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働き方は目標でなく選択肢

目標を見直す事になった。

それは、ここの所ずっと書いている、就職し生活や、環境が大きく変化するためである。

僕が個人から、もう一度、サラリーマンに戻って副業として、物書きの仕事を続けるとなった時に、声をかけてくれた友人が沢山いた。

「個人でやってきた事は辞めちゃうの?」という事を聞かれたが、かつてやっていた副業のような形で続けると伝えると、少しモヤモヤしている様子だった。

僕のアドバイスとも言えない助言を、しっかりと聞いてくれた友人も何人かいるが、彼らは僕の経験を話した時から、サラリーマンを続けながらも副業を始めていて、僕も微力ながら支えになってこれたようでであった。

だから、彼らからすれば、僕が個人を辞める事は、自分の副業の行く末のように映ってしまったのかもしれない。

だから、少しでも心配させてしまった事には、悪い事をしたと思ってしまった。

ただ、同時に友人にした話がある。

それが、目標の話だった。

会社勤めをしていると、目標とは四半期毎の営業成績などを思い浮かべる人がいるのかもしれないが、友人と話したのはそれらではない。

具体的な違いは、期間の長さと、より自分個人に関する何かだという事である。

期間で言えば、会社での個人の目標であっても、長期目標があるのかもしれないが、過去に僕が経験した所感では、長期的な目標を達成するだけの胆力は無く、多くの人が短期的でわかりやすい結果を求める。

すると、評価する側も、評価される側も、短期的な目標に集中して、長期的な目標は蔑ろにされやすい構造が常態化してしまうのだ。

つまり、多くのサラリーマンが、長期的な目標を立てたり、それを達成するための行動や手段を経験できないのである。

しかし、副業はそれに当てはまらない。

サラリーマンが副業すると、様々なメリットがある事は、多くの人が知る事実となったが、僕が思うに、この長期的な目標を立て、それを達成するための練習ができるという点も、ひとつのメリットである。

副業でこれができるのは、副業は至って個人的な業であり、その中の個人的な目標であれば、舵きりし易いし、誰にも何も言われないからである。

だから、僕も副業サラリーマンに戻るこのタイミングで、もう一度目標を見直す事になったのは、ある種当然の事とも言える。

ただし、大きな目標は変わらない。

これが変わるようなら、サラリーマン生活をわざわざ選択しないだろう。

サラリーマンとして働く事も、副業することも、個人で働くことも、全部選択肢であって、それ自体が目標ではない。

選択肢であるから、自分に合っているものを選ぶ事ができるのだ。

もちろん、この選択肢は誰しもが持っているわけでないし、選択肢を広げるためには、時に集中して努力することが必要なのは間違いない。

そこには、個人だろうがサラリーマンだろうが、短期的な目標は存在するだろうけど、もっと長期的な目標は大きく変わるものではないはずである。

この話を聞いた友人は、どこか安心した様子だった。

手段を目的にすり替えて認識してしまう事は、しばしばであり、僕もそんな経験をたくさんして来た。

友人は、それに気がついて、また目標を再確認したのだ。

その安堵の表情に、僕も思わず嬉しくなった。

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