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自らの源泉を知る

少し前に、図解の本を読みました。その中で、ループ図という表現がある事を知りました。
有名なところで言えば、Amazon創業者のジェフベゾスが描いた「Fly wheel」というものがあります。これは事業成長の持続的サイクルを一枚の紙に描いたものとして、非常に有名です。(ご存じでない方は、ぜひGoogle先生で検索してみてください。)

私はこちらを真似て、自分のキャリア経験におけるループ図を描いてみました。
それによると、私のキャリアの基本要素はidea・challenge・self efficucy(自己効力感)の3要素が結果に繋がる構造になっていることが分かりました。その他にも、要素として何の要素が何に影響していて、どう結果に繋がっているかが分かります。私としては、少し複雑化し過ぎましたが、16の要素がビジネスキャリアへの影響を与えている事が分かりました。

では、この図を書くことが何の役に立つのでしょうか?
一つ目は、自らの成功パターンを見える化する事ができます。
二つ目は、見える化する事によって、再現性を高める事ができます。
三つ目は、自分にとって汎用性のあるパターンを描く事が自己理解に繋がります。

結果的に、自らの経験を振り返り、自らの源泉を知る結果に辿り着かざるを得ず、どう行動すれば適切な行動ができるかという原点に立ち返る事ができます。つまり、このループ図を描くことで、持続可能な自分が過去現在を含めた未来への道標になります。

今回、私がループ図を描いた事での一番の気づきは、自分のキャリアは決して最初から得ていたものがある訳ではなく、thinkingとlearningし続けて行動した結果だと思っていて、逆を言うと、今の私も考え続け、学び続けなければ直ぐに陳腐化すると考えています。
そう言う意味で考えると、適切な思考と適度な努力はほぼ確実に結果に紐付くと私は考えており、量・質・方向性・大きさ・勢いを間違えない事がポイントだと思っています。

自らが進みたい方向に進む為には、①進む方向を明確にして、②進まざるを得ないメカニズムを組んで、③習慣化して実行する事が大切だと思っていますが、今回はそのメカニズムの構築に役立つ話ができたのかなと考えています。
誰もが公私含め、失敗続きをし続けるとは思いづらいので、このような何が何の要素に関連して、成功した時のパターンを明確化して確立しておくと、自らがここぞ!という時に活用しやすいのではないかと考えております。

自分を知る事は源泉を掘るところから。
自分なりの「Fly wheel」を描く事で、学びを得られることも多いのではないでしょうか。

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