あるものだけで作る「なすのチキンカレー」で、夏越しのからだをいたわりたい。
だんだん暑さが和らいて過ごしやすくなってきたけれど、夏の疲れがドーっと出やすいタイミングの今。
どうか皆さま心とからだをいたわってほしいと願い、「あるものだけで作るカレー」第2弾ができました。
食べたものが薬になる=「医食同源」。スパイスは薬効成分の宝庫ですからカレーはまさに夏越しのからだをいたわるのにピッタリなんです。
|おいしさ深まる3つの工夫
第1弾の「じゃがいもカレー」と作り方の手順はほぼ同じなのですが、おいしさ深まる《3つの工夫》をご紹介します。
その1:【保存版】鶏もも肉+下味の黄金比率
調味料に漬け込んで置くことで、もし冷凍する場合は「冷凍焼け」を防いでお肉も柔らかくなります。
カレーにとどまらず、鶏もも肉を買ってきてすぐ使わない場合も、下味を付けておけば、焼いても、煮込んでも、蒸しても、揚げてもおいしくなりますよ。
その2:油をたっぷり孕ませる
フライパンの中でなすを揚げ焼きのように、油をたっぷり孕ませます。大さじ3杯使います。
なす料理って「おーい、大丈夫かい?」と思うくらい、油を吸いすぎて健康上ちょっと怖くなる時があるのですが、油を控えめにした時は、結果的においしく出来上がらないのです。
何事もメリハリでいいのかなって思います。
次のごはんはさっぱりしたもの、油控えめなもので心地よくコントロールできればいいのかなって。
その3:ちょっと焦がすと「おいしい」
鶏もも肉を焼く時は、なるべく触らず、ひっくり返すだけに留めて、ちょっと焦げちゃった?と思うくらいがいい感じ。香ばしさがおいしさの決めてです。
では、さっそくレシピをご紹介しますね!
|材料(2人分)
鶏もも肉 150g
(下味 : にんにく5g、しょうゆ・酒 各小さじ1)
なす 1本(120g)
油 大さじ3
しょうが 5g
カレー粉 大さじ1
ケチャップ 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
水 60ml
レモン汁 大さじ1/2
|作り方
鶏もも肉150gは、食べやすい大きさに切って、
すりおろしにんにく5g
しょうゆ・酒 各小さじ1
を揉み込んで10分以上置きます。
油 大さじ3
みじん切りしょうが5g
(パンチを更に出したい人は、みじん切りにんにく5gも+すると◎)
カレー粉大さじ1をフライパンに入れて、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜてから、ふつふつするまで熱します。
なす1本(120g程度)を食べやすい大きさに切ったそばからすぐフライパンへ入れます。油を吸って、しんなりするまで3分揚げ焼きします。
下味を付けた鶏もも肉を加えて、香ばしい色がついて赤みがなくなるまで焼きます。
水 60ml
ケチャップ 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
を加えて、とろみが付くまで1〜2分炒めます。
仕上げに、レモン汁 大さじ1/2を加えてサッと混ぜたら、レモンの酸味が飛ばないうちに火を切りましょう。
ごはんと共にうつわに盛り付けて完成です。
写真では、豆まめ塩マスタード炒めの「いんげんだけver.」と赤たまねぎの「酢玉ねぎ」を添えました。
▼味付けは「塩とマスタード」だから、カレーにも抜群に合うんです
▼作っておくと「付け合わせ」に大活躍の「酢玉ねぎ」
|プール後に食べたら天にも昇るおいしさです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ちなみに…夏はもう終わりそうですが、今さらプールに行き始めました。
程よい疲労感と浮遊感が子どもの頃に返ったみたいで心地よく、プール後に食べるもののおいしさは格別です。
近所のオーガニックスーパーで週末に売ってたサンドイッチ(パンも具もこだわり抜いてて、乳製品フリー)をパクりと食べた瞬間の高揚感で、天にも昇れると感じちゃったわたし。
きっと「なすのチキンカレー」も、運動後に食べるのが【おいしさ深まる4つ目の工夫】ですね。
作ってくださる方がいらしゃれば、コメントで教えてもらえたら、とっても励みになります。
発酵調味料・旬ごはんの食材別レシピ索引、作りました。今日のご飯作りにお役立ていただけたら幸いです。
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