クラシカルでレトロな純喫茶にやっぱりときめく!京都旅行で訪れたい喫茶たち
旅先にある昔ながらの喫茶店に行く理由。それはもちろん、ただ渇いたのどを潤したり小腹を満たしたりするためではありません。
「この雰囲気がたまらない……」そう思わせる喫茶店が京都にはたくさんあります。今回はそのなかからおすすめの3店をご紹介!きっとあなたもお気に入りの喫茶に出会えるはずです。
フランソア喫茶室
1934年に創業した四条河原町にある喫茶「フランソア喫茶室」。2003年には喫茶店として初めて、国の登録有形文化財に指定されています。
ヨーロッパ風情たっぷりの外観からもうたまらない!この感じが不思議と自然に、京都の街並みになじんでいるんです。
「クラシックで上品」ならここ
最大の特長はなんといってもそのクラシカルな雰囲気。バロック様式風の室内は、上品かつ清潔感のある白壁に名作絵画が飾られた落ち着く空間です。
開業当初から本格的な名曲喫茶を目指しているそうで、店内には常にクラシック音楽が流れます。鮮やかなステンドグラスを通して注ぐ日光も美しい。
オレンジが縦に刺さったプリンが名物
全80席のゆとりあるつくりなので、他の来店者を気にせず静かにゆっくりとした時間を過ごすことができそうですよ。
喫茶ゾウ
続いてご紹介するのは「喫茶ゾウ」。こちらは昭和レトロを感じられるタイプのあたたかい雰囲気をもった喫茶店です。
まず、店先にはいかにも昭和の喫茶店らしいショーケースが!純喫茶ファンにはこのポイントにグッと来る方も多いのではないでしょうか。
「レトロかわいい」ならここ
フランソア喫茶室の上品さとはまた違い、喫茶ゾウはかわいらしさが魅力の喫茶店。ドリンクメニューひとつとってもこのかわいさ!
実は珍しいメニュー「チョコミント」
上に乗っているゾウのクッキーがキュート!グラスにあしらわれた店名ロゴのフォントまで、余すところなくかわいい……♡
スイーツ・フードメニューも充実しているので、お腹が空いたときに行くのも◎ せっかくだからといろんなメニューを頼みたくなっちゃいますね。
六曜社珈琲店
最後のおすすめは河原町三条にある「六曜社珈琲店」。1950年創業の老舗で、ご家族で経営されている喫茶店です。
三代目が営む1Fは喫茶(モーニングあり・喫煙可)、二代目が切り盛りする地下店ではバー営業(禁煙)もしているとのこと。どちらに行こうかな?
「おいしいコーヒー」ならここ
六曜社珈琲店は「珈琲店」と名乗るだけあって、自家焙煎の豆をつかったコーヒーをいただける喫茶店です。気に入ったら豆の購入も!
ひらけた「カフェ」のイメージとは一線を画すこの「ザ・喫茶店」の雰囲気と深い味わいのコーヒーの組み合わせに心が癒やされます。
12時からは手作りドーナツも提供されています。テイクアウト不可とのことなので、ぜひ喫茶でおいしいコーヒーとドーナツを楽しんでくださいね。
心ゆくまで喫茶を楽しんだら…
京都の純喫茶を味わった後は、築110年以上の町家が立ち並ぶ路地を1つの宿に改修した旅館「Nazuna 京都 椿通」へお越しください。
「Nazuna 京都 椿通」には京都の自然美をテーマとした「TAKE」「MIZU」「IWA」「HANA」「HA」5タイプの客室があり、それぞれのお部屋はすべて半露天風呂付きとなっています。
ゆっくり旅の疲れを癒やしたら、また明日も喫茶店を探しに出かけてみてはいかがですか?そう、純喫茶探訪の旅に終わりはないのです。