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決意で人は変われない

「よし やるぞっ」と決意を新たにする。有名人のスピーチを聞いたり、頑張っている友達を見たりして、自分も頑張らなくてはと気合が入る。しかし、たいていの場合長続きしない。私自信、決意を実行できていたらもっとまともな人間になっていただろう。この記事では決意では人は変われないという話を、次の記事ではそれでも決意をすることは意味があるし、三日坊主でも無駄ではないという話をしようと思う。(シリーズ化するつもりです)


決意で人は変わらない

人間が変わる方法は3つしかない

  1. 時間配分を変える

  2. 住む場所を変える

  3. 付き合う人を変える

そして、最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

上のは大前研一氏が提唱したもので、御存知の方も多いかもしれない。実際決意で人が変われるのなら、みんな理想の自分にとっくになっているはずだ。決意を新たにするとその日1日ぐらいは大きく変わることができる。昨日までとうって変わって忙しく有意義な生活をし始める。新しいことにもいくつか挑戦できるかもしれない。だが、2日目 3日目 4日目・・・・7日目 となると元通りの自分に戻ってしまう。まさに三日坊主だ。なぜこうなるのか?

人が変わるのには本当に莫大なエネルギーが必要

新たな決意を固めて「よし やるぞっ」と気合を入れると、普段の能力が100ぐらいなのに150ぐらいの能力を出そうとする。いや、変わるためにはそうしなければならないのだがここに無理がある。

本人は自分には150ぐらいのキャパシティ(能力 気力 精神力)があると思い込んでいるが、実際には普通に無意識に過ごしていた100が本当のキャパシティなのだ。一時的に無理をすれば150まで拡張できるだけであってそれを持続できるわけではない。決意する前の、力まずに過ごしていた自分が本当の自分なのだから。

また、多くの人は新しいことにも挑戦したくなる。そうなるとただ忙しくなるだけではない、人は新しいことをやるのには心理的な壁があり大量のエネルギーを消費するのだ。

だから、変化したいと思ったら新たな決意をするよりも環境を変えるほうが良い。






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