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読書記録【ナベちゃんのヨメ】

こんにちは。まりんです。
読書と映画と旅好きの少女です。

今回もKindle Singleの作品を読みました!
最近はKindle Singleにハマっております!意外と調べてみると有名な作家さんが多く作品を出していました。移動中などで読み切る作品が多いのでこれからもたくさん読んで紹介したいと思っています!

今回紹介するのは先日紹介した『パッとしない子』に引き続き、
辻村深月さんのKindle Single作品『ナベちゃんのヨメ』です。


書籍『ナベちゃんのヨメ』の概要

作品:『ナベちゃんのヨメ』
著者:辻村深月
出版日:2017年7月14日
出版社:Amazon Publishing


書籍『ナベちゃんのヨメ』の紹介


友達以上!恋人未満? 男友達の結婚を巡って揺れる気持ちを丁寧に描いた中編小説。

「六月の第三日曜日はご都合いかがですか?」〝ナベちゃん〟こと渡辺佳哉から、大学時代のコーラス部の同窓生たちに、結婚式に招待する旨のメールが一斉に届く。そのナベちゃんのヨメ(婚約者)が「ヤバいらしい」という噂が広がっていた。

ナベちゃんは物理学科出身で、大手時計メーカーの研究職。コーラス部ではイジられキャラだった。少しなよっとして華奢、男子より女子部員と気が合ったが、モテるわけじゃない。優しく、親切で、部員たちの面倒な頼みを嬉々として引き受けるいい人だったけれど、女子部員は誰も恋人にはしなかった。語り手で、30歳を間近に控えた未婚の会社員・佐和もその一人。ナベちゃんが選んだ伴侶とは? 直木賞作家の腕が冴える、ほろ苦い佳編。


書籍『ナベちゃんのヨメ』の主観だらけの感想


私は前回読んだ『パッとしない子』よりもこっちのほうが好きでした。

すごく「たしかに!」と思える作品でした!!
男友達ってなんだか私たちのものみたいな感じがあって、だから彼の彼女とかって口出ししたくなりますよね。仲いい男友達が彼女ができたり結婚したりしたらなんだか悔しくなったりしますよね。
けど、彼のことは大切に思っていたけれど自分にとって一番の存在では決してなかったな、保険みたいな、なんかあったら頼るみたいな感じだったな、と思うと、なんかごめんねってなりました(笑)。
そんな風に扱っていた人を私たちは決して口出しできないよね、って感じでした(笑)。

「たしかに!」の連続の作品でした!

書籍『ナベちゃんのヨメ』をおすすめしたい方!!


学生時代に異性の友人がいた方におすすめしたいです!
共感性羞恥に駆られます(笑)。
しかし、なぜかすっきりします!!

今後自分にもこのような瞬間があるのではないかと思ってしまいました。
その時に主人公みたいな人になりたいな、なんて思いました。

興味のある方はぜひ読んでみてください!
試し読みもできます!!
Kindle UnlimitedでもAudibleでも聴くことができます!


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