幸福感を味わう～キッチャリーとは～

久しぶりに食べた味は優しくて心がふわっと包まれた感覚になった。

なぜかこれだけで充分な感覚になる。

この感覚は他の食べ物の中で唯一これだけ。

１．キッチャリーとは

キッチャリーとはアーユルヴェーダのお粥のことで、

お米、消化を高めるターメリックなどのスパイス、塩、生姜、
付け合わせに根菜や葉野菜などを乗せたシンプルなものでできている。

体が疲れたときや精神的に満たされないとき私は甘みを求める体質だ。

だが、いくらお菓子などの市販品で甘みを取り入れてお腹いっぱいになってもこのお粥を食べたときのような心が満たされる感覚にはならない。

きっと体に必要なものは案外シンプルなものだけでいいのかもしれない。

２．キッチャリーを食べるのに適した体調

・季節の変わり目や気圧の変化で体が重だるいとき

・外食などで普段とは異なる食事をした翌日

・体の疲れを感じる時

・生理前や生理中

これらの体調の時はどれも消化力が弱っているとき。

体調が優れないときに消化しやすいものを食べることが、その後の体の回復を早め、疲れを持続させないことにつながる。

＝普段から取り入れることで、免疫力を落とさないということにもつながる

やってみて驚いたことは、

生理中3日間をお粥など消化の良いもので過ごすことで、肌のコンディションが本当に違う。

消化に負担がかからないから、
体の要らないものがきれいに外へ出ていくのを助けてくれる。

忙しくて料理できない人にこそ、このシンプルな食事をぜひ勧めたい。

３．キッチャリーの作り方

材料（２人分）
・米　1合
・オイル　小さじ２（バターから作られるギーというオイルがおすすめ）
・生姜　小さじ1/2
・塩　　小さじ1/4
・ターメリック　少々
・水　4カップ（計量が手間な場合、米より3㎝程多く水を張る）

作り方
１．米を軽く洗う。
２．鍋にオイルを入れ火にかけ、鍋が温まってきたら生姜、塩、ターメリックを加える。
３．生姜がフツフツとしてきたら米を入れ、米全体にオイルがいきわたるように混ぜる。
４．水を加え弱火で30分程加熱する。
（圧力鍋の場合、ピンが上がったら10分加熱）
５．米に水分を含み、軟らかくなったら完成

週末の疲れを癒すシンプルな食事。

ぜひ取り入れてみてください(^^)