COFFEE

39歳の時、腰に腫瘍が見つかり手術をする事になりました。腫瘍が見つかるまでとその後につ…

COFFEE

39歳の時、腰に腫瘍が見つかり手術をする事になりました。腫瘍が見つかるまでとその後についてを、自分の備忘録と同様の病気の人への情報提供として投稿します。

最近の記事

術後1ヶ月

退院後約2週間後、手術から約1ヶ月後に、外来受診があった。 レントゲンやMRIを撮る訳でもなく、ただ問診のみであったが、病理検査の結果が出るだろうと、ドキドキして受診した。家族もみんな、この日までは気が抜けなかったと思う。私自身も最悪の事態(腫瘍が悪性で、がん治療が始まる。)を想定していた。 結果は良性。 ホッとした。嬉しかった。マスクの下で笑みが溢れた。 手術中の写真も見ることができ、かなりグロテスクだったが、イメトレを熱心にしていたので、驚いたり、動揺はしなかった

    • 退院

      抜糸が終わった流れで、退院も可能となった。退院日は自由に決めて良いとの事だった。 まだ日常生活に戻るには諸々の不安があったが、早く帰りたい気持ちもあった。幸いな事に、我が家の退院後のサポート体制は整っていたので、抜糸の翌日に退院を決めた。 退院が決まると、身体と心が覚悟を決めた感覚になった。ここは私の居場所ではない、帰るべき場所に帰り、病人から抜け出さなくては。 1番心配しているのは、病理検査の結果がまだわからないこと。約2週間後の再来の時になる。それまではまだまだ気が

      • 抜糸

        術後1週間で抜糸の予定であったが、先生の都合上、8日目に抜糸をした。 抜糸というと、ヒリヒリ?チクチク?などの痛みを伴うと思っていたが、実際は、分厚目のテープをピリピリ剥がすだけで、痛みは全くなし。傷口の周りが痒くなっていた私にとってはむしろ気持ち良いくらい。先生と会話しているうちに終わっていた。

        • 術後一週間

          1週間が経ちました。今ある症状をまとめる。 ・右足の脛から足先にかけての感覚が鈍い ・右足鼠蹊部の重だるさ、つまり感 ・傷の突っ張り感 ・腰が重い感じ ・喉のイガイガ ・僅かな息苦しさ  少しずつ良くなっている気はするものの、まだまだ時間はかかりそう。 一方で手術前の痛みは、術後ないので、腫瘍が原因だった事は間違いない。

          術後6日目

          眠剤を飲んで寝て目覚めた朝。 朝までグッスリ!とはやはりいかず、1、2時間おきに目は覚めてしまうものの、すぐに眠りにつける感じ。そして夢を見る!元々眠りが浅く 夢を見やすいが、目覚めて寝るごとに違うストーリーの夢を見る。なので、朝方まで4、5本の夢を見てしまう。悪夢ではないのが幸いだが、結構疲れる。それでも飲まないで寝るよりは【寝れた】感があったので、嬉しかった。今日の夜も処方してもらうことにした。 頭痛、吐き気、胸のつかえる感じは、昨日よりはまた少し良くなっている気がする

          術後6日目

          術後5日目

          傷の痛みは寝返りしても、いててってならないくらいに落ち着いた。(表現が下手) 頭痛も昨日に比べると、また痛いと感じる回数が減ったし、痛みも弱い。 さて、残るは食後の気持ち悪さ。 食欲はある。だけど、食べ終わってしばらくすると、ゲップと胃のムカムカが出てくる。妊娠中の悪阻に似ている。逆流性食道炎もなった事ないけど、こんな感じなのかな? でも昨日よりは良くなってきている。かな?劇的に改善してはないけど。 リハビリは今日、明日とお休みなので、病棟内をグルグルお散歩20分。良

          術後5日目

          術後4日目

          昨日より傷の痛み、頭痛、吐き気は良くなってきていると感じるものの、左の後頭部にズキっとする痛みと、何となく気持ち悪いが続いている。特に昼食後に吐き気が強くなった。 シャワーが解禁され、身体はスッキリしたのに、気分が優れない。落ち込みやすい。 生理も影響しているかもしれない。 まだまだ術後4日目。自分の身体とこころを労わりたい。

          術後4日目

          病院の長い夜

          時間の流れる感覚は、置かれた状況や精神状態により、長く感じたり、あっという間に感じるたりする。 時間を感じながら、体内時計を狂わせない様に規則正しく過ごすことは大切だけれど、囚われすぎちゃうと、苦しくなる。 入院中の夜はその時間との戦いになる。戦いと言ってしまっている時点でアウト!気にしちゃってる証拠。そして一度気にし出した事を、すぐに気にしないに切り替えられたら、こんな事を書いてはいない。 なので、入院中、夜寝られなくても、諦める事にした。 傷が気になって寝られない

