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2023年11月〜写真で綴る武漢旅行記 その1〜

苦労して取得したビザで中国で開催される学会に参加した。昔から交流のある団体で、代表である某大学教授・某病院の先生・秘書の私と3人で渡航した。4つ星ホテルのスイートルーム、朝昼晩の食事、観光ツアーまでついているVIP待遇。滞在はとても快適だけど仕事がない日も「案内しますよ」と気を遣ってくれる。説得し初日と最終日はフリーにしてもらった。


渡航前 - いったい何が真実なのか?-

今回の開催地である武漢 -wuhan- はCovid-19発祥の街というイメージが強い。いや、あまりよく知らない人にしたら、もうそれしかないくらい。しかも、前首相の突然の死や拘束された日本人など不吉なニュースが連日流れ、私のまわりの日本人も「危ないんじゃない?」「写真を撮ったら捕まる!」などすごく心配され、反応はよくなかった。
一方、周りの中国人たちは「武漢、いいね!楽しんできてね!」という感じ。私も中国は3回以上いってるので、大丈夫と思っていたけど、それは10年ほど前だ。あまりにも心配されるので、渡航が近づくにつれて、うっすらと不安がつのった。いったい何が真実なのか?

にぎわう朝のKIXと、PVGの寂れ感

以前はよく朝便で関空からソウルを利用していた。その時と同じか、それ以上の人の多さでぎわう朝のKIX。コロナ禍から完全に復活している様子。天気は爽やかな秋晴れ。

上空からのKIX

一方、到着した上海浦東 PVG は驚くほど寂れている。空は分厚い雲に覆われてどにょりしていた。大きいだけに、人の少なさが目立ち、お店も半分以上は閉店。誰もいない免税店で口紅を見ていたら「All Sold Out」と言われて驚いた。2017年に訪れた時はすごい人混みで賑わっていたのに・・・

PVGといえばこの天井が印象的

不動産バブル崩壊で経済が悪化していると聞いていたけど、まさかこんなに変わっているとは。はやく査証を撤廃したらいいのになぁと思いつつ、5時間をまつ。ちなみに、ここで入国したのでけっこう時間がかかりました。
ターミナル1に移動すると、翡翠拉麵小籠包があるじゃないですか!小籠包とぬるいチンタオビールで乾杯。やはり美味。翡翠(クリスタルジェイド)の小籠包は食べるだけで幸せになれる!ミシュランや数々の賞を受賞しているこのお店、たしか日本にはないと思います。

松露の小籠包!先生方も大満足でした!

搭乗前、分厚い雲が一瞬開き、そこから真っ赤な光が漏れる。街灯がともり、いざ武漢へ!

雲の切れ間から夕日
これが最後に見た太陽。帰る日まで曇っていた
17時20分のフライトで武漢へ

中国東方航空(MU)に搭乗した感想

MUに搭乗するのは13年ぶりくらい。サービスが以前よりだいぶ良くなっていた。預けたスーツケースも割れてなかった。(13年前はバキバキでした。)もしも、出てきたスーツケースが壊れていたらその場でbaggege Claimへ行ってください。事後では取り合ってくれません。広州のbaggege Claimで、上限4,000円程弁償してくれたし、帰国後、海外旅行保険金にも請求できました。

KIX PVG線。この炒飯は美味しかったです!
PVG WUHの国内線では搭乗したら座席に機内食が置いてありましたw 2時間の短いフライトだからでしょう、効率的ですね。
しかし開けてみると、残念。隣の人も食べてない。帰りは普通に美味しかったので、国内線は当たり外れある感じです。日本の国内線のエコノミーは機内食ないですね。
帰りの便の国際線。イケメンCAさんが日本語で話しかけてくれてとても親切でした。
MUの翼

遂にきたやってきた武漢!

暗闇に真っ赤な字で「武漢」。
武漢(ぶのおとこ)強そうな名前だけど、中国語では「うーはん」とかわいい響きだ。

真っ赤なネオンサインがいい感じ
空から見た美しい武漢の夜景

武漢天河国際空港へはお迎えがあり、金銀湖近くのホテルへ。長江と漢江が流れ、千湖といわれるほど湖が多い、人口1千万人以上の大都市。気温は京都とほぼ同じだが、湖のせいか湿度はもっとある感じがした。午後9時からはじまる歓迎会は、疲れ果て頭痛がひどかったので男性陣に任せ、私は部屋で静かに過ごした。

つづく

ちなみに、部屋が広すぎてびっくりでした!

一人でここは落ちつかない。広すぎる!
家族団らんできますね。
会場でもあるホテルのロビー。全て規模が大きい。

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