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今度はトイレトラブル|2020.07.16(thu)

今日の夕食は豆腐ハンバーグにしようと朝から計画。冷凍庫からひき肉を出して解凍し、ビオセボンで豆腐を買いに行く。

豆腐に関しては、日本食材店で売っているものより、made in Franceのこちらのほうが断然美味しい。豆の味がよく、うちでは冷奴で食べたりもしている。ハンバーグにするのは勿体無いかもしれないけれど、肉肉しいものより好きなので、こちらを活用している。


ビオセボンで買い物したあと、日本の友達に頼まれていた「すみれの砂糖漬け」を買いに、ラデュレまで。いつもあれだけマカロン目当てで客が殺到しているのに、今日は誰もいなかった。店員さんが一人ショーケースの前で立っているだけ。不思議な光景。

すみれの砂糖漬けの写真を見せたところ、今日はないという。明日入荷するからまた来てとのこと。せっかくここまで来たのに〜と思いつつも、仕方がないので、また品切れになる前明日、来るしかないか。


モノプリでいつもの買い物を済ませたあと、ジョーマローンで気になっていた香水とボディークリームを試す。店員さんが私のフランス語を聞くなり、英語に切り替えてくれた。以前ならそれで自信を喪失していたのだけれど、今は「言葉が通わせられる」ことのほうがストレスなく重要だと気づいたので、何も思うことなく、こちらも実用的な英語をすんなり使うようになった。

フランス人の英語は、フランス語訛りがあったり、たまにフランス語が混じったりするけれど、まくし立ててきたりしないし、お互い慣れない英語を話している感じがするから、こちらも肩肘はらずに英語を使えるのがいい。


帰って来たら、日本から郵便が届いていた。江角さんからライター塾の資料と修了の記念品。わざわざ1万キロ離れたこの地にわざわざ送ってくださる丁寧さ、そして心のこもった贈り物に心が温かくなった。

エッセイコンテストに応募するために書いては添削をお願いしているのだけれど、江角さんは毎回しっかり直してくれる。これは講座外のことだから、1回1回かなり申し訳ないのだけれど、「何度でも大丈夫です!納得いくまで書いてくださいね〜!」との言葉を添えて。

こんなにも向き合ってくれる人がいることで、私ももっと頑張ろうと思えるし、主婦にとっては決して安くなかったライター塾だけれど、受講して本当によかったと毎回言葉を交わすたびに思う。


アパルトマンの退去を間近に控えて、住宅トラブルが相次いている。灯がつかないリビングの照明に続き、今度はトイレ。昨日から突如、チョロチョロ〜という音がトイレタンクから止まらなくなった。調べてみるとどうやらトイレタンクの水漏れのよう。

止水栓で水を止めようにも、それが硬くて動かないらしい。夜の時間外だったから、とりあえず仲介不動産会社に夫がメールを送る。

基本フランスの修理系は依頼から作業完了までが遅い。以前お風呂のバスタブ横から水漏れが起きた際にも、2週間近くシャワーを使うなと言われた。そんなの無理だから、台所シンクでシャンプーをしたり、バスタブから出ないように静かに体を洗った。

今回はどうなることやら。


寝る前に、「南極料理人」という映画を観た。南極での閉鎖的&極寒環境での暮らしに比べたら、普通にスーパーに行けて、多少の日本食を食べられるパリでの暮らしがあまりにも贅沢に思えてきた。



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