          病院の長い夜

          手術の為に身体に繋がれた管たち

          麻酔前 ・点滴 ・心電図 ・酸素濃度計 ・酸素マスク ・フットマッサージ 麻酔後 ・酸素の管 ・尿の管 ・血を抜く管 手術後、病室に戻る時に、酸素の管は抜かれて酸素マスクに 手術当日に外れたもの ・酸素マスク 術後1日目に外れたもの ・心電図 ・酸素濃度計 ・血を抜く管 術後2日目に外れたもの ・尿の管 ・フットマッサージ(常に付けていた訳ではないが、一人で歩行が可能になるまで、1日2回ほど付ける) 術後3日目に外れたもの ・点滴の管(点滴自体は2日目までだったが

          手術の為に身体に繋がれた管たち

          術後3日目

          リアルタイムに追いつく。 Good Sleepには程遠いけど、少しは【寝た】感を感じて目覚めた。術後の一晩は、10分が1時間位に感じていたけど、今は少しずつ流れる時間が体感する時間と一致してきている感じ。それだけ身体が痛みや不調や不安から解放されてきているのだと思う。 朝ごはんも【食べたい】と思えた。 ご飯が食べたいと思える気持ちがこんなに嬉しいなんて知らなかった。いや、忘れてしまっている。いつも。健康に1日過ごせる事のありがたさ。喜び。また忘れてしまう日もあるかもしれ

          術後3日目

          術後2日目

          まだ吐き気と頭痛は続いていたが、昨日よりは回復していた。 午前中からリハビリがあると言われ、この状態で!?大丈夫?と心配だったが、車椅子でリハビリ室まで行き、リハビリの先生にサポートしてもらいながら、歩行の練習。歩けた。だけど、一歩目の右足がガクッとなり、怖かった。これも痺れの影響かなと思った。左足はなんの違和感もないので、余計に気になる。 午後もリハビリがあり、最後には杖を右手 に1本付いての歩行が可能となる。 おしっこの管をどうするか、看護師さんと相談する。早く身軽

          術後2日目

          術後1日目

          実際の術後1〜2日目は、noteを書く気力、体力はなく、現在は術後3日目。ようやく頭痛、吐き気、傷の痛みから解放されてきたことを感じることができ、前向きな気持ちになれてきたことで、振り返って書いていく。 術後1日目は、吐き気、頭痛が辛かった。 硬膜(脊髄を包んでいる膜)を切り開いての手術のため、髄液が必ず漏れてしまい、それにより、頭痛や吐き気が生じると、術前から何度となく説明を受けていた。 しかし、偏頭痛や吐き気を人より感じることが少なかった私は、 「大したことないでしょ

          術後1日目

          手術当日

          夜は思ったよりも眠れた。といっても何度も目が覚めてその都度、手術の事が頭をよぎったけど。 9時頃から点滴が始まり、開始時間が13時に正式に決定した。(当日にならないと、正式に決まらないらしい。) 10時頃に手術着に着替え、スタンバイ。下はまだ履いたまま。 12時頃にトイレを済ませ、ふんどしをしめた。初ふんどし。ゆるゆるふんどし。心許ない。 手術室前で旦那さんの顔をみる。逆の立場もきっとツラいよね。 手術室に入ると、着々と準備は進み、点滴から麻酔が入ってきて、腕が少し

          手術当日

          入院3日目(手術前日)

          今日も特に予定はないが、手術前日は、必ず入浴することになっているらしい。湯船にお湯を張り、ゆっくり温まった。お風呂上がりに飲んだ100%のフルーツジュースが、とぉーっても美味しかった。 今日の夜9時以降は絶食となる。いよいよ明日は手術。頑張ろう。

          入院3日目(手術前日)

          入院生活で役立った物

          病院からもらう入院案内には書いていないけど、個人的にあって良かった物 ・ペーパータオル これがあれば、お風呂以外にタオルはいらない!1パックあれば、数週間はもつ。 ・羽織もの カーディガン等、普段使っているものが良い。新しいのを買って着るより落ち着く。病衣は気がつくと前がはだけていたりするので、一枚羽織ると安心。 ・クッション 病院でも借りることはできるが、これも、自宅で使っているものだと、安心して寝れたりする。かさばるけど、持ってきて良かった。 ・水筒 セルフのお湯やお茶

          入院生活で役立った物

          入院2日目

          特に検査などの予定もなく、ゆっくりと過ごした。心配していた朝の痛みもほとんどなく、ここ最近の中では調子の良い日が続いている。廊下もスタスタ歩けるので、病人ではないみたい。 手術後しばらくは、こんなに痛みがなく過ごせることもないだろう。この時間を堪能しておく。

          入院2日目