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最高の人生とは何か?

「決めた未来しか実現しない」という本を読みました。(というよりオーディオブックで聞きました。)確かに決めた未来しか実現しないというのはその通りだと思っていて、私の人生も「決めて→やる」の連続だった気がしています。

この本の一節に「最高の人生とは何か?」という記述があります。
このフレーズを聞いてまず考えるのは「最高の人生って何だろう?」ということです。この答えは人によってかなりブレがありますし、断定することなどできるはずがありません。また、その人のいる状況や年齢、タイミングによっても変わってくるので、定期的なアップデートが必要だとこの本を読んでいて思いました。

では、あなたの「最高の人生とは何か?」と聞かれると、4つの要素に分かれます。「旅する人生」「挑戦する人生」「豊かな人生」「面白い人生」です。その具体的な内容は内面的になるので割愛させていただくとして、大事なのはこの問いに真正面から向き合って、自分は「人生をこうしたいんや!」っていう方向性を明確にすることが非常に大事だと思っています。
そして、どう生きたいか決めたら、その生きたい方向性の解像度を上げていって、自分が目を閉じるとイメージが鮮明になるほど、願望を研ぐことが大事です。

例えば、「ビジネスで成功したい!」という目標を立てたとして、それは「起業なのか?」「会社員としてなのか?」によっても変わりますし、仮に会社員としてだと、「成功とは何か?」という金銭的な価値なのか、ポジションの話なのか、行った仕事の話なのかという話になりますし、仮にお金の話なのであれば、「いつまでに昇給試験を合格して、月収を〜万円上げる」というどんどん具体的な目標になってきます。(それが良いのか悪いのかは置いておいて)
具体的になった目標は、何を達成すれば実現するのかマイルストーンを用意して、より鮮明に「何をいつまでにどのように実行すれば実現するのか」をイメージし、HowとDoの要素にどんどん寄っていきます。実際に行うべき行動まで落とし込んだら、それは実行して終わりなので、早いのかなと思っております。

この過程が、イメージを鮮明にさせるという行動かなと私は思っていて、逆に考えが中途半端にしか固まっていない段階で進めるなんて冒険をなかなか取れないあたりに、私の弱さがあるのかなと思っています。
逆を言えば「どのような状況でも何とかする!」という強い意志と自信を持ってさえいれば、願望の実現というのは非常に容易いものなのかなとは考えています。

さて、話を元に戻すと、まず考えるべきは「最高の人生とは何か?」という標題に対して、「自分はこう生きたいんや!」という強い意志を持って、願望に正直になって、要素分解してみることからがスタートなのかなと思っています。要素分解ができると、「この要素はここが素晴らしい」と自分なりの理想のセミオーダーができるようになるのかなと考えています。
また、では実際「どう生きたいか」が定まったら、あとは前述のように掘り下げていくことが大事なのかなと考えております。

「最高の人生とは何か?」と問われると考えさせられる要素も多くあるとは思うのですが、まずは自分に落とし込み、考え抜き、行動レベルまでイメージを膨らますことがスタートなのかなと感じました。

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