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【史】道立文学館で見つけた地図の図録の話/地図も読み物だから(30)

聴いてみよう

この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2023年5月20日配信の書き起こしです。

読んでみよう

にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは、

【史】道立文学館で見つけた地図の図録の話/地図も読み物だから(30)

です。

土曜日は地図を読む話をしています。

初夏の札幌

先週末の札幌は気温が20度を超える暖かさでした。

街中には遅咲きの八重桜やライラックが咲いていて、青空と新緑が眩しい週末でした。

せっかくの良い天気ですからどこかに出かけたくなったところに、お友達からお誘いがありました。

僕は名前が直樹で猫が好きというところから、オンラインサロンやリアルサロンでにゃおと呼んでもらっています。

それでこの配信のタイトルも「にゃおの」で始まっているのですね。

猫好きを知っていてにゃおさんと呼んでくれている友達からのお誘いです。

「これ、行きませんか?」と知らせてくれたのは、

北海道立文学館の「ネコ!ねこ!猫!!Ⅱ」という特別展でした。

猫が出てくる小説やエッセイ、詩、短歌、俳句、絵本を集めた展示です。

もちろん北海道ゆかりの文学者の作品ばかりです。

地図と文学?

個性的な猫が描かれている作品を一つ一つ、

「この人は猫を飼っているけど、この人は想像で書いているね」

「これも読みたいし、あれも読みたい」

なんて話しながら見るのはとても楽しいものでした。

ぐるっと展示を見て展示室を出たところであまり広くないミュージアムショップを眺めていて、これはと手に取ったのが「地図と文学の素敵な関係」という冊子でした。

表紙は文学館のある中島公園を中心とした地図を使ったデザインです。

開いてみると地図とともに語られる様々な文学作品が並んでいます。

2022年6月から8月まで文学館で開催されていた「地図と文学の素敵な関係」という特別展の図録だったんですね。

「はっ、これこそ求めていたものだ!」

って思いました。

北海道立文学館 地図と文学の素敵な関係 図録

地図で文学を語る

本好きの地図好きにはたまらない内容なのです。

それほど厚い冊子ではありませんが、内容はかなり濃密。

狭い地域の地図から世界地図、リアルな地図からファンタジーの地図、なんでも来いっていう感じ。

巻末には1945年以降の北海道を舞台とした小説マップなんてのも載っています。

取り上げられている作品の数は、160点以上もあります。

眺めるだけでも楽しそうでしょう?

早速購入して、ワクワクしながら眺めているわけです。

ここしばらくはこの図録を楽しみながら話していこうと思っています。楽しみにしてくださいね。

それにしても去年の特別展示に気づかなかったことが返す返すも口惜しいと思うのでした。

今回は、道立文学館で見つけた地図の図録の話でした。

今日はここまで。

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今後配信の中で参考にしていきたいと思います。

おわりに

読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。

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この配信の書き起こしをnoteで連載しています。

今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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