消費ではなく、創造しよう
最近、私が感じている事として、
膨大な情報に溢れている情報社会において、
消費する事が主になっている人が多過ぎるという事です。
人は多様な才能の塊で、もちろん苦手なことも
多くあるかもしれませんが、「何かあなたの得意なもので、
創造・発信してみませんか?」というのが、今回の主旨になります。
・・・
今回、上記のきっかけとして、
私自身が「朝活」という活動を少し前からしています。
ある書籍を読んでいる事を前提に、ワークショップをし、
お互いに突っ込み合いながら気付きを得るという内容で、
「自律的な学びを得る場」として、あえて学びの的を作らず、
ファシリテートするような場として設計していました。
ですが、私の設計の甘さから、人は離れていきました。
一回、最終回として閉めて、もう一度練り直す事を迫られました。
失敗要因としては、下記のように何個かあります。
まず、第一として、
「自律的な学びの場」を設計段階に入れている時点で、
それができてしまう人は一人で学んで、できていない人は
参加をしません。つまり、ニーズが分かれている所に
人を求めても、誰も付いてきません。
第二に、
ハードルを上げすぎたという事。
私にとっては普通なんですが、日曜の朝一から、
メモを取りまくって、ディスカッションをするという事に対し、
抵抗がある人が多過ぎるというのを、私が捉え切れていないのかなと。
第三に、
私という、何者でもない人間という存在。
私が何かコメントをするにしても、凄い人でもないので、
求心力自体が弱かったのかなと。
しかも、コミュニケーションが特段得意でもないので、
「この人がいるからついて行こう」という力がありません。
最後に、
「人はコンテンツを消費・浪費しているのであって、
飽きが生まれる」という基本的な視座に立っていなかった事。
同じコンテンツを4回も5回もやっていたら、
消費で目移りするものが多いこの情報社会で、
生き残ることはできません。
結果的に、ニーズを読み取りきれなかった私の落ち度なんですが、
悔しいな、届かないな、伝わらないなというのが印象でした。
とはいえ、失敗要因こそあったものの、
朝活をやってみて気づきはすごく多くて、
PMFならぬ、コンテンツマーケットフィットを最大限考えるべき、
ニーズを拾い切るないし、ニーズを掘り起こす重要性を実感しました。
・・・
私たちは、消費に慣れ過ぎています。
それは、日々溢れんばかりのニュースが流れてきて、
膨大な量の仕事メールに目を通す日々です。
そんな時代に重要な事はなんでしょうか?
私は自分自身の思考であり、体験であり、その時沸き起こる感情であり、
後に残る経験であると考えています。
その為には、膨大なインプットも大事なのですが、どちらかというと、
質の良い情報のインプットと、適度なアウトプットのバランスが大事で、
現代におけるアウトプットは、
SNSの台頭で、自分と他者との境目がなくなってきており、
いつどこで拡散するか、価値を見出されるかが
全く読めない世の中とも言えます。
そんな世の中だからこそ、自分自身の価値を高めるには、
継続的なアウトプットとしての発信が必要で、
それが、ブログだろうと、noteだろうと、
Voicyだろうと、Twitterだろうと、Facebookだろうと、
mixiだろうと、Instagramだろうと関係はありません。
コンテンツを消費するだけの立場ではなく、
コンテンツを創出する立場に立つ事が、私は大事だと考えています。
思考はアウトプットの過程で、洗練され、収斂されていくと考えており、
物事の見方も他人に影響されない軸を構成しやすくなると思います。
どれだけ簡単な事でも良いと思います。
発信する価値自体も最初は誰もが分かりません。
まずは目の前の皆さんも、最初の一語からスタートしてみませんか。
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