに置いていただいています!というお知らせです。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18213714/picture_pc_f7e64af1100f15baf31f48aa634c538c.jpg?width=800)
日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」
2020年1月15日(水)-3月8日(日)[47日間]
東京国立博物館 平成館(上野公園)〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
現在開催中のこちらの展覧会。
「出雲と大和」ということで、島根と奈良、いずれも日本という国のはじまりに深い関わりをもつ地域の合同展示となっています。
紀元前から弥生時代、古墳時代へと移り変わる古代の暮らしのなかで、人々が作り出した祭祀の道具や宝飾品などがずらり。
古代史好きならずとも「凄い…!」となる見応えたっぷりの展示が評判を呼び、連日多くの来場者で賑わっているのだそうです。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18214750/picture_pc_6ea8bf37cc6f86083c6d521a80894e38.jpg?width=800)
そんな特別展「出雲と大和」の特設ミュージアムショップにて、奈良一刀彫 雪ん子だるまを販売させていただいております…!
銅鐸や鏡、古墳などをモチーフに趣向を凝らした、ユニークかわいい展覧会オリジナルグッズや、島根と奈良それぞれにまつわる品物が所狭しと展開されている充実のミュージアムショップ。
その片隅で、雪ん子だるまもちょこんとお待ちしております^^
(大勢の方の視線を浴びて、なんだかいつもより更に「きょとん」とした表情に見えます。)
47日間の開催期間中通しての販売となり、数量限定ではありますが10色すべてを取り扱っていただいております。完売の際はご容赦ください。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18215139/picture_pc_3aae8424cb6e1f03f88d77a100421181.jpg?width=800)
もし売り場で見当たらない色味をご覧になりたい場合は、ショップのスタッフさんにお声がけいただければ幸いです。
昨年10月の発売以降、
ふるさと納税
11月には東京日本橋の奈良まほろば館様、奈良町の西村邸様でのイベント、
12月には奈良市紀寺町のギャラリー艸小路様、
年が明けて1月にはジェイアール名古屋タカシマヤ催事「日本の伝統展」、そして今回の東京国立博物館「出雲と大和」展と…
次々と「雪ん子だるま」とともに駆け抜けてきました。
予想を大きく上回り各所からお声がけをいただき、驚くとともに誠にありがたく、ひとつひとつのご縁に感謝しております。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18215653/picture_pc_138e9175e3c7e0631483c879f8552b8d.jpg?width=800)
雪ん子だるまや工芸女子についてのご依頼をいただく度、職人見習いの作り手である私たちも雪ん子ちゃんたちとほぼ同じびっくり顔になりながら…
どうにかこうにか、歩みを進めてきた冬でした。
暦の上では大寒を過ぎ、だんだんとこの冬は終わりに向かいます。
今回の「出雲と大和展」を最後に、今シーズンの雪ん子行脚も一旦幕を下ろすことになりそうです。
(もちろん、NARADOLL HIGASHIDAオンラインショップや各種ふるさと納税サイトからのご注文は引き続いて承らせていただきます。)
東田先生をはじめ諸先輩方に大きなお力添えをいただきながらのファーストシーズンには、うれしかったことが数えきれないほどたくさん。喜んでくださったお客様方の表情は、私たちにとって忘れられない光景となり背中を押してくれます。
それと同じく、失敗したこと、反省、悔しかったこともたくさん。
伝統工芸、奈良一刀彫、甘くないです。本当に。
「成し遂げるには、一足飛びには出来ないよ」という、工芸の大先輩の言葉が何度も胸によぎります。
奈良一刀彫見習いとしての、私たちの修行はまだまだ始まったばかり。
「雪ん子だるま」についても来シーズンに向け、工芸女子チームとして事細かにフィードバックとブラッシュアップを行っていきます。
また来冬も、ほっこりとした空気を運ぶ小さな雪ん子だるまたちをお届けできますように。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18216364/picture_pc_a47100fea05822a611ab4e02207e1dd7.jpg?width=800)
3月8日まで開催中の東京国立博物館 「出雲と大和」展では、NARADOLL HIGASHIDAの「ひいな」も限定数ではありますが店頭販売しております。
そのほかにも、奈良の伝統工芸品をはじめとする銘品が多数展開されています。こちらのウェブサイトもあわせてぜひご覧ください。
考えてみれば、かつて出雲や大和に暮らした古代の人々が作り出した品々は、全てが手作り。いま私たちが「工芸」と呼んでいる営みに、根っこの方で繋がっているのだと思います。
そう思うと、「出雲と大和」展で展示されているさまざまな出土品などの見方にもひとつ味わいが加わるかも、なんて想像しつつ。
今日も奈良の地で、一刀彫修行に励みます。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18217996/picture_pc_c2bf4751e476aeaf92d99c66669ab94e.jpg?width=800)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18218015/picture_pc_5fed9fb1d30369bf6045a7b3ba057d8d.jpg?width=800)
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18218027/picture_pc_8a92695965015059748bc87a713b0781.jpg)
最後までお読みいただきありがとうございました^^
それでは、また!
NARADOLL HIGASHIDA HP
http://naradoll.com/
NARADOLL HIGASHIDA Instagram
https://www.instagram.com/naradollhigashida/
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