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🍳一週間のフード・デリバリー関連ニュースまとめ[2022/9/26~10/2]

こういうの好きです。



📰プレスリリース

📰最新の海外フードトレンドから未来を読み解く/「世界の⾷潮流2022-2023」9のキーワードを発表!企業・自治体向け⾷潮流セミナーの提供を開始

海外リサーチ・マーケティング及び商品開発・PRサポート事業を⾏う株式会社TNCが毎年リリースをしている「世界の⾷の潮流」の9のキーワードを発表。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000002177.html

世界の潮流だからこそ訳しづらいのかもしれませんが、この圧倒的なカタカナ量…。
でも調べていくと、実は前からある概念だったりと、そこまで取っつきにくい言葉では無さそうです。




🗾国内のニュース

🗾【Uber Direct(ウーバーダイレクト)とマーチャントパートナーとは?】日本でもついにサービス開始!

Uber Eatsが新サービス「Uber Direct」を開始。このUber Direct、知れば知るほど便利なサービスなので今後うまく認知されていけば非常に人気が出そう。

https://kaitoblog.tokyo/uberdirect/

WoltがやっているWolt Driveのように配送プラットフォームの外部化ですが、この先にはCtoCも控えているので、Woltよりも小回りが利きそうです。

海外でも2020年頃から開始され、国内でも今年の9月頃からトライアルが始まり晴れて10月から本格スタートとのこと。

まさに国内のフードデリバリーはこれから第二フェーズに突入するので、タイミングとしてはドンピシャというところでしょうか。(いや、ちょっと遅いか。)



🗾郵便局でローソン商品を無人販売、商店の少ない地区で実験

ローソンは、郵便局の空きスペースを活用しローソンの商品を販売する実証実験を沖縄県で実施。知念郵便局の空きスペースを活用して専用棚を設置、那覇市内のローソン店舗から商品を搬入して販売する。

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1442562.html

知念地区は食料品を取り扱う商店が少ない地域で、買い物環境向上に向けた実証実験に参画。」という出店理由を見て、こちらのツイートを思い出しました。

コンビニ各社は画一的な店舗の在り方から脱却し、店舗のサイズや運営形態等、商圏のニーズに合わせて変化していく本質的な姿が見られるようになってきました。



🗾カラフルタウン飲食店商品デリバリー大量注文対応 実証実験、最適ルートで低価格

自動車部品メーカーのアイシンは、カラフルタウン岐阜を運営するトヨタオートモールクリエイト日本タクシーと協業し、フードデリバリーサービスの実証実験を始めた。3カ月間の実証実験期間で採算性などを見極めた上で、その後の事業展開を検討していく。

https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/137430

カーナビで培った技術を応用したシステムで最適なルートを算出し、企業などの大量受注にも対応できる食事配送サービス」ということで、自動車部品メーカーがデリバリーサービスの実証実験をするとは面白く、タクシーと組んでいるので配送量の部分で差別化も図れそうです。

すでに2020年から開始をして岐阜は7例目ということで、本サービス自体の実証実験というよりも、エリアとの親和性を見極めるための実験ということですね。



🗾外食市場に関する調査を実施(2022年)

株式会社矢野経済研究所は、国内の外食産業の調査を行い、市場規模、参入企業の動向、将来展望を明らかにした。

https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3075

2022年度の昨対は約107%になる見込みと、コロナ突入期に比べだいぶ戻ってきましたが、コロナ前最盛期である2019年度対比だとまだ95%台ということで、完全に戻り切ったわけではありません。

また、そもそも食の多様化が進む中で、中食が成長した分、外食が完全に戻るようなことは想像しづらいです。
それこそ、そこを見据えて面で捉えたブランドと、捉えられていないブランドとの乖離が起こっており、市場把握と同時に各社の動向チェックも重要ですね。




🌎海外のニュース

🌎米マクドナルド、大人向けの「ハッピーセット」を発売

米マクドナルドは期間限定で大人向けの「ハッピーセット」を販売。ビッグマックやマックナゲットだけでなく、ハンバーグラーやグリマスの人形など、コレクション性の高いおもちゃが手に入る。

https://www.businessinsider.jp/post-259925

かつやの大人様ランチといった商品に付加価値を持たせるのではなく、あくまでも"おもちゃ"の方に価値を置いたやり方が面白いですね。

国内でもフードブランドとアパレルとのコラボが結構行われていますが、それを「大人向けハッピーセット」と表したところに、センスを感じます。




以上。

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