🍳一週間のフード・デリバリー関連ニュースまとめ［2021/8/30～9/5］

2021年9月6日 07:40

こちらはマックの広告素材でしょうか。

この粒度で人々に伝わる商品が自社にはどれくらいあるだろう？というテストをすると、ブランディングのヘルスチェックになるのではと思いました。 pic.twitter.com/G0laX9PPkv
— IDEAFUL 嫉妬レベルの世界のアイデア💡 (@KENJIRO_SS) September 3, 2021

ブランドに携わる身としては、１つの到達点として目指していきたいですね。

📰プレスリリース

📰Chompy、東急百貨店とデパ地下体験をテイクアウト/デリバリーで再現した「テイクアウト＆デリバリー by 東急フードショー」アプリを共同運営

フードデリバリーサービス「Chompy」を提供する株式会社Chompyは、株式会社東急百貨店と、デパ地下でのお買い物体験をテイクアウト/デリバリーで再現した「テイクアウト＆デリバリー by 東急フードショー」を、渋谷東急フードショー、東横のれん街、東急フードショーエッジの3拠点で試験運用開始する。

以前よりChompy内で、東急フードショーの商品を取り扱っていましたが、今回は専用アプリが立ち上がったということで、おそらくChompyのホワイトラベル的な立ち位置だと思います。

また、単純なテイクアウト/デリバリーだけでなく、複数ショップの同時注文や、ロッカー受け取り等、押さえる所はキチンと押さえたサービスになっていますね。

こちらのニュース動画がわかりやすいです。

📰『出前館』、お店専用のデリバリーサイトをかんたんに作成できる「DeDirect」を開始!!

日本最大級の出前サービス「出前館」は、お店専用のデリバリーサイトをかんたんに作成できる「DeDirect」を開始。「DeDirect」のサービスを通じ、『出前館』に加盟する飲食店のみなさまが、よりスムーズにお店の運営ができるようなサポートを行っていく。

以前より出前館ASPとして展開していたサービスをリニューアルしたイメージでしょうか。

公式のページを見ると、作れるサイトのイメージがなんだか以前より洗練されている気がします。

そして、注目すべきは追加予定機能。

出典：公式ページ

テイクアウトはおろか、イートイン予約機能まで入ってくると、面白いことになりそうですね。

また、出前館の姉妹サイトである仕入館もリニューアルしているようで、上記サービス含め、toBへのフォローも抜かりないですね。

🗾紀ノ国屋がfoodpandaに登場！　foodpandaで渋谷スクランブルスクエア店のグルメ商品が注文可能に！

フードデリバリーサービス「foodpanda」を展開するDelivery Hero Japan株式会社は、株式会社紀ノ國屋との業務提携を通じ、渋谷スクランブルスクエア店の約300点に及ぶ商品のデリバリーサービスを独占的に開始。foodpandaとして初のスーパーマーケット参入となる。

foodpandaや唯一、pandamartという独自の日用品サービスをもっていますが、他社との連携も抜かりないですね。

また、すでにwoltと組んでいるツルハドラッグも導入ということで、引き続きデリバリープラットフォーマーの日用品導入合戦が繰り広げられています。

🗾Uber Eats、高級食材やワイン等の酒類・飲料を提供するアルカンから個人向けデリバリー開始

Uber Eatsは、プロフェッショナル向けに欧州諸国や中南米産の高級食材やワイン等の酒類・飲料を提供する専門商社、アルカンから個人消費者向けにデリバリーを、9月6日より開始すると発表した。

こちらはUberEatsが商社と連携したニュース。

toCとの連携だけでなく、toB向けの卸や商社との直接連携というのもアリですね。

🗾国内のニュース

🗾コロナ禍で新サービス　新幹線で“デリバリー型”車内販売　移動時間を有効活用

ＪＲ東日本グループが、駅中の店の商品を新幹線の車内で注文し受け取ることができる“デリバリー型車内販売”サービスの実証実験を始めた。このサービスは利用客に移動時間を有効活用してもらおうとＪＲ東日本グループが企画、新幹線の座席にあるＱＲコードをスマートフォンで読み取り商品を注文する。

フードデリバリーというよりもお土産を買うイメージでしょうか。

以前、中国で特急電車に乗った時も、同じようなサービスがあり、車内販売はすべてQRコードに置き換わっている印象でした。

🗾マック店員日本最高齢９３歳　週４夜勤「働くことが好き」

全国のマクドナルド店舗約２９００店の最高齢スタッフが、富山県高岡市駅南の高岡駅南店で働いている。２０１９年から勤務を続け「働くことが好き。一緒に働く仲間の存在がとても大きい」とやりがいを語る。

「９０歳で同店のアルバイトスタッフとして勤務をスタート」とあるように、この90歳の時点で働こうと思ったことがスゴイですし、何より、採用したマック側もスゴイですよね。

もはや一人の人間として見習いたいです。

🗾「ファミマフードドライブ」、実施店舗が500店舗を突破　食品ロス削減と食支援の貢献へ

ファミリーマートは、2021年4月から全国展開を開始している「ファミマフードドライブ」の実施店舗が、2021年9月1日現在で500店舗を突破したことを発表した。ファミリーマートは2021年9月に創立40周年を迎えるにあたり、40周年に向けたチャレンジ「40のいいこと!?」に取り組んでいるという。

開始当時まだ数店舗の時に一度noteで取り上げた気がしますが、半年足らずで500店舗にまで増えているんですね。

ちなみに本取り組みをすることに至った「40のいいこと!?」はすでに45にまで増えています（笑）

普通のキャンペーン的なものもありますが、こういった機会にSDGsへの取り組みは盛り込んでいくべきですね。

📰次世代のおいしい「非常食」が誕生。防災の日にデリシャス缶詰「Urban Survival Canned Food2021」がリリース

フードテックベンチャーのネクストミーツ株式会社は、防災の日である9月1日（水）より、サステナブル・ブランド「カンナチュール」と共同開発した「Urban Survival Canned Food（サステナブルな⾮⽇常時の備蓄フード）」の先行予約販売を開始。カンナチュールの公式オンラインショップにて予約を受け付け。

ネクストミーツは手広いですね。

ただ、（カンナチュールで販売している商品全般ですが）缶詰2個セットで￥3,800はなかなかの…なかなかの価格ですね（汗

私はコスパを考えてこちらで…。（どちらも色味が似ている？！）

さらにネクストミーツは代替肉だけでなく、植物性ミルクまで出す手広さ！

🌎海外のニュース

🌎美団、フードデリバリーに特化したSNS「飯小圏」をリリース

美団は今年3月にもユーザーと店舗側のグループチャット機能「商家群聊」をリリースしているが、今回はフードデリバリーに特化した新たなSNSを構築した。同機能は「飯小圏」という名称で7月から試験的に運営されている。

「シェアできるのはフードデリバリー（グルメ、スイーツなど）の注文内容に限られており、それらに関しては友達のおすすめを見ることができる。」とあるように、フードデリバリーに特化したSNSって面白いですね。

また、「友達の注文内容を見ることができ、跟着吃（同じ商品を食べる）をクリックして注文する」という体験もフードデリバリーならでは。

こちらの記事では美団のショート動画機能についても触れていますが、どちらにしても潜在層をターゲットとした需要創出に注力しているようです。

以上。

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